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東京理科大学
出典:EXECUTOR
東京理科大学
(とうきょうりかだいがく)

私立東京都/飯田橋駅

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偏差値:40.0 - 62.5

口コミ:★★★★☆

3.87

(1195)

  • 男性在校生
    在校生 / 2017年度入学

    学問としての数学を一から学べる

    2019年08月投稿
    認証済み
    • ★★★★★
    • 5.0
    [講義・授業 5| 研究室・ゼミ 5| 就職・進学 4| アクセス・立地 4| 施設・設備 4| 友人・恋愛 3| 学生生活 3]
    理工学部数学科の評価
    • 総合評価
      良い
      理科大は厳しいことで有名だが、理工学部数学科は必修科目も少なく、文系のような時間割になる人も少なくない。また、実験も一切ないためレポートの実験レポートの提出もない。しかし、1科目あたりのウエイトは当然それだけ重く、しっかり勉強しておかないと簡単に留年してしまう。また、講義内容は非常に抽象的で、一般の人の多くが「数学」と聞いてイメージする内容とは大きく乖離している。しかも板書や授業のスピードは高校の比ではなく、自身での復習は不可欠である。科目こそ多くはないが、講義内容の難解さは学部一ではないかと思っている。しかし、そのような内容を修めることで身につく技能も多い。物事を抽象的・俯瞰的に捉える力や、論理的思考力が養われるのは数学科ならではで、卒業後の場はもちろん、普段の実生活の中でもそれらを生かし、応用できる場面は非常に多い。
    • 講義・授業
      良い
      教員により多少のばらつきはあるものの、基本的に授業のレベルは高いと感じた。理工学部数学科では3年次後期から、代数学・解析学・幾何学から自分の研究室と専門を選択するが、どのコースも専門的な講義が用意されている。
    • 研究室・ゼミ
      良い
      1年次は週3コマ、2年次は週1?2コマ、3年次には研究室での演習と、演習の授業は充実している。数学科の演習では、基本的に、自分が解いた問題を黒板やホワイトボードを用いて発表し、それに対して教員や学生が質問したり、発表の間違いや矛盾点に対する突っ込みを入れる、という形式になっている。
    • 就職・進学
      良い
      数学科では一般的だが、教員志望の学生が多く、就職先にも教員は多い。教員以外では、金融系や保険系の就職が多いが、製造業などにも幅広く就職先がある。数学科の場合、数学そのものを利用する職は研究者と教員くらいしかないので、学生は幅広い職種に就職している。また、修士課程への進学率は同学部の他学科に比べて低く、2割前後である。
    • アクセス・立地
      良い
      理工学部と薬学部は千葉県野田市の野田キャンパスに設置されている。野田キャンパスの最寄り駅は東武アーバンパークライン・運河駅となっており、駅から大学までは徒歩5?7分(授業の行われる講義棟までは約10?15分)ほどである。大学周辺には都内のような娯楽施設はあまり多くはないが、東武線で7分程度で流山おおたかの森、15分程度で柏まで出ることができるため、学生が遊んだり飲んだりする場合はキャンパス周辺よりこのような沿線の街を利用する場合が多い。
    • 施設・設備
      良い
      学部生の多くの授業が行われるのは7階建の講義棟と呼ばれる建物で、教室も基本的にはきれいな状態になっている。教員の研究室があるのは4号館の3階だが、ここは講義棟に比べて古く、見た目の清潔さなどでは講義棟に劣る。
    • 友人・恋愛
      普通
      自分がサークルに所属していないためあまり詳しくはないが、サークルなどに所属している学生たちはそれなりにグループを作って楽しく生活しているような印象を受ける。また、学科内で交際しているカップルもいなくはないが、数は多くはない。
    • 学生生活
      普通
      サークルの数は多い方ではないかと思う。文化系・運動系ともに充実していて、理科大生が所属するインカレサークルなども多数ある。11月下旬には理大祭という文化祭が実施され、各キャンパスごとにサークルに所属している学生などを中心に盛り上がる。
    その他アンケートの回答
    • 学科で学ぶ内容
      1年次では線形代数・1変数を中心とした微積分・集合論、2年次では引き続き線形代数と、2変数を中心とした微積分・位相空間論を必修科目として学ぶ。3年次では代数学・幾何学・解析学・複素解析学の中から2つが選択必修となり(全て履修する学生もかなり多い)、演習では代数系・幾何系・解析系1(1、2変数関数の微積分、実解析など)・解析系2(測度論、ルベーグ積分など)の中から2つが選択となる。また3年次では統計学や常微分方程式論などに関する専門の選択科目も履修できるようになる。3年次の後期では研究室を選択し、同時に自身の専門も決定する。研究室を選ぶ際は、関数解析・偏微分方程式論・数値解析・確率論・保型形式・整数論・低次元トポロジー・対称空間・リー群など、様々なテーマの中から興味にあった分野を選択することができる。4年次ではそれを引き続き学習・研究していく。卒業論文は、研究室・指導教員によって有無が異なる。
    • 学科の男女比
      8 : 2
    • 就職先・進学先
      具体的には決まっていないが、進学を希望している。
    • 志望動機
      もともとの第一志望は物理学系であったが、受験の成績の影響で数学科に変えざるを得なかったため、それに伴って併願校であった理科大の出願学科も変更した。志望とは異なってはいたが、せっかく高校で理系として学んできたのだから、理系にしかできない学科に進学したかったということと、単純に数学が得意で好きだったから、といったような理由で数学科を選んだ。理学部第一部数学科ではなく理工学部数学科を選んだのは、もちろんレベルのこともないとは言えないが、それ以上に自宅からの通学のしやすさを考慮したためである。
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    投稿者ID:566350

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