互いの個性を尊重しあう男子完全中高一貫校：静岡聖光学院中学（静岡県静岡市駿河区）の口コミ

保護者 / 2024年入学

互いの個性を尊重しあう男子完全中高一貫校

2025年01月投稿

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• 4.0

[学習環境 3｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 4｜ 治安/アクセス 5｜ 部活 4｜ いじめの少なさ 4｜ 校則 4｜ 制服 3｜ 学費 -]

• 総合評価
  勉強の環境以外に、課外活動などにいろんな子が進路を考えるきっかけになるようなさまざまな仕掛けが用意されている。さまざまな子のあり方に寛容な学校で、環境も集まる生徒も良く、子どもの心に残る学校生活になると思う。
• 校則
  校則は細かに定まっているが、指導は寛容。服装規定は細かく定められているが指導らしきものはなく、かといって服装が乱れたような子は稀。頭髪検査もなく、元々茶色がかった髪色の子に黒に染めるよう強制するような過剰な指導はない。ITを用いた教育スタイルで生徒もSNSを多用するが、あらかじめSNSに関する禁止事項が入学時に警告されているので、違反した場合は厳しく処分されるかもしれない。
  
• いじめの少なさ
  男子校なのでぶつかり合いはしばしばあるが気のいい子が多く、いじめはほぼ見ない。先生方は見守り程度で生徒同士の関係には介入しないスタイル。
• 学習環境
  夏期講習があるが、希望者に有料で実施。小テストなどで振るわない生徒には補習を行う場合がある。
  一貫校向けの授業を行う学習塾が市内にほぼないため、TOMASの運営する学内ASGセンターの個別指導や自習室を利用する子もいるが、少しお高い。
  トップクラスの子の中には姉妹校の聖光学院（横浜）で指導を受けられる子もいるらしいが、全ての学力層を網羅する受験対策がシステム化されている感じではない。高2のはじめくらいには自然に大学受験を意識する雰囲気ができている。
• 部活
  ラグビー部が強く、花園出場や黒ジャージに憧れて県外から入学してくる子もいる。運動ができる子はまずラグビー部に入る。1学年100人弱の小規模校のため、野球部がないなど、部活の種類は少ない。ガチで部活やるのも帰宅部でも自由な風潮なので、誰もが生きやすい。
• 進学実績/学力レベル
  初めての定期テスト時の感想だが、上位層は静附/静高上位層相当と思える子がいる一方で、下位層はなぜ入学できたか不明な子もいる程度に学力差が激しい。
  小規模校のため進学実績こそ目立たないが、地方国公立/MARCH以上の合格率は県内私立高校の中では屈指。最上位層（上位10%程度）は旧帝・TOCKYや早慶、医学部に進学する。上位層（上位約1/3～1/2）は上理・MARCH・関関同立/5S・地方国公立、中位～2/3くらいで成成明学～日東駒専/南愛名中/産近甲龍。最上位層は学力に相当する指定校がなく、指定校を使わない。上位～中位には学力に相当する指定校が多い。
• 施設
  体育館は空調完備、校庭は人工芝。プールはないものの、剣道場や柔道場などもあり、運動する環境はいいと思う。校舎は古いが、リフォームされ、大理石調（？）の廊下などの作りはもともと良い雰囲気。
  広告塔になっているカフェのような図書館は生徒が利用している様子があまり見られない。生徒が利用するように促進策を考えて欲しい。
• 治安/アクセス
  閑静な住宅地にあり、治安は問題ない。スクールバスが東静岡駅から山上の学校まで直通（乗車約15分）しているので、アクセスも悪くない。
• 制服
  イートンジャケットは古さを感じるデザインだが、創立以来の伝統と考えると許容範囲。生地がしっかりしている。タイピンをなくしやすいので注意。

• おすすめの塾
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学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  帰国生や特待生、プレゼンやプログラミングなどの様々な入試があるため、勉強にも興味分野にも個性的で尖ったな子が多く集まる。一方で互いに尊重できる子が多く、どんな子でも生きやすい学校。

入試に関する情報

• 志望動機
  高校入学がない完全中高一貫校なので進度の早い先取り教育が行われていることや、子ども自身が男子校で男の子の友人をたくさん作ることを希望したため。