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水戸女子高等学校 インタビュー
2026年度より大幅リニューアル。多様な学びのスタイルから自ら選び、自ら考え学んでいく。焦らず着実な成長を応援します水戸女子高等学校 校長 鈴木康之先生
最もわかりやすいのは、コース編成の変更です。これまでは商業科の「会計情報」、普通科の「選抜進学」「教養進学」「保育福祉」という4コース制をとっていました。今後は、本校の伝統である商業科はそのままに、普通科を新たに「特進」「英語」「福祉」「家政」「教養」の5つのスタイルへと拡充します。これによってますます多様化する生徒の志望に応じて、一人一人の可能性を伸ばせる場所を提供します。
また、授業時間も見直し、月曜から金曜まですべて1日5時間授業としました。多くの学校は受験対策等を考えて授業時間を増やす傾向にあります。しかしそうした環境では、与えられた課題をこなすだけで生徒は疲弊してしまいます。それでは大切な高校生活を楽しめないばかりか、結果として受験にもよい影響を与えないのではないでしょうか。本校では、卒業に必要な最低限の授業時間を確保したうえで、放課後の自由に使える時間を増やすことにより、生徒の自主性を育みます。そのために放課後には様々な講座等を用意し、生徒が自由に選んで学べる環境を整えます。
本校の建学の精神は「社会に貢献する女性を育成する」ことです。
今回、大幅なリニューアルを行うにあたり、最も大切にしたのはやはりこの点です。時代の移り変わりとともに、学校は常に進化していかなくてはなりません。生徒達が様々な分野で自分らしく羽ばたいていくために、多様で自由な学びの環境を整えること、これが今回のリニューアルの目的です。
このリニューアルを機に、制服もセーラー服からブレザーへと一新されます。伝統あるセーラー服には生徒、教員共々、愛着も強かったのですが、生徒へのアンケートで「ブレザーのほうが動きやすい」などの声も多く、またこの度、刷新するのにふさわしい素晴らしいデザインができたこともあり、今春より新たな制服が誕生することとなりました。この新制服に象徴される新しい水戸女子高等学校で、皆さんと出会えることを楽しみにしています。
まずはリニューアルの核ともいえる5時間授業についてです。
近年は多くの学校が授業時間を増やす傾向にあり、特に進学校では授業時間の多さが売りにもなっています。教員が時間をかけて生徒の面倒を見るという点では、それもひとつの方法ではありますが、例えば毎日7時間も授業があると、生徒はそれだけで手一杯になってしまいます。加えて部活もやりたい、授業とは違う自分の興味を深める勉強もしたい、となるとどんどん睡眠時間が削られてしまうのです。脳は疲れ、気力も体力もそがれてしまう、そんな現状を打開するために、本校では1日5時間授業を採用することにしました。
この時間数で文部科学省の定める卒業に必要な単位を満たすことができ、放課後に自由に使える時間が生まれます。この時間は、もちろん漫然と遊んで過ごす時間ではありません。生徒一人一人が自分にとって本当に必要なことをするための時間です。そのために学校として様々なサポートを提供します。
放課後に、英会話教室や大学受験対策講座、栄養・福祉などの専門講座、マナー講座など、多彩な講座を開催し、生徒は好きなもの、必要なものを選ぶことができます。また、大手進学予備校の衛星配信授業も好きな時間に受講できるので、放課後は部活に打ち込み、帰宅してから受験対策の勉強をすることもできます。その他、苦手教科の補講など、生徒の希望や必要性によって臨機応変な対応も考えていきます。また本校はアルバイトも認めており、この時間をアルバイトに充てることも可能です。
最近は、与えられた課題はできても、自分で考えて行動するのが苦手な子供が増えているといわれます。この自由な放課後の時間が、生徒の能動的な姿勢を育むことも期待しています。
普通科の生徒は、1年次は共通のカリキュラムで学び、2年次より「特進」「英語」「福祉」「家政」「教養」の5つのスタイルのいずれかを選択して学ぶことになります。スタイルの選択に関しては、1年次の放課後の時間を使って生徒一人一人に考える時間と情報を提供し、教員が寄り添いながら決めていきます。
●特進スタイル
文系と理系に分かれて、国公立大、有名私立大への現役合格を目指すスタイルです総合型選抜や学校推薦型選抜から一般選抜まで、あらゆる入試への対応を行います。放課後は入試に対応した各教科のゼミの受講が中心になりますが、提携する進学予備校の衛星授業の活用などによって、部活動との両立も可能です。
●英語スタイル
生きた英語を学びたい生徒、国際系の大学・学部に進みたい生徒のためのスタイルです。本校にはネイティブの教員が専任教諭として在籍しており、英会話や、アメリカの高校生徒の文通などの国際交流にも力を入れています。英語スタイルでは英語や異文化の学びをさらに深めるとともに、英検やGTECなどの検定にも力を注いでいきます。
高齢者福祉、障碍者福祉、児童福祉など、幅広い福祉の分野に対応し、介護や保育などの進路を目指して必要とされる力を身に着けます。授業時間に基礎的な学習をし学校の近くの施設にボランティアに行ったり、実際に福祉の現場で活躍する方の講義を受けたりするなど、実践的な学びの機会も設けます。
●家政スタイル
家政学は、人間の生活全般を科学的に研究し、生活の質の向上と社会福祉に貢献する人材を育てる学問です。衣食住に関する基本的な学びは、将来の進路に直結する学びとしても人気があります。また、本校での学びを大学や専門学校でさらに深め、専門性を磨いていくことも期待しています。放課後には教員だけでなく、調理や被服の専門家による指導も予定しています。
●教養スタイル
高校で身に着けるべき基礎的な学力を着実に伸ばしながら、幅広く教養を身に着けていくスタイルです。スタイル選択時にまだ志望が定まらない生徒も、このスタイルで広く学びながら進路を模索していくことができます。放課後の時間を活用して進路を決定し、志望が定まればそれに応じた講座を自由に受けることができます。
これには本校が女子校であることも大きく関わっていると思います。共学の場合、騒がしい男子もいる中で、大人しい女子が自分らしさを出していくのは実は大変です。でも女性同士では、お互いの意見を最後まで聞いてフォローし合うということが自然とできるのです。
教員と生徒の関わり方についても、本校では教員がただ上から厳しく指導するのではなく、生徒の横に立って話を聞き、必要な場面で背中を押すような、いい関係性ができています。高校生という年代では、男子には時に強権的な指導も必要になりますが、女子の場合は、本人に考えさせて気づかせる穏やかな指導ができます。何か問題が起こったときも、何故そうなったのか、どう改善したらいいか、生徒と教員が一緒に考えていくのが本校の校風です。これは生徒同士の関係でも同様で、女性同士、お互いの意見を尊重し、共感しながら人間関係を育んでいます。
活発な生徒、大人しい生徒、誰にとっても居心地がよく、自分のやりたいことに打ち込める、それが本校の魅力だと自負しています。単に女子生徒が通っているから女子校なのではなく、女子生徒のためのカリキュラム、そして何より女子生徒が安心して学べる環境が整っているからこその女子校です。
高校受験に際して志望校を選ぶために大事なのは、何よりもその学校の雰囲気を知ることです。本校では毎週土曜日にオープンスクールをやっていますので、ぜひ実際に足を運んでください。本校の穏やかでありながら活気のある雰囲気を感じていただけたら幸いです。

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