自分次第で、親子ともに楽しめる和やかな園：祐天寺附属幼稚園（東京都目黒区）の口コミ

保護者 / 2023年入学

自分次第で、親子ともに楽しめる和やかな園

2024年09月投稿

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• 5.0

[方針・理念 4｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ 5｜ アクセス・立地 5]

• 総合評価
  しばらく口コミが投稿されていなかったため情報がひとり歩きしている印象ですが、共働き世帯の増加で保育園が選ばれやすい時代背景と、保護者の多忙な事情等に配慮して、園側も保護者の負担を減らす努力を続けています。茶話会や懇談会等の回数はかなり減ったそうですし、係についても年々内容が見直されています。また2024年10月からは小規模ながら業務委託のかたちで預かり保育も本格的に開始する予定です。
  時代の変化に応じながら私立幼稚園の良さを失わないように努力をしている園だと思います。
  上記の通り、教育や施設等は充実した園なので、親の負担だけに目を向けず、親子ともに楽しむ気持ちがあれば、こどもの成長をつぶさに見つめながら有意義な時間が過ごせる園だと思います。
• 方針・理念
  「正しく、仲よく、明るく」を基本理念に掲げています。また仏教をとおした保育を行うことで礼節等も学んでいます。毎月「仏教保育のねらい」と「今月の指導のねらい」として月ごとのお便りにも目標等が示されています。
• 先生
  共働き家庭の増加に伴い、保育園を選択する方が多い時代になっているため、どの私立幼稚園も園児数は減少傾向です。とくに当園はマンモス園だったこともあり、かなり園児数は少なくなったようですが、過去を知らない私からすれば、クラス担任のほかに学年ごとにフリーで動ける先生も配置されており、とても手厚く指導をしていただけていることがありがたいです。
  先生方は明るくフランクな方が多く、コミュニケーションはとりやすい印象です。保育や育児についての不安等を感じた場合は、対面はもちろん、連絡帳や電話等でも相談がしやすく、それを受けて通常保育の中で先生方がきめ細やかにフォローをしてくださる印象です。
• 保育・教育内容
  魅力的な保育内容としては、「正課体育」という位置づけで体育専任の講師による授業が毎週あることです。年少からマット運動や鉄棒、ハードル、ボール、とびなわ、プールなど様々な種目に触れ、まずは「楽しむ」ことを目的としています。こどもは毎週嬉しそうに参加しています。また参加は自由ですが、体育のクラスは保護者も参観に行けることがとても貴重な機会です。
  その他通常保育では、広い園庭や室内プレイゾーンでの自由遊び、歌やお遊戯の練習、工作やお絵描きなどはもちろんあります。そういった活動をしながら集団のなかでの行動の仕方や身支度を自分で整えることなどを自然に学んでいる印象です。
  また本堂参拝や仏教特有の季節行事への参加などを経て、文化や伝統に幼いころから触れることができています。
• 施設・セキュリティ
  都内の幼稚園にしては珍しく園庭がひろく、体育館に準じたようなプレイルームや、屋上にプールなどもあります。またお遊戯会などではお寺の大きなホールを利用しているため、施設面は非常に充実していると思います。
  セキュリティに関しては、保護者は幼稚園に行く際は「セキュリティバッジ」の着用が必須となっています。保育時間中など正門が閉まっている時間帯は、インターホンにて来園者のチェックが行われています。
  また園内ではなく隣接する祐天寺の境内の中に、幼稚園関係者が親子で入れる広場があり、そちらも利用申請をした人がICカードを使わないと入れない空間になっています。放課後はそちらで親子ともども、遊んだりおしゃべりをしたりしています。
• アクセス・立地
  祐天寺駅からもほど近く、駒沢通り沿いなのでバス等も利用できます。
  在園児は園バスを利用するか、保護者が自転車や車等で送迎をしています。敷地内に広い駐車場があるため、年間の利用申請をした方は通常保育時（イベント時を除く）は使用することができ便利だと思います。

幼稚園について

• 父母会の内容
  行事前の懇談会等、保護者があつまる機会はかなり減ったようで、年に数回です。幼稚園や保護者代表団体からのお知らせがあったり、係決め等が行われる回もあります。
  係になった場合は、各係ごとに集まる頻度や業務の負担量は違いますが、私は個人的には係を通じて社会性を取り戻す機会を得たような感覚で、作業をしながら保護者の方と仲良くなっていろいろお話する機会があるのも楽しんでいます。
  ６月頃に行われる父親参観や、学期ごとの保護者参観日はどのように普段こどもが園で過ごしているかをじっくり見ることのできる貴重な機会です。
  また保護者面談は年に2～３回程度で、担任の先生と面談でお話をしているあいだ、未就学の兄弟を含め、園児は別室で先生方が見ていてくれます。
• イベント
  遠足、盆踊り、運動会、おもちつき、お芋ほり遠足、成道会の集い(お遊戯・演劇発表会)、ありがとうの集いコンサート(合唱・合奏発表会)などがあります。
  行事の前には子供たちは一生懸命練習をしており、本番の日にその成果を見ると子供たちの日々の成長を見るようでとてもうれしいです。
  また園児は参加しませんが、保護者主催のバザーがあり、近隣の住民の方にも楽しみにしている方が多く盛況です。
• 保育時間
  月木は9:00から14:00(給食)、火金は9:00から14:00(お弁当)、水は9:00から11:30(午前保育)が保育時間です。
  延長保育はありません。
  2024年10月から委託業者による預かり保育が小規模ながら開始予定です。

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  まずは都内の幼稚園にしては広い園庭があることが一番の魅力でした。
  また隣接する祐天寺の境内も含めて静かで広々とした環境で、仏教をとおして文化や伝統に触れることができそうなところもひとつのポイントでした。
  施設面が充実していること、園バスが利用できること、週に2回給食があることも理由のひとつでした。特に給食については、普段食べない食材をすこしずつ頑張って食べる機会にもなっていてよかったと思っています。
  また見学会の際に園長先生が非常に熱心にお話してくださったことも選ぶ理由となりました。
• 試験内容
  子どもは親と離れて先生方と遊びながらおそらく行動観察が行われています。
  その間、親は園長先生等の別の教職員の方と面接を行います。
  親と離れて泣いてしまう子も、入園までに何回か経過を見てくださっているようです。
• 試験対策
  特別な試験対策はしませんでした。
  子どもが自分の名前と年齢が言える程度で十分だと思います。