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市川高等学校 インタビュー
主役は生徒。全校生徒が楽しむ文化祭をはじめ、生徒主体で運営する行事や部活でひとりひとりが活躍できる学校です高校2年 田辺 誠さん、高校2年 有木 奏人さん
【田辺さん】 なずな祭は、中1から高2まで、全校生徒が参加する文化祭です。毎年9月に行われますが、終わった翌日にはもう来年の準備が始まるというくらい長い時間をかけて準備します。文化祭の展示や公演というと部活や有志のみが参加するという学校も多いと思いますが、市川の場合は中1から高2までの全クラスが何かしらの展示を行うのが最大の特長です。毎年各クラス、趣向を凝らしたクオリティの高い展示を行っており、このクラス展示こそがなずな祭の目玉です。クラス展示は、中3以外はテーマは自由。お化け屋敷や謎解き、模擬店からジェットコースターなどのアトラクションまで、多彩な企画が並びます。企画や予算の管理、実際の設営などすべて生徒が自主的に行うので、長い準備期間がかかるのです。中3だけは演劇をやることが決まっており、こちらも脚本、大道具、照明などすべて生徒の手で行われ、なずな祭のメインイベントであると同時に、クラス全員でひとつの舞台を作り上げることで様々な経験を得るチャンスになっています。
【有木さん】 クラス展示の他には、部活の発表や委員会が有志を募って企画するステージイベントなどもあります。以前は学習発表なども多かったのですが、今は「市川アカデミックデイ」というイベントが別にあるので、なずな祭はお客様も一緒になって楽しめる、エンタメ的要素が強くなっているのではないかと思います。
クラス展示の一環で、教室の外壁に立体外装を作るというのもなずな祭の目玉といえるでしょう。展示内容に合わせた大掛かりな木工の装飾壁がずらりと並ぶ廊下の景色は圧巻です。クラス展示の中身そのものはもちろん、この立体外装にも時間がかかるので、夏休みもクラスごとに集まって作業する姿がよく見られます。学校行事というと参加のモチベーションが個人で異なるものですが、こうした作業に参加するうちに楽しさを共有できるようになり、文化祭当日は生徒全員がそれぞれの立場でなずな祭という場を楽しんでいるのではないかと思います。
【有木さん】 僕も中3から委員会に入りました。理由はイベントの運営に興味があったからです。それで去年までは委員会主催のステージ企画を担当していたのですが、委員会での最高学年になる今年は、なずな祭そのものを盛り上げたいという気持ちが生まれ、副委員長になりました。委員長と同様にお客様と生徒、みんなに楽しんでほしいと思ったときに、やはり大事なのは運営する側である委員自身が楽しむことではないかと考え、そこを大事に活動しました。文化祭実行委員は各クラス3,4名、全部で150人にもなる大所帯です。本部、イベント部、食品部、会計部など、8つの部署に分かれていて、部署ごとの縦のつながりはあっても横のつながりが薄かったので、そこも密に交流できるようにと昼休みにご飯を一緒に食べたり、お菓子を持ち寄って雑談会を開いたりしました。なずな祭直前のランチには50人以上が集まったのは楽しかったです。
【有木さん】 僕が印象深く記憶している仕事のひとつに、今年のなずな祭の「テーマ募集」があります。今年の1月に募集したのですが、中1から高3まで25もの応募がありました。なずな祭の8か月も前にすでに全校生徒で文化祭を創れていることを実感できましたし、最終的に選ばれた『なずな一番街』というテーマにも感銘を受けました。これはなずな祭をひとつの街、「多様な展示やパフォーマンスが集まり、誰もが一番になれる活気に満ちた街」に見立てたものです。なずな祭の本質が表現されていると思いました。副委員長としての仕事はいろいろありましたが、強く感じたのはどれも自分の力だけではできないということです。どんな企画も、他の委員や全校生徒、先生方の力があって成り立ったものです。つまり、自分が何かをやりたいと思ったときには、絶対に誰かの力を借りなければいけない。誰かの助けを得るには、どうすればいいか。まずは自分でしっかりと考えを持ったうえで他者の考えを聞き、協力を求める。その結果、より良いものが作れる。こうした姿勢を今後も大事にしていきたいと思っています。
【田辺さん】 私も学校の設備の良さはとても魅力だと思いました。それに加えて、国際経験を積めそうだなというのが学校選びのポイントでした。私の時は修学旅行先がシンガポールでしたし、それ以外にも様々な海外研修制度があり、留学のサポートも手厚くしてくれます。私は文部科学省のプログラムで昨年の夏休みに3週間、ネパールに行きました。世界中のボランティアと一緒に、震災で倒壊した小学校で教室とトイレを建築するという体験は想像以上のものでした。校長先生や学校のサポートがあったおかげですので、とても感謝しています。有木くんもいうように、この学校では生徒が主役です。これをやってみたい、と発案すれば、実現のためのサポートがたくさん得られます。市川学園の先生方は「ああしろ、こうしろ」と押し付けるのではなく、あくまで生徒の意志に沿ってアドバイスをくれる存在です。この環境をいかして、ぜひ様々な挑戦をしてほしいと思います。
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