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愛知高等学校 インタビュー
国際教養コース新設! 他の学校やコースでは学べない学びと、先生方の手厚さが魅力明翫大介さん/加藤百音さん/佐藤理世さん/矢島哲平さん
【明翫さん】学校説明会で、先輩方が部活の紹介や校内の案内をしてくださったんですが、みんな優しくて明るくて「なんかいいなあ」と。その雰囲気に惹かれたのが決め手です!
【加藤さん】実はもともと私は、公立高校の国際系学科を志望していました。でも、愛知高校にも「国際教養コース」が新設されると聞いて。めちゃくちゃ悩みましたが、中学の先生が「(私の)性格的に、はっちゃけすぎてなくて、落ち着いた手厚い校風が合っていそう」とアドバイスをくださったんです。それで決めました。
【佐藤さん】私も別の高校と迷っていましたが、大学進学実績の良かった愛知高校を選んで、進学コースに入るつもりでした。でも、説明会で聞いた国際教養コースの話にすっかり引き込まれてしまったんです(笑)。塾の先生や親からは「国際系に絞り込みすぎると、将来的な進路が狭まる可能性もあるよ」とアドバイスされたんですが、本当は中学生のころから国際系の勉強に興味があって。ギリギリまで悩みましたが「やっぱり自分のやりたい道にこだわりたい!」と、国際教養コースに決めました。
【矢島さん】総合型選抜で受験できて、留学制度があって……という点を条件にしていたんですが、1番のネックは「長期留学すると(単位取得の問題で)高校を留年しなければならない」ことでした。でも、愛知高校の国際教養コースは留年しないで3年で卒業できるんですよ! やっぱり同級生の仲間たちと一緒に卒業したかったですし、そこはすごく大きかったですね。
【明翫さん】国際教養コースの1期生ということもあって、何かと自由度が高いのが良かったです。カンボジアでの海外研修のための事前講義とか、専門性の高い英語の授業とか、他のコースにはないものが多いと思います。将来の夢を叶えるためにどうするかをみんなで考える授業とかもあって、楽しかったです。本当に期待以上でした。
【加藤さん】私は「絶対に英語が話せるようになりたい!」という思いが強くありました。その中で大きかったのは、オンライン英会話を毎日、しかもかなり安く受講できることです。とにかく、少しでもたくさん英語を話す機会が欲しいと思っていたので、「ここまでやってくれるんだ!」って。他の学校では、なかなかないと思います。実際に親にも「英語力、伸びたんじゃない?」って言われて嬉しかったです。あとは相談とか個別対応とか、普段の学校生活も先生方がすごく手厚く対応してくださるのがとてもありがたいです。
【佐藤さん】私もオンライン英会話と先生方の手厚さはすごく嬉しいです。特に、担任の先生には心から「出会えて良かった」と思います。
【加藤さん】そうそう、ほんとそれだよね!
【佐藤さん】英語の先生なんですけど、授業での教え方とか与えてくれる情報とか、すごく自分に役立ってると感じます。悩みとかにもすぐに気づいてくれて相談に乗ってくださったり、もうなんて言うか「お母さん」みたいな感じです!
思っていたのと違ったという面では、私たちが1期生なので学校もまだ手探りな部分があるのか、学びを「生徒と一緒に作っていこう」という感じがあります。悪く言えば完成されていないとも言えますが、自分たちが基盤を作るんだと思ったら楽しみでもあり、責任重大でもあるなって。
【矢島さん】国際教養コースは少人数クラス(1期生は13人)なので、最初は少しそこが不安でした。でも蓋を開けてみれば、一人ひとりを大切にしてもらえている実感があります。「量より質」ですね! あと、僕は部活動でラグビーに熱中しているので、家に帰ってからの勉強はちょっと大変です。疲れていても「眠ったら終わり」だと思って頑張っています。でもまあ、それを含めて高校生活を含めて楽しめていると思います!
