優しさが育ち繋がりも増える素敵な幼稚園：長福寺幼稚園（神奈川県横浜市港北区）の口コミ

保護者 / 2022年入学

優しさが育ち繋がりも増える素敵な幼稚園

2023年10月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ 5｜ アクセス・立地 4]

• 総合評価
  先生方が皆さん愛情深く、いつも子供たちの様子に目を配り、子供たちのことを理解しようと努力していて、子供たちが楽しく、これから素敵な人生を送っていけるように色々なことを教えてくれているのが伝わってくる、本当に素敵な幼稚園だと思います。
  バス通園ではなく基本は徒歩か自転車で登園するスタイルなので、園や園での子どもの雰囲気も把握できますし、保護者同士もたくさんの人と仲良くなりやすいです。先生とも保護者同士でも、気になることがあればすぐに相談できるのは強みです。長福寺幼稚園と比較して、小学校で新しく保護者とがる機会の少なさに驚いています。小学校で困ったことなどを幼稚園の保護者同士で連絡を取ることも多く、長福寺幼稚園で良かった！と卒園してからも感謝しています。3年間一緒に通うので、少なくとも幼稚園までの道の交通ルールや危ないところなどは耳ににタコができるほど伝えられたと思います。
  子ども同士も年少、年中、年長関係なく遊び、保護者を認識しているので卒園後も会えば挨拶してくれます。
  親も子もがりがたくさんできるところが長福寺幼稚園ならではの強みだと思います。
• 方針・理念
  下の子が通園中です。
  仏教園なので仏教の教えに沿った保育内容となります。毎月（毎日？）テーマがあり「生命尊重」「和顔愛語」などのお話を通じてお互いを尊重したり、他人にやさしくするといいことが返ってくるよ、などを子供たちに伝えています。保育参観の時なども仏教のお話を聞くことができ、いいお話をしてくれているな、と安心して聞いていられますし、勉強になります。時々、親としては耳が痛いような内容もあったりします。
  お互いに思いやりをもって優しく接しよう、悪い言葉より良い言葉を使うようにしよう、と教えてくださる影響か、入園時には自分が自分が！というタイプだったわが子も、お友達や家族の気持ちを考えられるようになり、徐々に優しい気持ちが育っているのを感じています。
• 先生
  ベテラン、中堅、若手の先生がまんべんなくバランス良く配置されており、どの先生も子供たちへのかかわり方が非常に上手で質が高いと思います。また風通しが大変良く、担任を通さないと園長に話が伝わらない、などということは皆無です。何かトラブルがあっても、園長を含めどの先生に相談しても対応してもらえます。すごいことだと思います。
  先生方は毎日情報共有をしてくださっていて、全ての園児のことを全ての先生が把握しているような体制がとられており、非常に信頼して預けることができます。登園降園時には全ての門に先生が1人～2人配置されており、全員名前を呼んで〇〇ちゃん、〇〇くん、おはよう！さようなら、気を付けてね！と声掛けをしてくださいます。とてもほっこりします。
  バス通園ではなく毎日顔を合わせるので、ちょっとした悩み事や不安なことなどでも相談しやすいです。
• 保育・教育内容
  季節のイベントに合わせて色々お飾りを作ったり歌を歌ったりすることが多いので、子供の話や歌からもうそんな季節か、と気づかされることが多いです。
  特に2学期はイベント盛りだくさんで飽きている暇がありません！
  年少時は「せいさくちょう」ではさみやのりの使い方を学んだり、年中、年長さんになるとお勉強要素のある数を数えたり、平仮名やカタカナを学ぶドリルにみんなで取り組んだりします。子供たちが楽しんで取り組める程度です。また、ゆうびんやさんごっこというイベントが一定期間あり、用意されたハガキサイズの紙にお互いお手紙をかいて園内に設置されたポストに投函すると年長さんがゆうびんやさんとして仕分け、配達までしてくれます。うちの子にとっては文字が書けるようになりたいと思うきっかけになりました。強制ではないですし、絵やシールだけでも、宛名や文章は親が書いてもＯＫなので、みんな楽しんで取り組んでいました。
  週に1回BUDDYの先生の体操指導と、月に1回リトミックがあります。その他にも音楽の先生がいらして鍵盤ハーモニカの指導もあります。
  遊ぶ、学ぶのバランスが良く、内容も工夫されていると思います。
• 施設・セキュリティ
  門が開けられている登園降園時は先生が必ず１～2人立っています。
  保護者は保護者証着用必須です。ですが、先生方は保護者の顔を全員把握されていますし、保護者も毎日顔を合わせていてお互い顔見知りばかりなので、保護者証があってもなくても、不審者がいれば誰もがすぐに「？」と気付ける素地があります。
  保育時間中は門は閉められており、パスワードを入れないと入れないシステムになっています。パスワードは定期的に更新されます。
• アクセス・立地
  綱島駅が最寄りですが、徒歩１０分程度かかります。
  そもそもバス通園ではないので、徒歩もしくは自転車での通園圏内の方ばかりです。
  事情がある方に限り車での通園も認められています。転居など遠方から来る場合やケガの場合など、相談すれば応じてもらえることがほとんどです。
  近くに大型商業施設があるので、登園降園のついでにお買い物して帰る、などしやすくて良いです。

