岐阜大学 社会システム経営学環

大学でいろいろなこと（経営、地域、観光分野において）を学びたい人にはとっても向いていると思います。また教授との距離が近いのも特徴の一つです。授業の延長として、さまざまな活動に参加することができるものもあるので、いろいろな経験をすることができます。
興味関心がいろいろなものに持てる人、大学の間にいろいろな経験をしてみたい人には向いていると思います。

学環専属というよりかは、他の学部の講義も担当している教授が学環の講義も行なっているという感じですが、それぞれの専門分野について違う教授から学ぶことができるためとても充実しています。また授業内容も、グループワークが多く取り入れられていて、聞いているだけというより実際に話し合ってどうするか考えることが多いため、座学より楽しいです。
また、科目や時間割についてはコースによって多少違うものの、専門講義については1、2年生のうちは学環内で全員ほぼ同じ授業を受けるので、あまり悩むことはありません。

まだ始まっていないのでわかりませんが12個ほどゼミがあり、専門科目の成績順に好きなゼミが選べると聞いています。
また、ゼミとは別に2年生からコースに分かれて実習を行います。
経営、まちづくり、観光の３つがあり、それぞれ企業研究、サッカーチームなどの地域活性化、観光プランの構築などに取り組んでいます。

進学、就職についてはまだ前例がないためわかりません。
ただ、半年に一回教授と面談があるなど工夫はされていると思います。

とにかく立地はわるいです。
JRと名鉄どちらからもアクセス可能という点は評価すべきですが、その後の岐阜バスがとてもストレスです。
下宿するならともかくですが、岐阜駅からバスで30分ほどになっていますが、朝のバス待ちの時間を合わせるとひどい時は岐阜駅から1時間かかります。自転車を置いた方が賢明かもしれません。

専門の棟はありません。
講義のたびに場所を移動することもあります。
しかし、その分学環生には控え室という特権が与えられています。
控室とは鍵がかかる学環生専用の部屋で、お昼ごはんを食べたり、勉強したり、トランプなどを持ち込んで遊ぶことも可能です。
控室はとても便利です。

人数が少ないため、高校のクラスの様な雰囲気です。友人グループができてから変わることはほとんど変わりませんが、垣根を超えてクリスマスパーティーをしたり、遊びに行ったりするくらいには仲がいいです。
恋愛関係については特に聞いていませんが、人数が少なすぎて学環の中でカップルを作る気はないとみんな言っています。

サークルは全体でとても多いです。バレーボールのサークルだけで3個あるくらいなので、自分に合うものを見つけられると思います。
岐大祭や春祭は、通常の登校日より人が少なくなるという不思議な現象が起こることもありますが、switchがあたる抽選会があったり、楽しめる工夫はされています。

あまり何をやっているのかよく分からない部分があるのがネックだなと感じます。しかし自分のキャリアの可能性を見つけて学ぶことができる環境にあるため満足している部分もあります。

在学している身でも何をやっているのか分からないような授業がいくつか含まれるため。専門性のある授業もいくつかはあります。

まだ実際に研究室やゼミは行われていません。そのため評価は中間の星3です。

正直どのようなキャリアに進めるのかは未だ不明です。しかし学部を跨いで様々な学部の授業を受けられるためその影響を受け将来のキャリアへの選択肢は広がりそうです

車持ちでなければ、岐阜駅からはバスでしか通学できません。大変不便です。

経営学環には他学部には無い経営学環専用の控え室があります。そこで食事したりグループワークを行ったりゲームをしたり、大変充実した時間を過ごせます。

学部の人数が30人ほどと大変少ないためみんなと仲良くなれます。
サークルも様々なので人脈は広がります。

レベル別で様々なサークルが用意されているスポーツもあるほど、サークルの種類、レベルが充実しています。

実習も座学も充実していて、他大・他学部では経験しないような大学生活を送るので、とても成長できる学環だと思う。
逆に、大学は何でもいいや～と特に学環に対して高いモチベーションを持たずに入学してくると、講義や実習で辛い場面に当たった時に、心が折れかけるかもしれない。
やる気がある人はググッと成長できる場所だと思う。
私自身は入学して良かったなと思っている。

