自分で考える学校：東京大学教育学部附属中等教育学校（東京都中野区）の口コミ

保護者 / 2012年入学

自分で考える学校

2018年05月投稿

• 
• 4.0

[学習環境 2｜ 進学実績/学力レベル 3｜ 先生 3｜ 施設 4｜ 治安/アクセス 3｜ 部活 3｜ いじめの少なさ 3｜ 校則 3｜ 制服 3｜ 学費 3]

この口コミは投稿者のお子様が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。

• 総合評価
  「面倒見が悪い」ので、自主性が培われます。「面倒見が悪い」というとネガティブな印象ですが、この学校で「自分達で考えて行動するしかない」という6年間を過ごした生徒達は、卒業後に強さを発揮します。保護者として卒業後の子どもたちを見て、それを実感しています。
• 校則
  校則はゆるい方だと思いますが、後期課程になると欠席や遅刻に対して厳しくなる気がします。
• いじめの少なさ
  「みんな違ってみんないい」という感じの、個性的な生徒が集まっているので、し思春期特有の事として個別に衝突はあると思いますが、大勢で1人を攻撃するという話は、聞きません。
• 学習環境
  昔の公立校「自主自立」を残しているので、学校側からのサポートは「ない」と思った方が良いです。相手からボールが投げられて来る事を期待するご家庭には不向きな学校です。
• 部活
  部活によってまちまちだと思います。個人的には、生徒数の割に部活数が多いので各部の人数が少なくなってしまうのではと思います。
• 進学実績/学力レベル
  これも「自分次第」です。学校側が生徒達に問うのは「将来自分がどうなっていたいか」です。それを実現させる為の道なら難関大学であろうが専門学校であろうが高卒就職であろうが、学校としては「いいんじゃないか」です。生徒の意思を尊重するので、間違っても学校から「偏差値○○レベルの大学受験しろ」という様なことは言いません。
  でも、結果的に、生徒達は自らの将来を考え自分で塾探しなどをして、国公立を含む比較的高いレベルの大学進学を目指します。
• 施設
  都心であの広さの校庭、数年前に改築された体育館、なかなかないでしょう。
• 治安/アクセス
  どの駅からも歩きますが、言い方を変えれば「複数駅利用可能」です。高学年にもなると、友達と話しながら新宿駅まで歩いてしまう様です。
• 制服
  前期課程は昔ながらの制服、後期課程は私服です。あまり華美な格好をして来る子はいません。
• 先生
  先生方からのアクションは期待しないほうが良いです。でも決して先生方は生徒に興味がない訳ではありません（研究でお忙しいですが）。
  自分から先生の懐に飛び込んで行ける子が望ましいです。
• 学費
  国立は「独立行政法人」、区立や都立といった自治体が予算を持っている訳ではありませんので、6年間にかかるお金は「私立」と「中高共に公立」の中間、と思っていた方が良いです。3，4年生では「課題別授業」という取り組みがありますが、宿泊を伴うものが多くあり、学年としての宿泊行事とこちらの宿泊で、7，8万「ずつ」かかる場合があります。

入試に関する情報

• 志望動機
  男の子なので、たくましく育って欲しかった。
• 利用していた参考書/出版書
  特になし
• どのような入試対策をしていたか
  作文の練習を少々しましたが、いわゆる「お受験対策」しませんでした。
  学校説明会で当時の副校長先生が「小学校生活をしっかり送っている子に来て欲しい」とおっしゃったので、特別な「訓練」をすることなく「普通の」小学校生活と家庭のしつけで合格できるかどうか試したかったです。

進路に関する情報

• 進学先
  交通系の分野を目指します
• 進学先を選んだ理由
  幼少時から鉄道が好きで、それがブレずにここまで来ました。鉄道会社、旅行会社といった業界に身を置きたいのでしょう。