建国高等学校インタビュー

部活動も活発な建国高校だから、「청춘（チョンチュン）」も「青春」も満喫できます！
2年B組　イ・ヒョジュさん

更新日：2025年3月

建国高等学校に来て良かったと思うことは？

建国高等学校には、韓国人、日本人、中国人、フィリピン人……と多彩な国籍の生徒がいます。同じクラスの中でも韓国語や日本語、英語が飛び交う環境なので、日々クラスメイトと交流しながら、自然と言語能力を向上させることができます。将来は国際線で活躍するCAになりたい私にとって、さらに選択科目で語学を学ぶ時間を増やせるところも嬉しいです。韓国語と日本語はだいたいわかるので、今は「英米文化専攻」に在籍しています。4か国語を話せる先生のサポートもありますから、語学の苦手な生徒も自分のペースで学ぶことができます。1クラス20人弱の少人数制で、どの先生にも質問をしやすいところも、建国に来て良かったことの一つです。
私は韓国出身なので、母国の文化を体験する機会がたくさんあるのも嬉しいです。「国人（くぎん）」という、韓国の現役大学生が来てくれるプログラムでは最新の大学情報やK-popを教えてくれます。学校給食でも、ひと月の1/3は韓国料理が登場します。キムチチゲやトック、韓国スイーツも。できたてで温かくて美味しいです。私の一推しは、ビビンバかな……でも全部美味しくて選べません（笑）。

今、一番がんばっていることは？

今は部活動に力を入れています。私は小学6年生の時に韓国の小学校から建国小学校に転入して、そのまま中学、高校と建国で学んでいます。でも中学進学の際には、ほかの韓国系インターナショナルスクールも検討しました。それでも建国を選んだ一番の理由は、文化祭で見た伝統芸術部の先輩たちのパフォーマンスが、生き生きとして素晴らしかったからです。
伝統芸術部は韓国と日本、アジアの懸け橋となることを願い、韓国の伝統打楽器や民族舞踊の習得に日々励んでいます。私も中学入学と同時に入部して、以来ずっと、基本は週に6日、平日は2時間、週末は9時から18時まで練習を続けています。
昨年は全国高等学校総合文化祭に出場し、打楽器を打ちながら舞うサンモと鶴の舞、綱引きなどを組み合わせた創作パフォーマンスで全国優勝することができました。練習は厳しく、先生や保護者の方の期待、先輩たちの想いも背負ってのプレッシャーは大きいですが、仲間たちと目標を達成した喜びは、何にも代えられない経験となりました。
また、伝統芸術部は韓国人と日本人の生徒が半々くらいなのですが、私は入部当初に日本語がほとんど話せませんでした。そのことを顧問の先生に指摘されて「今後のために、部活動の時間は日本語しか使わないように」と厳しく指導していただきました。そのおかげで、日本語に対する苦手意識はすっかりなくなりました。とても感謝しています。

未来の後輩へのメッセージ