【明翫さん】大まかに言うと現地交流です。3泊5日でさまざまな場所を訪れ、現地で活躍する日本人や、現地の子どもたちを中心に交流します。交流した子どもたちのバックボーンはさまざまで、学校に行っている子も、そのあたりで遊んでいる子もいるし、農村の貧しい子もいれば、いわゆる富裕層の子どもたちもいました。
【加藤さん】もちろん小さな子どもたちだけじゃなくて、私たちと同年代の高校生や大人とも交流できます。日本語学校や私立校を尋ねて、料理や折り紙、けん玉、書道などの日本文化を教えたり、逆に現地の文化を教えてもらったりしました。
【佐藤さん】日本人の方が運営していて、現地の就労や教育の支援に取り組む「earth tree」っていうNPO団体も訪問しました。実際の支援の様子を見学したり、その村に暮らす人たちと交流も行います。ただ、ここに暮らす人たちの多くは英語も日本語も話せないので、コミュニケーションの基本は気合いとボディランゲージです! その経験も、良い勉強になりました。
【矢島さん】IKTT(クメール伝統織物研究所)は、内戦で失われかけた現地の伝統的織物の技術を守り、活性化しようとする団体で、これも日本人が設立したものです。繊維や染料も自分たちで育てて生産しているんですが、僕たちもそこを訪れ、見学したり、生産過程を体験させてもらったりしました。IKTTの仕組みに衝撃を受けましたね。伝統的な技術を継承できる人を育て、それをゼロから生産していくということは、生活の糧を得ることと教育が同時に成立しているということです。僕はまちづくりに興味があって、古い文化的な建物や空き家を再生しながら繋がりを生み出すようなプロジェクトに取り組みたいと思っているんですが、すごく大きなヒントをもらった気分です!
他にも、特によく覚えていると言うか、後悔していることがあります。あるときバス停で、小さな子が手作りのアクセサリーのようなものを売ってたんです。生活のために。でも僕はそのとき何もできなくて、そのままバスに乗ってしまいました。「どうして行動に移せなかったんだろう」という反省は、今でも自分にとっての宿題になっています。
【佐藤さん】私は将来、やりたいことに賛同してくれる仲間を集めて社会貢献できるコミュニティを作りたいと思っています。その点で、やっぱり「earth tree」での経験は大きかったです。雇用を作って、学校の教育システムを作って、それが村の中で循環しているってすごいと思います。私が目指すような活動をしている人に会いたい、将来は私もそんな環境で働いてみたいと思っていたので、たくさん刺激をもらえました。改めて「私のやりたいことはこれだ!」と確信できました。
【加藤さん】私は「学ぶ姿勢」ですね。現地の子たちって英語が上手ですけど、学校でも長時間学べるわけじゃないし、塾にも行けません。それで「どうしてそんなに上手なの?」って聞いたら、純粋に「もっと話せるようになりたいから」って言うんですよ。もう私、本当に感動して。私たち日本人は、すぐ「学校が面倒、塾に行くのダルい」なんて言いますが、「学ぶ」ってこういうことなんだなと。言語習得は私にとっても最大の目標ですが、やっぱりこういう意欲が大事だと心から痛感しました。
でも「earth tree」では、ほとんど英語が通じなかったにも関わらず、お互いに「伝えよう」という意思があれば伝わるということも分かりました。高校では英語を集中的に頑張って、大学ではもっとたくさんの言語を学びたいと思っていますが、言語だけがコミュニケーションツールではないことは忘れずにいたいです。
【明翫さん】いろんな場所を訪れていろんな人に会いましたが、彼らの暮らしは経済的な格差がはっきりと分かれています。でも衝撃的だったのが、みんな幸せそうだったことです。貧しくても、家族や友人との繋がりに幸せを見出したりして、それぞれの価値観に基づいて、それぞれの幸せと豊かさを実感しているんです。
それと、カンボジアは激しい内戦を経験してきた国です。僕は今「どうして戦争や内戦が起こるのか」に強い興味があるんですが、例えば表面的には平和だけど、すごく格差があったり自殺率が高かったりする国がありますよね。僕はそれを「絶望の平和」って呼んでますが、そこから脱するには戦争やそれによる雇用、産業活性にしか希望を見出せなくなるという仮説を得ました。まだ答えは出ませんが、とても考えさせられる研修でした。
【明翫さん】国際教養コースは、他のコースとはまた一味違ったいろんな体験ができるので、そんな高校生活に興味がある人にはぜひ来て欲しいです!
【加藤さん】私もそうだったんですけど、いま明確にやりたいことがない人でも大丈夫! ちょっとでも国際的なことに興味があれば、まずは愛知高校国際教養コースに来てから見つけることができます。ぜひ一緒に「やりたいこと」を探してみませんか!?
【佐藤さん】カンボジア研修もそうですけど、一般的な高校生が経験できないようなことをたくさん経験さえてもらえます。あと、部活動も楽しいですよ! 私は陸上部なんですけど、学年関係なくみんな仲良しでめっちゃ楽しいです!
【矢島さん】何と言っても先生方からのサポートが手厚い点はすごく安心できます。海外研修やその事前研修などかなり内容も濃いですし、そこはたぶん“普通の高校”では経験できない部分ですね。それと僕はやっぱり部活動。国際的なことだけでなく、文武両道で頑張りたい人にもおススメの学校です!
愛知高等学校が気になったら!

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