東京立正中学校インタビュー

ユニークな授業や高校生との合同授業も多数。入試の制度から個性を大切にしてくれる学校です
イノベーションコース荻野青波さん / 南部せりさん

※2022年6月インタビュー時のものです。

東京立正中学校に来て良かったと思うことは？

東京立正は先生たちとの距離が近く、生徒の一人ひとりを見てくれる学校です。私は「SDGs受験」で入学したのですが、ほかにも自己プレゼン受験など独自の入試制度があり、入り口の段階から個性を大切にしてくれていると思います。授業も良い意味で個性的。食堂前の畑で穀物を育てる「畑仕事」の授業では1年生から3年生までが一緒のグループになって作業をします。私たちのグループは、先輩が「育てやすかった」とアドバイスをくれたさつまいもの苗を先週植えました。最初は虫や土汚れが心配でしたが、実際に体験してみると新鮮な驚きのほうが勝って、これから収穫までの経過がとても楽しみです。（南部さん）

人数がそう多くない分、同クラスや同学年のみんなとたくさん話す機会があって仲良くなれるし、団結力も強いと思います。高校生も同じ校舎で学んでいるので、合同授業や部活動で先輩方から教えてもらうことも多いです。近くのお寺の見学に行ったり、ミュージカルの『アラジン』を観て感想をレポートしたりという校外学習も面白いし、食堂の日替わり「サイドメニュー」も毎日の楽しみ。100円～150円のお惣菜パックで、持参したお弁当と一緒によく食べます。おすすめは肉の味がしっかりとしみた焼肉チャーハンです。（荻野さん）

今、一番がんばっていることは？

ダンスドリル部の活動に力を入れています。東京立正は部活動が活発なので、何かしたいなと思いながら迷っているとき、クラスで仲良くなった友だちが誘ってくれて入部しました。現在中学生4人、高校生4人が一緒に練習をしていて、高校生の先輩たちは夏季大会で全国大会決勝進出が決まっています。月に1度来てくださる外部のコーチの誘いで、私たち中学生もアメリカの大会に出場できることになりました。良い成績が残せるように一生懸命練習しているところです。（南部さん）

小学生の頃から続けているバレーボールをがんばっています。この学校を選んだきっかけは、男子バレーボール部の練習を見学したことでした。ギリギリまで公立と迷っていたのですが、教え方やユニークな練習メニューに惹かれ、ここに自分も入ったらきっといいチームになるんじゃないか、と自己プレゼン入試でバレーボールについて話して入学しました。実は中学の男子バレーボール部は現在1年生のみ、4人です。平日は高校生の先輩方や、強い女子バレー部と一緒に練習しています。土日は近くの公立中学の先輩方が来てくれて、試合も合同チームとして出場しています。今は都大会出場が目標ですが、いずれは今のメンバーで高校まで上がって、全国を目指したいと思っています。（荻野さん）

未来の後輩へのメッセージ