｢座学｣の講義は、経営学に関する科目に加えて、まちづくりや観光の分野を学べる科目が複数ある。実習以外にも、街の観察のために外に出る講義、地域デザインを考えるために実際に丸一日出かけるなど、実社会を見に行く科目も多い。グループワーク等、アクティブラーニングの機会が取られる授業が多い。1学年の定員が30名であるため、専門科目の講義は少人数だからこそ先生方との距離感も近く雰囲気が良い。
｢実習｣は、1年～2年前期の第1タームと2年後期～3年の第2タームがある。第1タームでは、私の代では名古屋証券取引所に行く実習、名証のIRセミナーに参加する実習、学環の広報誌を作る実習などがあった。第2タームは、ビジネス・まちづくり・観光の3コースに分かれる。ビジネスコースやまちづくりコースは、企業やまちの団体等と一緒に、企業やまちの課題を考え、それを解決するような案を出したり、実際にイベントを開いたり、商品の販売に立ち会うなどの活動をしている。観光コースは、実際に観光プランを考え、この夏に実際にお客さんを呼んでツアーをするそうだ。(私はまちづくりコースなので、ビジネスと観光の話は友人の話を基に書いている。)

学環のゼミは、学環専任の先生のゼミであれば他学部の学生が居ないため、学環生のみで構成される。他学部(工学部or応用生物科学部or地域科学部)と兼任している先生のゼミであれば、その先生の兼任している学部の先輩方(＆同学年の子)の居るゼミに配属される。私は工学部の先輩も居るゼミに配属されているが、その先輩方が卒論や修論のための研究をしている姿に日々刺激を受けている。ゼミは週一コマで、私は毎週資料を勉強して、その内容をスライドにまとめて発表し、ゼミのメンバー＆先生で内容について議論するということをしている。先輩方の卒論や修論の進捗も聴くので勉強になる。ゼミは何かを勉強して発表するだけの場ではなく、私のゼミの場合は皆でご飯に行く、数ヶ月に1回とある地域に研修に行くなど、本当に楽しい時間を過ごすこともできる場にもなっている。
友人の話を聞くと、本当にゼミによって行うことや雰囲気が異なるので、2年秋頃にあるゼミ決めの時は様々な先生の所に訪問することと、今年からは私たちの学年が先輩として各ゼミに居るので、先輩の話を聞きに行って、自分に合うところを決めて欲しいと思う。

まだ学環には卒業生が居ないため、就職実績はない。
私たち1期生に対する就職サポートは手厚いと思う。既に何回か就職ガイダンスがあったし、頻繁にteams(マイクロソフトの連絡用アプリ)で就職に関する情報を先生や事務員の方が掲載してくださる。また、学環生向けに、先生方がインターンシップをセッティングしてくださることもある。(企業名は伏せるが、このエリアの有名企業である。)

アクセスは正直悪い。岐阜駅からの距離が遠すぎる＆バスの列が長すぎる、というのは社会システム経営学環の学生に限らず、バス通学の岐阜大生全員の悩みであると思う。他学部の友人で、バス通学を諦め駅から自転車通学にしたという人も居るほどである。
周辺の環境は結構良いと思う。大きめのイオン(マーサ21)や、薬局、スーパー、複数の飲食店がある。
住居については、沢山のアパートがある印象。また、大学の敷地内に寮がある(若干教室がある棟からは遠いけれど…)。寮は古めではあるが、アパートより格安であるそうだ。

学環には学部棟がない。そして、講義は他学部と共通開講である事も多い。そのため、講義が行われる場所が、1つの棟で一貫していない。色々な学部棟を移動しなければいけないこともある。
しかし、学環生専用の、電子鍵付きの学生控え室がある。他学部の学生には控え室が無いので、お昼ご飯を食べたり課題をしたりするのは空き教室になるそうだが、私たちにはちゃんと｢居場所｣が確保されているので、そこはとても便利だと思う。鍵もあり、安心である。

学環生は、どの学年も仲がいい印象がある。やはり少人数で講義を受け、学生同士で関わる機会がとても多いので、いつの間にか仲良くなっている気がする。仲の良い友達はたくさんできた。また、恋人が居る人も結構多い。学環の中で恋が芽生えることもあれば、他学部や外部の人と付き合っている人も居る。

私の学年は、昨年までコロナウイルスの制限をたくさん受けてきた。
岐阜大学には春祭と岐大祭(秋の大学祭)という2種類の大学祭があるが、どちらもオンライン開催になったり、模擬店禁止で開催されたり、、、と、実はまだ普通の大学祭を経験していない。サークルも、活動休止、合宿禁止など様々な制限があった。今年になって全ての制限がなくなったので、春祭も模擬店が出て、様々なサークルを声出しで応援して、とても楽しかった。サークルも、私は文化系のサークルに入っているが、制限が無くなったことにより入部者も増えて、とてもワイワイ楽しく活動している。これからサークルや行事はもっと楽しくなるのではないかと私自身期待している。
サークルの種類については、正直他大より少ないし強豪も少ないかもしれないが、楽しいサークルはたくさんあると思う。