和洋国府台女子高等学校インタビュー

知的好奇心の翼が羽ばたく
だれもが尊重される学びの場
和洋コース　石井愛美さん（高2）/奥村双葉さん（高2）

※2021年4月インタビュー時のものです。

和洋国府台に来て良かったと思うことは？

日本の伝統的な文化や作法に触れられることがとても良かったです。1年次3学期の「探究」は日本文化がテーマで、琴、茶道、いけばな、合気道など６項目から日本舞踊を選択しました。浴衣を持ち寄って着付けから習い、「京の四季」の春・夏まで踊れるようになりました。全てが初めての感覚でとても楽しかったです。本校は全コースに礼法の授業があります。挨拶を始め和食洋食などのマナーも、それぞれの文化の違いを理解して、相手を尊重するためのもの。社会に出る前に、人としての基本をきちんと身につけられるのも良いと思います。（石井さん）

和洋コースは全科目に「探究」の要素があり、それが私にはとても合っていました。世界史のグループワークで「水路の起源」をテーマに、メソポタミア文明までさかのぼって調べましたが、今の日本に続く歴史的・地理的な広がりを感じられて楽しかったです。このテーマは国語の教科書で水路に興味を持ったのがきっかけでした。和洋コースは「探究」に惹かれて入学してきた生徒が多くみんな活発です。そして自分と違う意見も決して否定はせず、お互いを認めあう雰囲気があって、伸び伸びと好奇心を高めあっています。（奥村さん）

「探究」活動の面白さについて

中学の頃は話したり質問したりすることに苦手意識がありましたが、「言語技術」の授業で人を惹き付ける言葉の使い方を学んだり、同級生の発表を聞いたりするうちに、堂々と発表できるようになりました。企業とのコラボ授業も楽しいです。私はグループワークで大手建設会社さんの課題に取り組み、その際に先生からの「相手を尊重すること。どんな意見もまずは受け入れること」というアドバイスを守った結果、全グループの中でも良い評価をもらえて嬉しかったです。（石井さん）

中学生の頃から助産師になる夢があります。和洋女子大学に新しく看護学部ができたので、そのまま大学に進学できる「高大7年制」の和洋コースは、受験を意識せず、毎日の授業や定期テストがそのまま将来の目標に直結しています。また高校のうちから和洋女子大学の先生のゼミ式授業を受けることができて、その履修時間も大学に進学したら卒業単位に認定されます。先取りで余裕ができる分、大学でも自主的に「探究」活動を続けていけたらいいなと思いながら、日々の勉強をがんばっています。（奥村さん）

受験生へのメッセージ