英語ができる陽キャな学校：立川国際中等教育学校（東京都立川市）の口コミ

保護者 / 2020年入学

英語ができる陽キャな学校

2023年04月投稿

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• 5.0

[学習環境 5｜ 進学実績/学力レベル 5｜ 先生 -｜ 施設 4｜ 治安/アクセス 4｜ 部活 4｜ いじめの少なさ 4｜ 校則 5｜ 制服 5｜ 学費 -]

• 総合評価
  英語のレベルが高く、行事も生徒が主体として取り組み、満足した学校生活が送れていると思います。
  学校行事は、体育祭、文化祭、合唱祭があります。これらは三祭と呼ばれ、生徒の間で大切に引き継がれています。
  海外に目を向ける機会も多いですが、概ね普通の日本の都立中だと感じています。
  自分自身が公立中高出身だったため、それと比べるとだいぶ手厚くて、うらやましいと感じます。
  
• 校則
  子どもに聞きましたが、特に不満に思うことはないようです。中学の間は、お金の所持禁止、登下校中の寄り道禁止等がありますが、高校になるとだいぶ緩くなるようです。
• いじめの少なさ
  特定のクラス内で、ちょっとしたいざこざがあったと聞きましたが、その後、関係した生徒が名乗り出たそうです。そのような話もオープンかつ迅速に話していただいたので、むしろ安心しました。その他のクラスでは、特にいじめなどは聞いていません。うちの子のクラスは、極めて平和で、落ち着いて過ごせました。学校全体として、性別や国籍に関係なく仲が良く、学校行事に協力して取り組んでいるようです。
• 学習環境
  長期休暇中には、補習が行われます。希望者を対象としたコースと、学力のサポートが必要な生徒向けのコースがあります。2022年度は休校がありませんでしたが、2021年度は新型コロナによる休校がありました。その際は、オンライン学習が行われました。数学と英語は、学力別のクラスに分かれます。帰国子女や外国籍でなくても、入学した時点で英検２級以上を持っている人が、クラスに何人もいて驚きました。校内では、積極的にALTに話しかけるように指導されます。英作文は何本でも提出でき、添削して返却されます。
  理数系の都立中は、実験や考察のレポートが大変と聞きますが、立国ではそのような宿題は少なく、学力に直結したものが多いです。昨年度、新しくてきれいな図書室と自習コーナーができたので、試験前は放課後に自習するようになりました。友達同士でも教え合っているようです。また、試験前には、東大や一橋大等の卒業生がチューターとして、生徒の勉強の相談に乗っているようです。
• 部活
  合唱部や吹奏楽部が過去に何度も入賞しているようです。都立中全体に言えることですが、顧問の先生の熱意により、活動量や内容が左右されてしまうことがあります。新設された小学校の体育館で活動することもあるようです。
• 進学実績/学力レベル
  入学時の偏差値のわりには、毎年東大・京大の現役合格者がいるので、お買い得な学校だと思います。早慶にも毎年何十人も合格しています。高校卒業時に海外大学を受験するよりも、まずは国内の大学に進学してから、交換留学等で海外に行くように勧められます。大学共通テストは全員受けるように勧められます。また、国立大学の二次試験対策の指導も受けられます。進研模試では特に英語の平均点が高いです。気になっている大学をレポートにまとめたり、大学生が来校して後輩に話をしてくれたりといった機会があるようです。
• 施設
  一部小学校の体育館や教室等を使えるようです。中高生の校舎は古いですが、都立校なら普通だと思います。図書館には「ちはやふる」等のまんがが置いてあるようですが、まんがに関しては高校生から借りられるようです。屋上にはプールがあります。中学生の間は給食があり、大変おいしいと評判です。
• 治安/アクセス
  駅から徒歩２０分ありますが、バスもあります。子どもは学校の行き帰りにお友達とおしゃべりできるので、あっという間に感じるようです。学校から北西に15分程歩くと西武バス立川営業所バス停があり、そこから西武拝島線の東大和市駅までバス便があります。周辺は住宅地で、治安は普通だと思います。
• 制服
  よくある、落ち着いて飽きのこない上品な制服だと思います。
  最近、女子生徒もズボン（スラックス）、ネクタイを着用してもよいことになりました。
  公式行事でも着用しています。
  夏休み等に部活動で登校する際、ジャージやユニフォームを着て登校してもよいです。
  高校生になると、スカート、ズボン、ネクタイ、リボンの柄と、ジャケットの刺繍の色とボタンが変わります。ワイシャツは、中学生の間は白ですが、高校生になると水色のワイシャツも可能です。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  コミュニケーション能力の高い生徒が多いように思います。海外研修や、留学生との交流プログラム等がありますので、そのような行事が向かない人は、そもそも受検していないように思います。「トビタテ！留学JAPAN」に毎年（コロナ禍を除いて）採用される生徒がいます。海外在住経験があったり、家族が海外赴任中だったりというご家庭も多いので、日ごろから海外を意識している生徒が多いように思います。入学時には日本語より英語のほうが得意な生徒もいます。帰国子女同士が英語で会話しているレベルが高くてびっくりした、とうちの子が話してくれたことがあります。国際問題について関心が高く、ウクライナ等の国際情勢について友達同士で話すこともあるようです。

入試に関する情報

• 志望動機
  一番家から近かったこと。都立中高一貫ということで学費が安かったこと。やりたい部活があったこと。英語教育に力を入れていること。