幼稚園について

• 父母会の内容
  基本的に保護者の負担は（役員さん以外）非常に少ないです。
  各クラスから役員さんが1名選ばれ（立候補もしくは先生からの推薦、もちろん断っても大丈夫）、父母会イベントの運営や幼稚園のイベントの補助をします。
  コロナ以前は幼稚園イベントの補助は役員以外の保護者のボランティアを募っていたので、そのうちそのシステムに戻るかもしれません。コロナ前は皆さん積極的に参加されていました。
  役員さんはクラスに1名ですが、顔も知らないという保護者がいないので必要があれば積極的に協力しますし、園全体で6名で運営するので一人ですごく大変、ということはないと思います。でも役員さんはそれなりに負担があります。
  なお、役員経験者は卒園式でベストポジションに座らせてもらえるという特典があります。
• イベント
  ほぼ毎月、何かしらイベントをしています。
  花まつり、こどもの日の兜づくり、七夕、運動会、芋ほりごっこ、お買い物ごっこ、発表会、お餅つき、節分（結構リアルな鬼がきます！）、作品展など。
  特に発表会と作品展は先生方の腕のみせどころ！という感じで、毎年異なる演目、テーマで開催され、先生も子どもたちも一生懸命取り組んでいるので、見るたびに感動します。
  毎月お誕生会があり、今年から保護者の参観が再開されています。
  それに加えて遠足（近くの大きな公園や、年長さんになると少し遠くの博物館に行ったり）や年長のお泊り保育（今年から再開）などもあります。
  週2回お弁当、週2回給食で、月に1度カレーの日というものがあってちょっと特別感があるようで子どもが楽しみにしています。
  保護者が見られる保育参観も年3回ほど開催され、何日間かの中から都合の良い日に行くシステムになっているので都合を合わせやすく、園内での様子が大変よく分かるので保護者としては楽しみなイベントです。
  月に2回ほど降園時間の後に副園長先生主催のおはなし会があり、参加する子供はお迎えが少し遅くなります。
• 保育時間
  普段の保育は9時から14時前後、水曜日のみ9時から11時半前後までとなります。
  それ以外の時間で預けたい場合はお預かり保育となります。
  お預かり保育は保育のある日のみで、朝の8時から夜の18時までです。朝お預かりのみなら300円、それ以外は1日1000円ですが、保護者の就労状況に応じて免除となるので、対象の場合は園に相談すると対応してくださいます。
  休日や夏休み、冬休み、春休みなどの長期休暇のお預かり保育はありません。
  欠席、遅刻、早退、お預かり保育は当日の朝7：50までにアプリで申請するシステムで、簡便で助かります。

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  一番の理由は、入園説明会での説明内容、先生のお人柄、園全体の雰囲気が最もしっくりきたことです。いくつかの園の説明会に行きましたが、我が家は長福寺幼稚園が最も合っていると感じました。
  また、個人的にバス通園ではなく、子供と一緒に登園降園をしたかったのも大きな理由です。自分自身の経験から、親と一緒に通った道すがらの楽しさ、お話ししたり、お花の名前を教えてもらったり、そういうことを子どもとしたかったからです。たった3年間の貴重な時間と捉えています。
  結果として、本当に多くの保護者の方と仲良くしてもらうことができ、多くの園児と接することもでき、あちらこちらに知っている人がたくさんいる安心感があります。地域で見守ってもらっている感覚です。
  バス通園ではない幼稚園の良さがもっと伝わればいいな、と思い書かせていただきました。
• 試験内容
  入園試験として、幼稚園のホールで子供単独での運動テスト（一本橋のようなスポンジの上を歩いたり）とパズルなどの学力的なテストがありました。テストは入園を審査するというよりも、現時点のその子のできる範囲を把握するためのテスト、という雰囲気でした。
  親と離れるのが不安な子については、ホールで親が見守ることも可能です。
  その後、親を交えた面接があり、仏教園ですが大丈夫ですか？ご家庭での様子を教えてください、など一般的な質問がありました。
  上の子の時は子供はきれい目な普段着、親はスーツで行きましたが、園の雰囲気としてスーツでなくても全く問題ありません。実際下の子の時は親子ともきれい目な普段着で行きました。
• 試験対策
  対策はしていません。必要もないと思います。むしろ普段の様子を見てもらうことの方が大事だと思います。

進路に関して

• 進学先
  市内の公立小学校
• 進学先を選んだ理由
  ほぼ全員市内の公立小学校に進学します。いくつかの学区にまたがっており、卒園後は３～４校に分散します。