情報工学を学ぶための環境がある大学:関西学院大学工学部情報工学学科の口コミ

卒業生 / 2021年度入学

情報工学を学ぶための環境がある大学

2025年05月投稿

認証済み

• 
• 4.0

[講義・授業 5｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 5｜ アクセス・立地 1｜ 施設・設備 4｜ 友人・恋愛 5｜ 学生生活 3]

工学部情報工学学科の評価

• 総合評価

  良い
  プログラミングやネットワークのような情報分野に興味のある学生が、学習をするための環境は整っている。また、最近コンビニや寮が新たに設置されており、更なる改善が施されている。しかし、先ほど述べたように三田キャンパスは絶賛発展途上のため、細々とした部分でまだまだ不満点は多い。
  
  この課程の研究分野はネットワークや最適化理論のような数理科学分野、ヒューマンコンピュータインターフェースのような感性工学をメインにしている研究室が多いため、そのような分野に興味がある学生にはおすすめの課程である。ただ、情報セキュリティやAIの基盤技術のような先ほど述べた分野以外の情報工学の分野を専門に扱う研究室は少ない、もしくはない。そのため、これらに興味がある学生は実際にこの課程の研究室一覧及び、それらのメインの研究内容を見てからの考慮が必要である。
• 講義・授業

  良い
  線形代数、微積分、プログラミング、コンピュータアーキテクチャ等、この分野に属するにあたって必要な授業がしっかりそろっていたと思う。
• 研究室・ゼミ

  良い
  この課程に属するほとんどの研究室では、卒研のために学生にちゃんとした指導を施している。しかし、多くの大学が３年後期から仮配属で研究を始めるのに対して、関学は現在４年から研究室配属される。そのため、他の大学と比べると、卒研の内容が見劣りしがちだと思う。
• 就職・進学

  良い
  私は進学したため分からないが、周りの様子を見る限り、よほどのことがなければ就職できないということはない。聞いた話では、書類選考段階で学歴フィルターではじかれることもあまりないらしい。
• アクセス・立地

  悪い
  電車に関しては最寄り駅から最低でも歩いて３０分かかる。そのため、原付や自動車、自転車がなければ通学手段は基本バスになる。しかし、そのバスもそこまで本数が多いわけではない。
• 施設・設備

  良い
  全体的に施設は清潔感がある。学食は２つあり、席数も多いため、混雑具合さえ気にしなければ、昼休みやチャペルアワーのような混雑しやすい時間帯でも食べられないことはない。図書館は学校のある時間帯は原則開いている。ただ、それ以外の時間帯、または休日には開いてないこともある。
• 友人・恋愛

  良い
  サークル、もしくは何かしらのプロジェクトに属していればまず充実する。こればっかりは当人の意識次第だと思う。
• 学生生活

  普通
  サークルやイベントは工学部のある三田キャンパスよりも、文系学部のある上ヶ原キャンパスの方が充実している。上ヶ原キャンパスはバスで三田キャンパスから片道１時間かかる程度には遠いが、それを我慢できるならサークルの選択肢は広くなる。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  ・微積分、線形代数、グラフネットワークといった情報工学の専門内容を学ぶために必要な基礎的な数学
  ・Python、c、javaといった言語でのプログラミング作成実習(やる気があればc++まで学べる)
  ・論理回路、コンピュータアーキテクチャ、データベース等の情報工学分野の専門科目
  ・キリスト教(必修科目で興味がなくても絶対とらなければならない)
• 学科の男女比
  8 : 2
• 就職先・進学先
  大学院進学
• 就職先・進学先を選んだ理由
  入学時点で大学院進学予定だったため
• 志望動機
  プログラミングが好きでありかつ、情報工学という分野に興味があった