農業を学ぶのか農学を学ぶのか:東京農業大学農学部農学科の口コミ

卒業生 / 2021年度入学

農業を学ぶのか農学を学ぶのか

2025年09月投稿

認証済み

• 
• 3.0

[講義・授業 3｜ 研究室・ゼミ 2｜ 就職・進学 3｜ アクセス・立地 1｜ 施設・設備 3｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 3]

農学部農学科の評価

• 総合評価

  普通
  農業という分野を学ぶには、最適な大学かもしれません。一方で、研究を行うという点では劣っているかもしれません。農業大学校と大学を履き違えて入ってきている学生が混じっていることや、教員の論文執筆数の少なさは気になります。ただそうした中でも、良い友人にも恵まれ、充実した４年間を過ごすことができました。
• 講義・授業

  普通
  東京農業大学ならではの講義もあるためその点は評価できます。一方で、意外にも実習や演習は少ないため、自ら農家アルバイトやインターンに参加しないと机上の学習で終わってしまい、物足りなく感じる人もいるかもしれません。
• 研究室・ゼミ

  悪い
  農学科では研究室配属は３年になってからです。比較的充実はしていると思いますが、研究室・ゼミ内には研究をしたい学生とそうではない学生が混じっているため、前者の学生は肩身が狭いかもしれません。農学科自体が後者の学生が多いため、研究をやりたい学生は他学科か他大学の方がオススメかもしれません。
• 就職・進学

  普通
  キャリアセンターが様々な就活イベントや対策を行っています。自分の将来をしっかり考えている人は計画的に参加しており、そういった学生は就職も成功しています。また、キャリアセンターだけではなく、前職のある教員に話を聞きに行くことで、その手の職種についてのアドバイスを貰うこともできます。教員と学生の距離が近いのは農学科の魅力かもしれません。
• アクセス・立地

  悪い
  最寄りの本厚木駅から遠いため、通いの学生は不便です。移動手段は、バス、自転車、徒歩のいずれかになると思います。しかしながら、バスは定刻通りに運行することが少ないため、雨の日は徒歩の方が早いことがあります。また、実習がある日は、電車の遅延や道路の混雑具合に注意しないと、遅れてしまって欠席になってしまいます。さらに、バスが運転手不足もあり、最終バスが20時台となっています。周辺には気軽に行けるような飲食店もないため、学食かコンビニ、パン屋さん、キッチンカー、持参したお弁当になります。
• 施設・設備

  普通
  世田谷キャンパスと比較すると老朽化や研究機器の充実具合に疑問を抱きます。ただ、国公立大出身の教員からすると比較的充実しているそうです。
• 友人・恋愛

  普通
  実家が農家という学生が一定数いるため、最新の現場を知ることができます。部活やサークルだけでなく、様々なプロジェクトや教職課程などへの参加によって、他学科とも交流することができ、友人関係は深まります。恋愛については、そこまで活発ではないかもしれません。世田谷キャンパスの方が充実しているという噂は聞きます。
• 学生生活

  普通
  １学部のキャンパスにしては充実していると思います。また、世田谷キャンパスの方の部活やサークルにも参加はできます。運動系の部活、サークルについては、キャンパス内に体育館はありますが、運動場やテニスコートなどはないため、近くの施設に移動する必要があるみたいです。
  イベントは、収穫祭という一大イベントがあり、学生、教員が協力して準備から運営まで行っています。それに付随したイベントもあります。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1年では、農学の基礎的なことを学び、ほとんどが必修科目になっています。2年では、専門的な科目に移り変わります。自分の専攻したい分野(水稲、畑作、野菜、果樹、花卉)の実習配属もあります。3年も同様です。4年では、ほぼ講義は無くなり、卒業研究・論文に取り組みます。
• 学科の男女比
  6 : 4
• 志望動機
  農学の分野に興味があり、その手の大学を調べて行った時、何を目指して研究に取り組んでいるのかが分かりやすかったのが、この大学でした。また、講義も面白そうなものも多くあり、志望しました。
• 就職先・進学先
  公的機関・その他