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立教大学
出典:ペン太
立教大学
(りっきょうだいがく)

私立東京都/池袋駅

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偏差値:55.0 - 65.0

口コミ:★★★★☆

4.10

(1926)

  • 女性卒業生
    卒業生 / 2007年度入学

    物語の世界から「人間」を紐解く学問

    2016年03月投稿
    • ★★★★★
    • 5.0
    [講義・授業 5| 研究室・ゼミ 5| 就職・進学 3| アクセス・立地 5| 施設・設備 5| 友人・恋愛 2| 学生生活 -]
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    文学部文学科の評価
    • 総合評価
      良い
      自分の関心、好奇心にあわせて学びを深めることができます。文学科は日、米、英、独、仏文学専修に分かれており、一つを選んで自分の専門とします。日本文学専修科では100年以上前の新聞を調べたり、物語の舞台となった地を訪ね歩いてみたりと学ぶ場はとても広い。古文や漢文も扱いますが、受験勉強のような細かい知識はそれほど重要ではありません。先生方が教えてくださるし、文法よりも一作品として中身を読み解くことを大切にしています。当時の世界に思いをはせ、学びながら時間旅行をしているような気分が大好きでした。
    • 講義・授業
      良い
      各学科の講義を横断して受講することができます。例えば江戸時代あたりの文学について、歴史上の出来事について、当時の言葉について、あるいは同時代の外国の様子について、それぞれ別学科の講義を受けて深く学ぶことができます。一方で、心理学を学び、宗教について学び、また漫画や昭和歌謡まで学ぶこともできます。選択できる講義は豊富にあります。一つの分野を突き詰めたい人、広くたくさん学びたい人、どちらにとっても良い環境です。
    • 研究室・ゼミ
      良い
      3,4年生のゼミ参加は任意です。日本文学研究界で有名な先生もたくさんいらっしゃいます。テレビや新聞で顔や名前を拝見することもしばしば。1,2年生の時にゼミ形式の講義があり、そこで各先生の研究手法を間近に見聞できます。その上で3,4年生次にゼミに参加するか決めることができます。私自身は、広く深くいろいろなことを学びたい思いからゼミに入りませんでした。ゼミ生どうしは一緒に過ごす時間が長くなるため良き仲間となり、卒業後も交流を続ける人たちが多いようです。
    • 就職・進学
      普通
      常設のキャリアセンターがあり、就職に関する相談ができます。時に厳しい指摘も受けますが親身になってくださるので心強い存在です。しかし学生数も多いためいつでも混み合っており、予約ができないことも少なくありませんでした。思う通りの就職ができた人もいるし、大学で学んだこととは全く異なる方面への就職、資格取得のため進学した人もたくさんいます。東京六大学として名前はあるものの、就職に有利であるとは言い切れません。
    • アクセス・立地
      良い
      最寄りの池袋駅は多くの路線が乗り入れるターミナルです。東京、千葉、神奈川、埼玉どこからでも交通の便は良いです。一人暮らしの人は少なかったように思いますが、主に東武東上線沿線にアパートを借りていました。駅から学校までは15分程度で道も平坦、通学しやすいところです。デパートや飲食店も数多くあるため、友人と食事をしたり、空き時間に楽しんだりするのにも良い場所に立地しています。
    • 施設・設備
      良い
      赤いレンガ造りの本館と、その前に立つ大きな二本のヒマラヤ杉が自慢です。クリスマスには飾り付けがされ、毎夜きれいな姿を見せてくれます。本館は古い建物ですが近年補強工事がされ、外見はそのままに、内部が新しくなったようです。図書館が複数あり、それぞれ各学部の専門書を集めています。ここは文学部用図書館、こちらは理学部用、といったところです。飛びぬけて最新設備のある学校でありませんが、緑が多く雰囲気の良いところです。
    • 友人・恋愛
      悪い
      文学部は1学年1000人近い学生が所属する大きな学部です。講義の数も多いため、ゼミに参加しないと学科内で友達を作ることは難しいかもしれません。大学全体でサークル活動が充実しているので、参加をおすすめします。他学科、他学部の人たちを知り合うことができ、学生生活がいっそう充実するはずです。活動費のためのアルバイト、人間関係で衝突したり悩んだりと大変なこともありますがここで知り合った仲間は一生の宝です。私自身を含め、先輩や後輩もサークルで出会った相手と結婚するカップルがたくさんいます。
    その他アンケートの回答
    • 学科で学ぶ内容
      1、2年次は英語と第2外国語が必修でした。1年次から日本文学の入門学習が始まり、学年が上がるにつれ内容は専門的になります。学生により異なりますが、私は主に明治期に日本で生まれた文学作品に注目していました。文体や当時の風俗について、物語中の事件と史実に関連があるかどうかなど、文献や当時の新聞を調べて研究していました。同時に4年間を通して様々な学習をしました。個性的なところではラテンアメリカの風俗、漫画やドラマの表現手法、世界の様々な死生観などです。
    • 学科の男女比
      2 : 8
    • 就職先・進学先
      通信制大学/幼稚園教諭免許・保育士資格取得のため
    • 就職先・進学先を選んだ理由
      はじめは一般企業への就職を希望していました。就職活動を行う中で、産前産後休暇、育児休暇を取得している方があまりに少ないこと、制度は有名無実であることを知り衝撃をうけました。せめて自分のまわりにいる女性たちが母になるとき、わずかでも力になりたいと考え、保育の資格を取得しようと決意しました。
    • 志望動機
      もともと読書が好きで、物語の世界に魅力を感じていました。描かれている内容から、自分は実体験し得ない時代のこと、当時生きていた人々の考え方や風俗を知りたい、物語から「人間」の姿を探りたいと思いました。歴史ある大学であること、オープンキャンパスに参加したときの構内の雰囲気の良さ、また何とも言えず「ここに来たい」と感じた直観があり、入学を決めました。
    • 利用した入試形式
      センター利用入試
    • 利用した予備校・家庭教師
      代々木ゼミナール
    • どのような入試対策をしていたか
      英語の配点が高かったため、英語を武器にしようと思いました。国公立大、早慶大など自分が受験するより上位の大学の問題に多く挑戦し、読解演習を重ねました。国語、日本史は大学によって出題傾向が異なるため、予備校で大学別の講座を受講し対策しました。
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    投稿者ID:182168

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