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私立神奈川県/東白楽駅
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在校生 / 2022年度入学
数学と物理をバランスよく学べる二刀流学科
2025年09月投稿認証済み

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[講義・授業 4| 研究室・ゼミ -| 就職・進学 3| アクセス・立地 3| 施設・設備 5| 友人・恋愛 4| 学生生活 4]理学部の評価-
総合評価良い神奈川大学の理学部数学・物理学科は、数学と物理の両方を体系的に学べるのが最大の特徴です。入学時点では「数学系」「物理系」といった専攻の区切りがなく、1・2年次は両分野の基礎を幅広く学びます。3年次以降になると、研究室配属や専門科目を通して、自分の興味に合わせて数学寄り・物理寄りの学びにシフトしていきます。
数学分野では解析学・代数学・幾何学といった純粋数学に加え、応用数学や情報系科目もカバーしており、将来は教員やデータ系の進路につなげることが可能です。
物理分野では力学・電磁気学・量子力学・熱統計といった基礎を固めたうえで、上級学年では実験や数値シミュレーションを通して専門性を深められます。
学科の雰囲気としては、理系らしく真面目で落ち着いた学生が多く、授業や実験を通して自然に交流が生まれるのが特徴です。人数はそこまで多くなく、教授との距離も比較的近いため、質問や相談がしやすい環境です。 -
講義・授業良い教授陣は研究熱心な方が多く、特に物理の分野では宇宙物理や材料科学系に強い先生もいます。講義自体はやや難解なこともありますが、質問に行けば丁寧に対応してくれる先生が多く、意欲のある学生には環境が整っていると思います。数学側では少人数ゼミ形式の授業もあり、証明や議論を通して地力を伸ばせるのが魅力です。
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就職・進学普通特に物理学を専攻している学生は、実験や理論研究を深めるために大学院へ進むケースが多く、学科全体でも毎年一定数が神奈川大学大学院や他大学の理工系研究科へ進学しています。分野としては、素粒子・宇宙物理、固体物理、数理科学などが人気です。
一方で、数学寄りの学生は「大学院進学」か「学部卒で就職」の二極化が見られます。大学院へ進む場合は純粋数学や応用数学を深掘りする人が多いですが、学部卒で就職する場合は「教職(高校数学の教員)」や「情報・システム系企業」、「金融・保険業界」への道を選ぶケースが目立ちます。 -
アクセス・立地普通神奈川大学の横浜キャンパスは、東急東横線の白楽駅から徒歩約15分ほどの場所にあります。横浜駅から電車で10分前後とアクセスは比較的良好で、首都圏の大学としては通いやすい部類に入ります。
ただし実際に通学してみると、駅からキャンパスまでの道のりがやや坂道なのがネック。特に夏場や雨の日は大変で、体力を使うという声が多いです。一方で、周辺は落ち着いた住宅街で治安が良く、安心して通学できる環境でもあります。 -
施設・設備良い数学・物理学科の施設は、理学部全体で共有している棟を中心に配置されています。建物自体は少し年季が入っている部分もありますが、近年改修が進んでおり、教室やラウンジは比較的清潔感があります。
数学系の授業は主に講義室や少人数教室で行われ、黒板・ホワイトボードを使った授業が中心。研究室には専門書や参考資料が揃っていて、自習やゼミ準備に利用できます。パソコン室も複数あり、数値計算やプログラミング演習に対応可能です。
物理系の学生にとって重要なのは実験設備。基礎物理実験室では光学・電磁気・力学といった基本テーマの装置が揃っており、少人数で手を動かしながら理解を深めることができます。上級学年になると、各研究室に配属され、より専門的な測定機器や解析装置を使うことになります。例えば、真空装置やレーザー実験設備、材料分析機器などがあり、大学院進学を目指す人には十分な環境です。 -
