ゆるくなったPTA。専業も兼業も安心。：南浦小学校（東京都三鷹市）の口コミ

保護者 / 2017年入学

ゆるくなったPTA。専業も兼業も安心。

2022年10月投稿

• 
• 4.0

[方針・理念 3｜ 授業 4｜ 先生 5｜ 施設・セキュリティ 2｜ アクセス・立地 3｜ 保護者関係(PTA) 4｜ イベント 5]

• 総合評価
  よいところ
  一学年４クラスある上に毎年クラス替えなので、いじめに遭っても逃げ道がある。
  希望すればオンライン授業を受けられる。
  通級の先生が教室を巡回して一般クラスの子にも目配りしてくれる。
  PTAの負担が大幅に軽くなった。学区域に市役所や大きな公園があるので、PTAが無理に催しを開かなくても各種イベントで十分に交流できる。
  悪いところ
  空き教室がないのでいじめ加害者を隔離できない。児童数は減ってきているが当分は小さめの教室もフル稼働すると思われる。
  人気のクラブは倍の人数を募集してくれてもあぶれることがままある。
  小中一貫教育制である。不登校が減ったとうたう一方で、特に問題ない子にとっては近隣の小学校が集まって一つの中学校へ進学することを意識させられる以上の効果はない。小中の先生の力を交流イベントや打ち合わせに割くのは得策ではないのではとも思う。
  教育熱心でボランティアも好調な近隣校とくらべて、南浦小は地域のコミュニティが希薄。しかし裏を返せば、まず家事育児介護や仕事に専念する必要がある家庭は南浦小のほうが向いているとも言える。
• 方針・理念
  公立校なので親子もそれぞれ。そのため運動会などの一斉行動でコントロールせざるをえないようだ。
  放任家庭か熱心な家庭かに関係なくいじめをする子はしている。したがって自分の子だけしっかり育てれば安心ではなく、学校全体に目配りする必要がある。といっても他校にくらべれば落ち着いているほう。
  何かの準備などで下校が遅れる場合は事前に連絡してくれる。
  他校に比べると拘束時間がほんの少しだけ少なめ。ただし市内でも多めの学校は上から是正するよう言われたらしいので、多ければよいというわけではない。
  早く帰れる水曜でも学年が上がると５時間目まで拘束される。
• 授業
  理科や家庭科にも専科の先生がいる。
  ドリルに加えて調べてまとめる宿題も多く出されるので宿題に時間がかかる。
  貸与のタブレットを使う宿題もある。苦手分野を突き止めてくれるアプリを使っているので、一問でも間違うと問題数が増えるしくみになっている。
  やる気や仲間とのやりとりなどの、テストの点数以外の面も伸ばそうとしてくれている。希望者のみの係の募集があったり、一日一人ずつの発表、クラスの課題を話し合うなどに力を入れている。
  高学年にもなると、予告したにも関わらずテストのクラス平均点が悪いとかなりのお叱りを受ける。
  算数は二年生から習熟度別授業を行う。グループは２～３段階に分かれる。最も手厚いグループは10人程で授業を受ける。教科書の理解し終えているレベルの子達には、中学受験並みの問題が与えられることもある。
  コロナ禍なので授業参観はウェブ上とリアルの両方を駆使している。
• 先生
  ベテランから若い先生までまんべんなくいる。
• 施設・セキュリティ
  施設は古く更新の順番待ちをしている状況。トイレは早めに順番が回ってきたようで現在修理中。シルバーサポートの人が常駐してくれている。
• アクセス・立地
  道路に接しているのが校門だけなので通りがかっても異変に気がつくことはできない。
  学区内に公営のアクセスポイントがあるので無制限に遊べてしまう。
  学区内に児童館がない代わりに繁華街もない。屋内のたまり場はほぼ図書館一択である。
  
• 保護者関係(PTA)
  最近になって任意加入が前提となった。業務の精選に取り組むとの説明があった。確かに今までとは違うと感じている。
  以前のような、月一の会議に出ないとクラスの代表役を果たした扱いにならないなどの発言はなされなくなった。
  一学年の人数が多いので、係をを引き受けないで卒業する場合もありえる。
  巷で言われるようなローカルルールはないので好きな年度に個々人で立候補してよい。
  引き受けられない事情を前もってPTA役員に打ち明けておくと、係決めの時に皆の前で申し開きさせられることはない。ただし考慮されるのは共働き以外の理由とされている。
  朝の登校見守りの割り当て有無は居住地区による。
  お手伝いが年一回だけあるが平日休日とか内容とかの希望は通してもらえる。急な事情で交代要員が見つからなかった場合も特にペナルティはなく、新たな業務が生じた場合に他の人より先に日程を打診される。それを待っていればよい。
  子どもの人数分回ってくるお手伝いがあったが廃止された。快挙だと思う。
  もっと学校の様子を見たい場合はサポート制度がある。コロナでリアルの参観日が減っている中、一年生の世話や校外学習や実技科目、補習の名目で立ち入ることができる。
• イベント
  今のPTAは保護者を多数動員する催しの存廃を議論している。運動会、展覧会、音楽会の他に、保護者の助けのないイベントもよく行われているので先生の身が持つか心配だ。学芸会はない。

小学校について

• 登下校方法
  個人で登下校します。 集団下校は年一および新入生の最初だけです。
• 制服の有無
  なし
• 給食の有無
  あり
• 給食の詳細
  アレルギーを持っている子には専用食が配膳される。専用食はいろんなアレルギーの子に対応する一種類のみなので自分がアレルギーを持っていない食材も抜かれている。うっかり普通の給食が配られていないかを担任を持っていない先生が確認してまわっている。

入学について

• 志望動機
  指定の小学校だからです。三鷹市は特別な事情がないと学校を選べません。
• 試験の有無
  あり
• 試験内容
  一応簡単な面接はあるが無理そうな子でも親が希望すれば入学できてしまうと聞いている。

進路について

• 進学先
  まだ在学中です。 指定中学への進学率は例年2割を少し切ると聞いています。
• 進学先を選んだ理由
  指定中学の情報が聞こえてくるのですが、荒れていて心配ではなくむしろ頑張りすぎていて心配です。他の学校を受験する理由は、勉強が得意だからな場合と、指定中学の方針に合わなくて不安だからな場合の両方がいるそうです。