やる気さえあれば、将来展望はバッチリ:岡山大学工学部の口コミ

卒業生 / 2012年度入学

やる気さえあれば、将来展望はバッチリ

2020年05月投稿

認証済み

• 
• 3.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 5｜ アクセス・立地 5｜ 施設・設備 3｜ 友人・恋愛 4｜ 学生生活 -]

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工学部の評価

• 総合評価

  普通
  研究室は多岐にわたり学生のニーズをほぼ満たしていると思うが、大規模施設を使って行う研究（核融合等）は専用施設が存在しないためできない。
• 講義・授業

  良い
  電気電子工学、通信工学分野に必要な基礎理論はおおかた学ぶことができる。しかし半導体工学系の専攻を目指す学生にとっては量子力学、統計力学の講義がない（講義内で触れることはあるが、ダイジェスト的）ため研究室配属後に非常に苦労すると思う。
• 研究室・ゼミ

  良い
  2年後期から電気電子工学コースか通信ネットワークコースに配属、4年の前期から各コース内で研究室に配属される。電気電子工学コースでは研究室は重電系から半導体物性系まで幅広く存在するが、研究設備については他大学と比べ若干劣っている印象がある（専用の大規模な研究設備を要する核融合系やプラズマ工学系の研究室は存在しない）。また研究室によって国内国外学会参加に積極的なところと消極的なところの差が激しい。自分がどの分野に興味があり、学会参加意欲があるかを研究室選びの材料にするべき。
• 就職・進学

  良い
  毎年、多岐にわたる企業から求人がくる。電気電子系の知識が応用できる業界は幅広いため、企業選びで苦労することは無いと思う。電力、自動車、鉄鋼、電子部品製造系の大手企業からの求人があり、そのほとんどで推薦応募が可能となる。ただ推薦枠は大きくないため、例年、大学3年生までの成績が良かったものが有利になる（その年の就職担当によって方針の違いはある）。第1志望がダメでも、すぐにほかの企業を紹介してくれる体勢が整っている印象。
• アクセス・立地

  良い
  全国の国立大学の中でも、立地がかなり良いことで有名な大学である。JR岡山駅から自転車で20分弱のところに医学部、歯学部以外の学科が揃っている津島キャンパスがあり、JR岡山駅駅から自転車で10分のところに医学部と歯学部を擁する鹿田キャンパスがある。岡山駅周辺にはイオンモールを代表とする商業施設、飲食店やレジャー施設が揃っており、繁華街もある。岡山大学周辺では学生用のアパートも充実している。
• 施設・設備

  普通
  あくまで理系目線の回答となるが、大規模研究設備はあまり整っていない。生協や食堂等の福利厚生施設は津島キャンパス内で3か所あるが、昼休みになると10000人近く学生が3か所に殺到するためかなり混雑する。もう2か所ほど増やせばどうにかなるが、近年モニュメント等が建てられたりしているため、学生の声はあまり理事の方々には届いていないと思う。
• 友人・恋愛

  良い
  部活・サークルは充実しており、そこでの人間関係構築が可能。研究室配属後でも、各研究室で行事等あるため人間関係構築ができる。
• 部活・サークル

  良い
  サークルは多岐にわたり、かなり大規模な学祭も例年11月に催される。年によっては有名な芸能人、歌手を呼ぶことがあり、かなり盛り上がる。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1年生から2年前期までは他の学部生と混ざり、教養教育主体となる。2年後期から電気電子工学コースと通信ネットワークコースに分かれ、専門分野の講義がはじまり、3年後期までベクトル解析、線形代数、複素関数論等の基礎講座から電力工学、半導体工学、電磁波工学（選択制）の応用講座を受ける。4年前期から研究室に配属され、卒業論文を書き卒業となる。3年生は自分がどの講義を取るかによって変わるが、基本的に時間に余裕ができ、研究室配属後もさらに時間を持て余す。
• 学科の男女比
  1 : 9
• 就職先・進学先
  大手鉄鋼メーカの技術職
• 志望動機
  昔から電気電子工学に興味があり、その分野を極めようと考えたことと、応用分野が多岐にわたることから、就職に困らないであろうと思ったため。