あらゆる子どもの「好き」を伸ばせる：洛星中学（京都府京都市北区）の口コミ

保護者 / 2017年入学

あらゆる子どもの「好き」を伸ばせる

2020年04月投稿

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• 5.0

[学習環境 3｜ 進学実績/学力レベル 4｜ 先生 -｜ 施設 5｜ 治安/アクセス 4｜ 部活 5｜ いじめの少なさ 5｜ 校則 5｜ 制服 4｜ 学費 -]

この口コミは投稿者のお子様が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。

• 総合評価
  現状、何の不満もない。子どもだけでなく親も楽しく学校のイベントなどに参加させてもらっている。現在コロナの影響で休校中だが、早く学校に行きたくて仕方がないという息子を見ていると、それだけ楽しい学校、友だちに恵まれていることがとてもうらやましく思う。
• 校則
  制服はあるが、頭髪規定などはなし。詰襟のカラーの着用や、ボタンを一番上まで止めているかなどは指導をされるが、中学生としてふさわしくない格好をしていなければ指導はなく、それぞれの自主性にまかせられている。といっても奇抜な格好をしている生徒はいない。「きちんとした格好」「他人を不快にさせない格好」が求められているし、それを体現できている生徒が多い。
• いじめの少なさ
  いじめの存在は聞いたことがない。学校の先生の説明によると、「中学１年生のときは、初めての人間関係のなかで戸惑うことも多いので、生徒間トラブルは存在する。が、誠意をもって対応する」と言われた。完全中高一貫校であることと、基本的にあまり他人に干渉しない生徒が多いため、学年があがるごとに他者を認め合える雰囲気がある。
• 学習環境
  他校のように補修も必須ではない。このたびのコロナウイルスの対応では、インターネット授業には消極的な姿勢だった。が、普段の授業は宿題などは、必ずしもすぐに解が得られるものではなく、とにかく考えさせられるものが多いのが印象。受験マシーンを作る勉強ではなく、人間性を育てる学習が、各教科からもうかがい知れるが、この設問としての回答としては、「３点」という評価が妥当ではないかと思う。
• 部活
  息子が所属している部活は、練習も熱心で、それなりの成果を残している。洛星でいうところの「厳しい部活」に入るが、それだけの結果を出しているし、それを応援できる親も、一緒に青春を味わえていると感じて、大変満足している。ただ、部活によっては活動日が少ないものや、無断欠席をしてもとがめられないところもあると聞いている。塾や勉強中心のご家庭だと、逆にそのしばりのなさで評価は高いと思うが、我が家はしっかり部活をやってくれて、それなりの結果を残してくれているほうに評価を高く置くので、現在の部活動にはたいへん満足している。
• 進学実績/学力レベル
  以前よりは進学実績も下落傾向にあることは否めない。先生方もいろいろな手を尽くしてくれているようだ。先輩保護者様のなかには、「子どもは大学といったら東大か京大しか知らない」という人もいる。
• 施設
  体育館、図書館、校庭、テニスコート、プール、どこをとってもここまでの環境が整えられている学校は多くはないと思う。昇降口を入ってすぐは吹き抜けになっており、大きな絵画がたくさん掛けられており、最初に学校を見たときには美術館かと思った。当たり前だが、毎日通う息子にはそのすばらしさが日常になってしまっているのが、贅沢でもあり残念にも感じる。
• 治安/アクセス
  JR駅から徒歩15分とやや遠い、阪急駅からはバスが必要など、アクセスには不便がある。が、我が家はバス通学のため、あまり不便は感じない。学校周辺は静かな住宅地だが、治安が悪い寂しさ、暗さはなく、すぐに西大路通に出られるため、交通安全上の不安はない。
• 制服
  カッターシャツの色は、どこから見ても「洛星」とわかる、伝統でもあり目立つ色でもある。見た目はおしゃれとはいいがたいが、白シャツと比べると汚れは目立たないので、保護者としては楽である。

学校に関する情報

• 生徒はどのような人が多いか
  ある程度勉強ができる子はもちろん多いが、それぞれの好きなことにとことん取り組める環境があり、そうしている生徒が多いと感じる。なんだかんだいっても、勉強することが習慣になっているのはありがたい。

入試に関する情報

• 志望動機
  親も子も、直観でこの学校がいい、と思ったのが一番だった。洛星よりも偏差値の高い学校も受験したが、息子はずっと「洛星が第一志望」と言い続け、中学受験塾に行ったきっかけも「洛星に入学したいから」だった。通学途中の洛星の生徒さんの礼儀正しさを見て、親もこの学校に活かせたら安心、と思っていた。

進路に関する情報

• 進学先
  そのまま洛星高校に進学。
• 進学先を選んだ理由
  完全中高一貫校のため、そのままエスカレーターで上がった。が、義務教育ではなくなるため、子どもには「本当に洛星にそのまま上がるのでいいのか」「義務教育ではなくなるから、洛星で学びたいという自分なりの思いあるのか」ということを確認した。