努力次第で逆転できる学校：桐光学園中学（神奈川県川崎市麻生区）の口コミ

在校生 / 2022年入学

努力次第で逆転できる学校

2024年02月投稿

• 
• 4.0

[学習環境 5｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 4｜ 治安/アクセス 3｜ 部活 5｜ いじめの少なさ 4｜ 校則 2｜ 制服 -｜ 学費 -]

• 総合評価
  校則に若干問題があると思うが、それ以外は私立の中高一貫校ということもあり、他の口コミで言われるほど問題はないと思う。桐光学園は青春が出来ないとよく言われるが、校内で付き合っている男女も見かけるので、そんなものは個人の問題だと思う。大学受験が将来的に必要なこの学校では、6年間常に遊んでいられる生活が送れるとは思ってはいけない。もしそうしたいというのなら、ここではなく他の大学附属校に進学するべき。逆に言えば、中学受験でこの学校に入っても、塾のような学習体制を上手く駆使すれば、難関大学も夢ではないと思う。
• 校則
  登下校中、緊急時、学習面以外でスマホを使用していけないなどの校則は、偏差値の低さから考えて、多少制限されても仕方ないのかもしれない。ただ、教員によって生活指導対象にする基準が異なるのは問題だと思う。例えば、授業中にスマホを使っている生徒を見て見ぬふりする教員がいれば、些細な事でも生活指導対象にする教員もいる。校則があるのならば、教員同士で生活指導の基準を共有するべきではないのだろうか。
• いじめの少なさ
  生徒同士の喧嘩、からかいはたまに見られるが、そこはしっかり教員が指導してくれる。事件になるようないじめは、入学以来見たことも聞いたこともない。
• 学習環境
  校内実力試験で、英数国それぞれの成績上位者約30名程が選抜され、放課後行われる上位者指名講習や、定期試験の成績不良者に課せられる補習をはじめ、大学の教授を呼んで行う大学訪問授業や、ユニーク講習などのたくさんの講習がある。また、中3では中2の成績によって選抜されるSAコースという選抜コースが存在し、まるで中学受験時代の進学塾のような学習体制である。
• 部活
  サッカー部、野球部、テニス部などが盛んで、中には全国大会に出場している部活もある。ただ、やはり高校の方が本格的だとは思う。運動部と文化部合わせて50種類程の部活があり、他校には見られない多さだと思う。その中には滅多に見られない珍しい部活も存在し、この学校の強みだと思う。
• 進学実績/学力レベル
  ほぼ毎年、東大合格者が出ているが、母数が500人程の中の3人、4人なので、東大合格者数が同じくらいの他校と同じ学力レベルとは言えないかもしれない。また、高入生のレベルがかなり高いので、難関大学に進学した生徒のどのくらいが高入生が占めているかは分からない。ただ、偏差値の割には中入生でもMARCH校、早慶落ちの生徒が多く存在するので、中学で頑張れば難関大学に進学できる可能性も大いにあると思う。
• 施設
  部活の多さに比例してか、施設数もかなり多い。図書館には20万冊ぐらいの本がある。サッカー場、グラウンド、野球場が全て揃っていて、サッカー場は全面人工芝である。男子棟1号館、2号館(中1、高校)は汚く、私立だからといって期待してはいけない。
• 治安/アクセス
  最寄り駅の栗平駅から徒歩15分。坂道が続くため、アクセスは悪い。スクールバスが運行しているが、回数券10枚で1500円、定期券が前期分、後期分それぞれ25000円と、お金がかかる。通学路、駅周辺には住宅しかないため、学習を邪魔する誘惑がないという点では良いのかもしれない。

入試に関する情報

• 志望動機
  実力適正校で、進学実績もよく、この学校なら大学受験でリベンジできると思ったから。