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修文学院高等学校 インタビュー
勉強も部活動も海外研修も。ひとりひとりの「やりたい」気持ちに全力で寄り添ってくれる学校です普通科特進クラス3年 加藤さん/普通科進学クラス3年 後藤さん・ 古川さん/吉田教頭先生/山内先生
【吉田教頭先生】 本校は2022年に女子校から男女共学校となり、生徒数が倍以上に増えました。それに伴い、教員も倍増しています。若く意欲のある先生はもちろん、他校で豊富な経験を積んだ先生を大勢招聘し、ひとりひとりの生徒への手厚い指導体制を築いています。また、生徒の日々の学びを支える施設や設備も充実させてきました。修文学院は今、新たな時代を迎えています。
本校の一番の特色は、バランスのよい学びにあると言えるでしょう。一般的に、高等学校はどうしても偏差値教育一辺倒に陥ったり、逆に特定の部活動の強さだけが注目されたりと偏りが出てしまいがちです。修文学院では、創立以来、勉強という高校生にとって絶対におろそかにしてはならない基本を大切にしながら、部活動や学校行事、ボランティア活動、地域貢献活動など、教室外での活動の機会も充実しており、これらの経験を通して、生徒たちは豊かな人間性を育んでいます。
もうひとつ、特徴として挙げられるのはコースの多彩さです。難関大学への進学を目指す「特進クラス」と、勉強と部活動などの両立をはかる「進学クラス」の2つの普通科に加え、専門知識を深められる「情報会計科」、「家政科」、「食物調理科」の3つの学科があります。専門学科の教員には各分野のプロフェッショナルが在籍しており、そうした専門家から直接学べる体験は生徒にとって大きな刺激になっています。専門技術を学ぶのはもちろんのこと、職業人としての姿勢や社会性など、将来の糧となる学びを得ています。
こうした多彩でバランスの取れた学びを経て、生徒たちは自分のやりたいことを見つけ、自ら希望する大学や専門学校、就職と、あらゆる分野に羽ばたいています。まさに、「進路多様校」です。
【後藤さん】 僕は中学時代、サッカーに夢中で、修文学院は共学化に伴いサッカー部にも力を入れるという話を聞いて入学しました。実際、顧問の先生の指導は素晴らしく、また高知や群馬など遠征の機会も多いため、どんどんチームの力が向上しています。2年生の時には県大会にも出場し、創部3年目ですごい成果だと思っています。もうひとつ、この学校に入学してよかったのは、勉強面でのサポートがあったことです。サッカー部には4人の顧問がいるのですが、そのうち1人の先生が学習面をしっかり見てくれ、サボることができません(笑)。また、修文学院では主要教科が習熟度別クラス分けをした授業のため、自分のペースで学ぶことができたのも、勉強に苦手意識がなくなった理由かなと思っています。サッカーさえできればと思って選んだ学校だったのですが、結果として勉強もしっかりできて成績も上がり、とても感謝しています。
【古川さん】 中学の時から海外に興味があり、海外に行ける高校を探していました。なかなかいい学校が見つからない中、修文学院の説明会で海外研修に行った先輩の体験談を聞くことができました。大勢の前でとても堂々と話していたので、この学校なら海外体験をしながら成長できるのではないかと思いました。実際に入学し、1年生の夏休みにハワイ研修に参加したのはとてもよい経験になりました。その後もインターアクトクラブというボランティアと国際交流の部活動で、オーストラリア研修や国内でのボランティア活動に参加して、様々な経験ができ、語学力が向上した実感と、もっと勉強したいというモチベーションを得ることができました。
【後藤さん】 高校生活最後の試合に向けて、サッカーを頑張っています。中学ではクラブチームに所属しており、部活動としてのサッカー部に入るのは修文学院が初めてでした。学校での日常生活も部活動もチームメイトと一緒、というのは初めてで、より深い人間関係を築くことができたと思います。また、部活動では用具を自分たちで管理するため、責任感も身につきました。今はキャプテンを務めているので、チームメイトのメンタル面なども気にかけるようになり、技術だけでなく、心も成長できたのではないかと思っています。このようなチームマネジメントをさらに学びたいと思ったので、将来は経営学部への進学を考えています。また、修文学院には筋トレの設備も充実しているので、身体的な成長もバッチリです(笑)。
【古川さん】 頑張っているのは英語の勉強です。1年の夏にハワイ、2年の夏にオーストラリアと2回の海外研修を体験しましたが、1年の時は語学力が足りず、ホームステイのホストファミリーや現地で通った大学の方々と深く話ができなかったという悔しい思いをしました。それから英語を猛勉強し、オーストラリアではより多くのコミュニケーションが取れ、成長を実感しました。世界には日本とは違う文化があり、そこに暮らす人々と交流するのはとても有意義だと思います。これからも語学の勉強を続けて様々な文化への理解を深め、将来は海外と日本をつなぐ仕事をしたいと思っています。
【後藤さん】 部活動と勉強を両立したい人にはとてもおすすめの学校です。僕は土日や夏休みはほぼ毎日、部活動に時間を費やしていましたが、部活動の顧問の先生が勉強面もサポートしてくれるので、真剣にサッカーをしながら、成績を上げることができました。先生方が生徒ひとりひとりを見て指導してくれるので、勉強の苦手意識がなくなり、勉強を楽しいと思えるようになりました。
【古川さん】 何事にも積極的に挑戦することで学校生活を楽しむことができると思います。海外に行きたいと思って入学したのですが、ハワイ研修への参加には、やはり最初は躊躇してしまいました。そんな時、周りの友達が積極的に参加しようとする姿を見て、僕も感化されました。おかげで得難い経験ができ、挑戦することの大切さを知りました。それからは部活動などでもどんなことにも挑戦する気持ちを持つようになり、同じように挑戦心のある友達にも恵まれ、学校生活を楽しんでいます。
【山内先生】 初めに教頭からお話させていただいた通り、本校では、生徒が「やりたいこと」を応援するための様々なプログラムを用意しています。普通科に加え専門学科があること、また部活動や、海外研修、地域ボランティアなどの行事が多彩であること、高大連携や地域、産官学連携などにも積極的であることなど、生徒の興味にこたえる仕組みが揃っています。
そして本校の教員が最も大切にしていることは、生徒がひとたびやりたいことを始めたときに、簡単にあきらめずやり抜くために寄り添っていくという根気強い指導です。部活動の場において学習指導を欠かさないのも、勉強と部活動の両立を成し遂げさせるための支援です。勉強も部活動も、すぐに成果が出ないことは多々あり、途中で投げ出しそうになる生徒も多くいます。でもそこで一度、踏みとどまり、努力を続けることで、成果が見えたり、次の道が見えてきたりするのです。
努力は裏切らないとよく言われますが、必ずしもその道で成果が出なかったとしても、努力したと自分で胸を張れる経験はかけがえのないものです。本校では生徒ひとりひとりの「やりたいこと」に、教員が真剣に寄り添います。高校生活という貴重な時間に、ぜひ自分の可能性に挑戦してください。

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