田原小学校

創立100年以上と歴史がありつつも、下町らしいフレンドリーな校風だと思います。また浅草という日本を代表する観光地にあることから、外国人旅行者へのインタビューなどの英語学習や、三社祭やほおずき市について学ぶと言った日本文化の学び、といった独自の課外授業もあり、とても素晴らしいと思いました。子供も興味を持って楽しく学んでいました。また台東区主催の台東区歴史文化検定という検定も受けたそうで、そういった特別な授業があった日は、子供が家でも色々話してくれるので親も浅草、江戸文化にかなり詳しくなりました(笑)。
授業について。算数についてはレベル・希望に応じて3つのクラス分けになっていて、単元ごとにレベルに応じた指導を行って頂いていました。英語は英語圏出身の先生に教えてもらっていました。
ちなみに都内ということもあり中学受験をする子は比較的多い印象。
勉強以外では、田原バンドというマーチングバンド、フラッグ隊という課外活動もあり希望者が入れます。運動会などの学校行事の他に地元のお祭りなどのイベントで発表の機会がありました。
またカウンセリングルームも設置されており、子供の悩みにも真摯に対応頂けました。

学校の基本方針は下記とのこと。

○子供たちにとって幸せな教育活動
○子供たちが［本気になる授業］［身を乗り出す授業］［夢中になる授業］の創造
○地域に開かれた学校づくりに努め、保護者や地域の信頼を高める教育活動

少し漠然とした方針かと思いましたが、総合評価にも書いた通り、身近にある環境を有効活用した授業などは子供も興味を持って楽しみながら取り組んでいた様子が見られましたし、地域のお祭りに参加するなど、積極的に地域と連携していたように思います。
概ね方針に沿った学校づくりをされているように思いました。

くだらないイベントが多く、月に2回も貴重な休日である土曜日がつぶされてしまうことがあり、親としては非常に迷惑しています。平日も無駄に集会をやっており、非常にばかばかしいことに時間を割いているように思います。

ただの公立小学校に方針や理念を求めることにあまり意味はないと思います。教職員はしょせん公務員なので、あまり期待しても無駄だと思います。生徒のことを考えているふりはしていますが、実のところ生徒のことをきちんと考えているのかどうかは疑問です。