生徒の長所を伸ばしてくれる学校：横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学（神奈川県横浜市鶴見区）の口コミ

保護者 / 2023年入学

生徒の長所を伸ばしてくれる学校

2024年07月投稿

• 
• 4.0

[学習環境 3｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 5｜ 治安/アクセス 4｜ 部活 5｜ いじめの少なさ 2｜ 校則 4｜ 制服 5｜ 学費 -]

• 総合評価
  生徒の自主性を尊重し長所を伸ばしてくれる学校だと思います。学習面でも生活面でもかなり自由度が高いです。逆に言えば、自主自律を求められますので、まだ幼さの残る中学生にとってはなかなかハードルが高いようにも思います。
  先取りもなく宿題も少ないので、興味のあることに取り組んだり進路について考える時間がたくさん取れます。先生がたは生徒が伸び伸びと個性を出せるよう見守ってくださいますし、刺激し合える友達や企業見学などの貴重な機会も得られます。様々なコンテストや資格に挑戦して優秀な成績を出す子も多いです。生徒も個性的ですが、学校自体もかなり珍しいタイプの学校ではないかと思います。
• 校則
  横浜市立の学校なので、携帯電話の持ち込みや使用は横浜市立の学校の決まりに準じています。緊急時の連絡以外は基本的に使用禁止です。登下校に長時間かかる生徒が多く、実習等で遠くに現地集合解散する機会もあるため携帯電話禁止は不便です。そのほかに校則はあまりありません。
• いじめの少なさ
  無くはないです。生徒数が少なく授業もグループワークが多いので、気が合わない相手がいても距離をとれないのが辛いところだと思います。
• 学習環境
  授業やテストは応用が多い、宿題は少ない、進度は遅いです。勉強しろというプレッシャーは学校からはほぼありませんので、自主的に勉強する必要があります。
  1年生から研究がありますので、将来理系で総合型選抜を考えるような場合は有利かと思います。ただし研究方法などを手取り足取り教えてもらえるわけではありません。PCの扱いやグラフの作り方など自分たちで勉強したり教え合ったりしています。
  地元の有名企業や研究機関、科学者の先生がたとのつながりがあるので、企業見学や講師のかたをお招きしての授業など貴重な機会を得られます。
  先生がたは皆さん親切ですので質問にはもちろん応じてもらえます。
• 部活
  文化部は全体的に実績があります。運動部はわかりませんが厳しいなどの悪い評判は聞きません。比較的自由な雰囲気かと思います。
• 進学実績/学力レベル
  偏差値が高い大学に行かせるというよりも、生徒が自分を活かせる進路につなげる、という指導のように思います。推薦や総合型選抜向きかもしれません。難関大合格の実績やテストの学力を重視するかたにはあまり合わないような気がします。科学オリンピックや各種コンテストで優秀な成績をおさめる生徒が多いので、学校入り口にはいつも貼りきれないほどのお祝い垂れ幕が掲示され、学校内部にも表彰状が多数飾られています。
• 施設
  良いです。全体的に日差しがよく入り明るい。廊下の幅が広く開放感があります。建物が広いので教室移動は大変。5階建てで生徒はエレベーターを使わないので階段は辛そうです。
• 治安/アクセス
  最寄りの鶴見小野駅からは近く、治安も悪く無いと思います。
• 制服
  一般的な制服です。夏はシャツの裾を出して着用できるので涼しくて良いと思います。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  数学、音楽、外国語など、何かしら特技のある子が多い。活発な子も物静かな子もいるが、全体的に物怖じしない生徒だという印象。

入試に関する情報

• 志望動機
  理系教科が好きだった。学校の教育方針が子供に合っていると思った。