友人・恋愛良い数学・物理学科の学生は、全体的に落ち着いた性格の人が多い印象です。いわゆる“陽キャ”よりも、勉強や趣味をじっくり楽しむタイプが多く、派手さはあまり感じません。授業や実験で自然と同じメンバーと顔を合わせることが多いため、気の合う友人はできやすい環境だと思います。
数学系の学生同士は、授業後に自習室やカフェで一緒に課題を解いたり、証明を議論したりすることがよくあります。お互いに「分からないところを教え合う」文化があり、協力的な雰囲気です。
物理系は実験やレポートが多いため、グループ作業を通して自然と仲良くなるケースが多いです。夜遅くまで一緒に実験や解析をする中で、友人というより“仲間”に近い関係になる人もいます。 -
学生生活良い理学部の学生は比較的落ち着いた人が多いですが、大学全体としてはサークル活動が非常に盛んです。体育会系から文化系、インカレ系まで幅広くあり、学科の垣根を越えて友人を作るチャンスがあります。数学・物理学科の学生は、勉強や研究の合間に「軽音楽」「アニメ・ゲーム系」「テニス」などのサークルに入る人が多い印象です。理学系の勉強は課題や実験で忙しいですが、サークルを“息抜き”として活用する人が多いです。
大学全体の大きなイベントとしては 横浜キャンパスで行われる学園祭(神大フェスタ) が有名で、毎年多くの模擬店やステージ企画が開かれます。理学部の学生は学科単位で出店するよりも、サークル単位で参加することが多いです。普段は真面目な理系学生も、このときばかりは盛り上がって楽しむ姿が見られます。
また、理学部独自のイベントとしては 新入生歓迎会や研究室配属前の交流会 があり、学年を越えて仲を深める機会になっています。特に物理系は実験の班替えがあるので、イベントを通じて交友関係を広げやすいのも特徴だと思います。
その他アンケートの回答-
学科で学ぶ内容数学と物理の両方を体系的に学ぶ ことができます。カリキュラムは1・2年次に幅広く基礎を固め、3・4年次にかけて専門分野へと進んでいく流れになっています。
数学分野
1年次から解析学(微積分)、線形代数学、集合と論理といった基礎科目を履修。
進級すると抽象代数学、幾何学、確率統計、数値解析など、より応用や理論に踏み込んだ授業が増えます。
証明問題や理論構築が中心ですが、応用数学やプログラミング関連の科目もあるため、情報系分野に関心がある学生にも対応しています。
物理分野
基礎となる力学・熱力学・電磁気学・量子力学をしっかり学ぶのが特徴。
実験科目が多く、光学や電気回路などの実習を通して理論の裏付けを体験できます。
3年次以降は物性物理、素粒子・宇宙物理、数値シミュレーションなど、研究室の専門分野に近い内容を扱い、より深く掘り下げていきます。 -
学科の男女比7 : 3
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志望動機私は高校時代から数学と物理が好きで、どちらも深く学びたいと思っていました。特に、物理の現象を理解するためには数学の知識が不可欠で、逆に数学を勉強する中で物理への応用が面白いと感じる場面も多くありました。そこで、両方をバランス良く学べる学科を探していたときに、神奈川大学の理学部数学・物理学科を知りました。
この学科では、1・2年次で数学と物理の基礎をしっかり固めたうえで、3・4年次で自分の興味に応じた専門分野に進めるカリキュラムが整っていることが大きな魅力でした。また、実験や数値解析などの実践的な授業があるため、「理論だけでなく手を動かして理解する学び」ができる点も自分の目標に合っていました。
さらに、横浜キャンパスのアクセスの良さや、理学部内での教授や学生の雰囲気も決め手の一つです。落ち着いた環境で勉強に集中できることはもちろん、サークルやイベントを通して学生生活も楽しめる点が、自分にとって理想的な学びの場だと感じました。
こうした理由から、「数学と物理を両方学びながら、研究や進路の選択肢も広げられる」神奈川大学理学部数学・物理学科を目指すことに決めました。
投稿者ID:1075182 -
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