教育環境も住環境もバランスの取れた学校区：札内中学（北海道中川郡幕別町）の口コミ

保護者 / 2019年入学

教育環境も住環境もバランスの取れた学校区

2021年09月投稿

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• 4.0

[学習環境 4｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 4｜ 治安/アクセス 5｜ 部活 5｜ いじめの少なさ 4｜ 校則 5｜ 制服 3｜ 学費 -]

• 総合評価
  我が家では幸い二人の子供それぞれが学校に通うことに全く不平不満を言わなかったことから、相性はとても良い学校なのだとは思っている。現在中３の娘に対しては志望校も学習姿勢もほとんど自分に任せているため成績レベルは決して良くは無いが、学力のための教育で押し付けることもしていないので、小中通じて９年間大きなトラブルもなく通わせられそうならばそれで十分満足している。
• 校則
  制服や頭髪の長さ規定など、細かな数値設定は聞いたことは無いが、北海道の地方都市平均の落ち着いた格好の生徒はほとんどなので、自分が中学生だった３０年前頃のような変形学生服などは全く見かけない。通学も式典開催や定期テストのとき以外は学年ごとの専用ジャージで通学する文化がこの辺にはあるので、恐らく子供も楽なのではないだろうか。
• いじめの少なさ
  自分の子供の交友範囲の周辺ではクラスでも部活でも仲良い生徒と共に生活する時間が長いようなので、全体を見まわしたら生徒同士の仲の良し悪しはあるのだろうが、見える範囲でのいじめの悩みは聞かないし、自分の子自体も悩んだりというところは見せていない。
• 学習環境
  自宅から１００ｍほどしか離れていない住宅地なので、周辺の交通量はある程度はあるものの学習の邪魔にはなっていない。住宅地の造成がここ２０年未満でだいぶ増えたこともあって、近隣の学校の中でも生徒数が多いことから、校舎の老朽化と施設のキャパシティが課題となっており、定期的に耐震工事や補修工事などを行っているようだ。
• 部活
  部の種類は結構多彩だが、幕別町自体がスケートの高木姉妹や陸上短距離の福島選手などを輩出していることから自治体からのスポーツに対する補助も厚く、小さなころから野球やサッカー、スケートなどは部活に属さずとも少年団に所属継続することで、学校としては部活動加入と同等に扱われることから、各部の大会成績自体はさほど飛びぬけてはいない。
• 進学実績/学力レベル
  幕別町を含む十勝管内の特徴として、帯広市内の高校だけで上から下までレベルがそろってしまうことから、他地域に比べて札幌への進学などは少ないかもしれない（自分が管外出身なのでそう感じている）。その為、志望校などに関する情報なども多いが、取り立てて合格実績などに偏向してはいないと思う。
• 施設
  札内南小学校と隣接していることもあって、小学校から中学校への進学であまり通学環境が変わらないのは魅力だった。先問でも触れたが、住宅地が最近拡大したことによって今時点での生徒数は多いものの、住民の出入りがさほど激しい訳ではない地域のため、全面建て替えには踏み切れていないのでないかと感じる。老朽化とキャパシティは大きな課題である。
• 治安/アクセス
  我が家では交通機関が必要のない通学エリアなので、とても分かりやすい立地にあると言える。商業施設なども若干増えてはいるが、北海道の農村地域らしくゴミゴミはしていないため非常に見通しも風通しもよい。小学校・中学校共に「まちコミ」というポータルサイトに加入しており、各学年で登録すると行事の情報や、町内の防災・防犯情報も親に向けて届くため情報が早い。
• 制服
  男子は学生服、女子はイートンとわりと普通な感じ。特筆するものは無いが、先問でも触れたように制服通学のタイミングが極端に少ないので、着用回数による劣化よりも体形の変化で買い替えが必要になることもある。

入試に関する情報

• 志望動機
  公立中学校のため、住所により通う学校が決まってしまうので、学校選択という考えは全くしていない。

進路に関する情報

• 進学先
  長男は現在釧路市の国立釧路高専へと進学。今は４年生で学校寮で生活している。
• 進学先を選んだ理由
  もともと機械系の工業高校に興味はあったらしく、帯広にも工業高校はあるものの、その後の大学進学の可能性などを比較検討した結果、推薦入試の可能だった釧路高専を選択、合格したため、他の高校の併願は行わなかった。

感染症対策としてやっていること

生徒数が多いため、行事や通常授業への対策は慎重に行い、町内小学校に兄弟姉妹が通っているケースも多いため、授業時間の分散なども割と早い時期から気を使っていた。変更事項があるたびに「まちコミ」配信にて情報ももらえるので助かっている。