田舎者の集う荒れた学校：郷ノ浦中学（長崎県壱岐市）の口コミ

卒業生 / 2014年入学

田舎者の集う荒れた学校

2017年10月投稿

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• 3.0

[学習環境 3｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 1｜ 治安/アクセス -｜ 部活 3｜ いじめの少なさ 1｜ 校則 1｜ 制服 3｜ 学費 -]

この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。

• 総合評価
  市内7つの小学校から生徒が集まっています。
  田舎の学校のため、入学前から顔見知りだったり、同じ学年に親戚がいたりするので、友達は作りやすいと思います。頑張ろうという高い志さえあれば、いくらでも成長できます。
• 校則
  校則は、通学鞄が学校指定だったり、補助バックにつけるストラップの数が決められていたり、不定期ですが容疑検査があったりします。
  しかし、そのほとんどが機能しておらず、容疑に問題があってもよほどのことがない限り注意はされません。携帯やお菓子を持ってきて昼休みに数人で集まって盛り上がっている人もいます。勿論、校則では携帯もお菓子も持ち込み禁止です。
• いじめの少なさ
  正直に言うと、喧嘩は多いです。ちょっとしたことですぐ言い合いになり、殴り合いにまで発展することも多々あります。
  いじめに関しては、学年やクラスの中心メンバーになれれば話は別ですが、男女問わず陰口や陰湿な嫌がらせがあります。それにより、学年に１人は不登校になってしまう生徒がいます。カウンセリングルームもありますが、ほとんど利用者はいません。
  
• 学習環境
  意欲のある生徒は、昼休みや放課後の時間を使って手厚い指導が受けられます。しかし、受験前になってもまったく勉強しない人もいたりするので、真面目な学校生活を送りたいと思うなら周りに流されないかなりの覚悟が必要になると思います。
  成績は、良い人はオール5をとったりしますが、その一方でオール1なんていうまったく笑えないような成績を叩き出す人もいます。
  授業中は基本うるさいです。
  真面目に勉強している人は、塾に通っている人が多いです。
  
• 部活
  どこの部活にも生徒間の階級があるようです。スクールカーストの高い生徒が部長や副部長を務め、権力を振るいます。
  もともと小学校からバレーボールや野球、ソフトボールをしている生徒が多いので、運動部のレベルは高いです。特に男子ソフトテニス部は市内中体連で今のところ負け知らずと有名です。また、市内中学校唯一の文化部である吹奏楽部もあります。こちらは一昨年器楽部から吹奏楽部に名前が変わり、レベルはそんなに高くありませんが、毎年コンクールに出場したり、いろいろなイベントに参加したりしています。
• 進学実績/学力レベル
  卒業後は、毎年8～9割が島内にある普通科の高校（壱岐高校）か商業高校（壱岐商業高校）に進学します。スポーツでの実績がある同級生の何人かは島外の高校に進学しました。一部ですが、成績が悪すぎて公立高校に進学できず中卒で就職する人もいます。勉強での推薦で島外に進学する人はほとんどいません。
• 施設
  校舎は耐震工事がされていて安心ですが、校舎自体が町村合併以前のものなので、かなり年季が入っています。
  生徒が毎日の清掃活動をサボるので、校内にはいつもゴミやぐちゃぐちゃになったプリントが落ちていて汚いです。上履きは１日履いたら靴底が真っ黒です。トイレには消臭剤等が置かれておらず、我慢出来ないほど臭いこともあります。
• 制服
  立地からも分かる通り、ものすごい田舎の学校なので、かわいいもかっこいいもありません。ごくごく普通の制服です。男子が、黒の学ラン（冬）か白のカッターシャツ+黒のズボン（夏）。女子が、濃紺のセーラー服（スカーフは白）（冬）か白のブラウス+濃紺のスカート（リボンは紺色）（夏）。
  男女共に中間服はなく、移行期間が決められていて、その期間内に衣替えをしなければいけません。
  通学靴は、白地に赤ラインの入った学校指定のスニーカーです。
  午前中は制服で、午後からは、学校指定のジャージで過ごさなければいけないという謎の校則があります。（冬はジャージ、夏は体操服です。）ジャージや体操服のデザインは結構かっこいいです。

入試に関する情報

• 志望動機
  自宅から近かったからというだけで、特別な理由はありません。

進路に関する情報

• 進学先
  卒業生の大半と同様、市内の普通科の高校（壱岐高校）に入学し、進学クラスに所属しています。