メディアを学び、メディアを作る学科:法政大学社会学部メディア社会学科の口コミ

卒業生 / 2019年度入学

メディアを学び、メディアを作る学科

2025年01月投稿

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• 4.0

[講義・授業 5｜ 研究室・ゼミ -｜ 就職・進学 5｜ アクセス・立地 2｜ 施設・設備 3｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 4]

社会学部メディア社会学科の評価

• 総合評価

  良い
  講義内容、友人関係、施設の充実度、就職関連のサポート、イベント関係とサークル、全てを合算した総合的な評価は星4つ。
  平均以上の充実度は確保されていると判断した。
• 講義・授業

  良い
  メディアの歴史や背景、役割を学ぶための授業が充実している。無論それだけでなく、実践的な内容も多い。自分がどんな効果を期待して広告や番組を制作するかを考える講義、実際に映像を撮影して番組を作る講義なども存在する。
  齎す影響やその成り立ち、当時期待されていた役割や危惧されていた課題などを理解したうえで、一度自分が「作る」立場へと回る。これにより、情報リテラシーを高め、メディアの力とその使い方を深く学ぶことができる。
  これと並行して他の講義で社会問題の現状を学ぶことで、メディアを活用した社会課題の解決を考えるのがメディア社会学科の意味であると考えている。事実、学内のサークルには電子だけでなく紙媒体でのメディアを作るところも多く、学外への配布や設置を行うところも存在する。
  
  他学科、他学部の講義を受けて単位取得することも可能なので、自分が興味のある分野を学び、それらとメディアを結びつけていくこともできる。
• 就職・進学

  良い
  メディア関係に強い専用の講座があり、多数のOBが在籍しているため情報を仕入れやすく、入社後の雰囲気や面接で求められることを掴みやすくなっている。要は就職予備校のようなものが学内に存在する。
  メディア関係の職に就かない場合は、公務員を志望する学生が比較的多く先輩後輩間での教材のやりとりが行われている。
  学校側の支援も手厚く、就職相談からOB訪問、会社説明会など必要なものは学内のサービスで大抵が揃う。これに加えて外部のサービスを併用することでより万全になるだろう。
• アクセス・立地

  悪い
  ハッキリ言って立地は最悪である。
  三つある最寄り駅（相原、めじろ台、西八王子）から出ている無料送迎バスで10分～20分かけて通学が可能だが、駅までがかなり都心部から離れている。ちなみにバスを使わず歩くと50分以上。加えて、キャンパス自体はタヌキなどが出現するレベルで森に囲まれている。
  市ヶ谷キャンパスまで電車で行く場合はこれまた1時間近くかかる。キャンパス間の行き来がある学生はかなり苦労するだろう。
  
  遠方から引っ越して一人暮らしする学生のために学生寮なども存在しており、一定のサポートは受けられる。バスと住居のサポートがあるため、立地は最悪だが星は2つ。
• 施設・設備

  普通
  まず屋内プールと陸上競技場がある。広い図書館もあり、無料でパソコンを利用できる部屋もある。記憶が正しければ学食は4つあり、昼食時には移動販売のキッチンカーが学内にやってくる。
  ただプールと競技場までは距離があり、学内を走るバスを使わなければ行くのに苦労する。それなりに充実しているとは思うが、キャンパス自体新しいわけではなく、老朽化している部分もあるため星は3つ。
• 友人・恋愛

  普通
  1年時に必修の基礎ゼミがあり、そこで同学科の学生から2-30人ほどのクラスを組む。他の必修講義や学科ごとの必修講義で顔を合わせることも多いので、友人を作って行動することは難しくない。
  恋愛に関しても、男女比率が乖離しているわけではないので、充実と呼べるかは怪しいが関係を作るハードルは高くないと言える。ただ、良くも悪くも3～4年まで顔を合わせることにはなるため、最初の方に恋愛関係で気まずいことになると後々困ることはあるだろう。
• 学生生活

  良い
  充実度は並、より少し上ぐらい。
  年に一度の学祭では有名アーティストやお笑い芸人の演目があり、サークルやゼミの食品系出し物が大量に出店されるため退屈しない。夜には学内で花火も打ち上げられる。
  サークルは確か30以上はあったと記憶している。多くも少なくもない数だと思うので、ここでの加点はなしとして星4つ。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  メディアの役割や歴史を学び、それを活用してどのように社会課題へアプローチするかを学ぶ。1年次からメディアについて学ぶが、序盤は数学や英語など基礎学力を身につけるための必修単位が多い。卒論は単位制で、書かなくとも講義を2-3個多めに取れば卒業要件を満たせる。
• 学科の男女比
  5 : 5
• 就職先・進学先
  流通・小売・フード
  入学当初はメディア関係の職業に就きたいと考えていたが、4年間学んだことでどんな環境に置かれていてもメディアを使った情報発信を活かすことは可能だと知った。そのため、自身が学びを深めるなかで興味を持った食、もっと言えば一次産業に携わりたいと考え、生産者への支援が可能な職業を目指すことにした。
• 志望動機
  メディアについて学び、その使い方と役割を理解したうえで、メディアを活かせる職業に就きたいと考えたため。