当たり前の事を教えてくれる温故知新の学校：横浜共立学園中学（神奈川県横浜市中区）の口コミ

保護者 / 2022年入学

当たり前の事を教えてくれる温故知新の学校

2023年06月投稿

• 
• 5.0

[学習環境 5｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 5｜ 治安/アクセス 5｜ 部活 3｜ いじめの少なさ 5｜ 校則 4｜ 制服 5｜ 学費 -]

• 総合評価
  指導方針は「挨拶をする・時間を守る・物を大事にする」という当たり前の事をちゃんとやろうねという学校です。勉強面・生活面、何事も基本をとても大事にしているんだと感じます。生徒思いで、温かみのある伝統校なのでもう少し学校の事をアピールしたら良いのにとは思います。
• 校則
  入学後のオリエンテーションで、生徒は生活指導の先生から校則について話を聞くことになっていますが常識の範囲内と思います。スマホも学校で使用しなければ持参できます。入学前は厳しいのかなとあれこれ想像してました。
• いじめの少なさ
  今のところ、特に問題なことは聞いていません。授業と授業の合間の休憩は5分、昼食時間も短めに設定されているのは、学校側の工夫と聞いたことがあります。休憩時間が長いと、女子はどうしても余計な事を喋ったり脱線してしまうので、極力トラブルを減らす、お互いさっぱりした付き合いを目指そうということのようです。
• 学習環境
  日々の宿題や小テストは、しっかりあると思います。主要教科はすべて問題集があり、それを宿題に出されることが多いです。特に英語には力を入れており、小テストも多く、扱うテキストのレベルも高いです。様々な教科で時々ノート提出もあり、先生からの丁寧なコメント返し等を見ると、手厚いなと感じています。確かにオンライン環境の整備は遅いと思いますが、授業は基本対面、紙ベースでやるのには賛成です。
• 部活
  部活以外に同好会の種類が10くらいあり、部活・同好会どちらに入ってもよく、組み合わせによっては兼部可能というのはこの学校の特色です。ただあくまで学業優先、友人との交流が目的のため、大会には登録してないので出られません。同好会の兼部など色んな事をちょこっとずつやりたいお子さんには丁度よいと思いますが、ガッツリ部活をやり大会に出たいというお子さんは物足りないと思います。
• 進学実績/学力レベル
  近年は特に私立文系の進学実績が高いようです。学校側も、早慶志望ならうちはおすすめですよという雰囲気です。文系なら塾なしでGMARCH以上に入れると聞いたことがあります。まだ中学生なので具体的な数字はわかりませんが、学校推薦も多くあるようです。個人的には、文系理系問わず海外含めた幅広い分野へ進学、国公立大への進学実績ももっと増えたらいいなと思います。
• 施設
  学校施設は改修工事も終え、とても綺麗で整備されています。新校舎は卒業生の方が設計に携わり建築され、トイレや意外なところに校章マークが隠れているそうで、所々に遊び心があります。グラウンドは人工芝で、正門から入るとすぐに立派な人工芝が見え風景と緑がマッチしています。
  また本校舎は横浜市指定文化財1号に指定されており、古い建物を大事にして守ろうという意識が高いです。ハリーポッターをイメージしたという本校舎の図書館もオシャレです。その分、生徒が掃除に力を入れていたり、ゴミは基本持ち帰り等、横共ならではのルールも存在していると思います。
• 治安/アクセス
  治安はよいと思います。JR石川町駅から徒歩10分くらいです。駅からは坂を登り、学校直前にある乙女坂の階段は足腰が鍛えられると思います。入学当初の娘は大げさにも「だんだん痩せていきそう」と言っていました。
• 制服
  可愛いと思います。襟がエンジ色の冬服は特徴的なため電車内でも目を引くようで、「珍しい制服ね、すごく可愛いわ」と見知らぬ方から声を掛けられたことがあるそうです。他に夏服と盛夏服があります。盛夏服は7～9月限定で着用でき、半袖白シャツ＆白ベスト、スカートは紺地にピンク系の細いチェックが入り、今時っぽいデザインです。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  クラスによってカラーがあるようです。なんとなく大人しいお嬢さんが多いイメージでしたが、積極的で活発なお嬢さんも多いようです。

入試に関する情報

• 志望動機
  学校の歴史に感銘を受け、明確な教育方針に共感しました。女子教育の先駆け的存在で、学校のことを調べれば調べるほど安心感を得られました。また数年前に見た情報誌「卒業後に親が入れてよかったと思う中高一貫校ランキング」のようなものに神奈川では横共が入っており、全然宣伝しない学校なのにすごい、これは良い学校なんだろうと思ったため。山手の2校(フェリス・横雙)も見て回ったが、勉強面での手厚さ、生活環境面が一番娘に合っていると感じたため。