負けん気の強い子向けの学校：近畿大学附属小学校（奈良県奈良市）の口コミ

保護者 / 2014年入学

負けん気の強い子向けの学校

2021年02月投稿

• 
• 2.0

[方針・理念 3｜ 授業 4｜ 先生 -｜ 施設・セキュリティ 5｜ アクセス・立地 5｜ 保護者関係(PTA) 4｜ イベント -]

• 総合評価
  良い点
  新しいことに積極的に挑戦し、取り入れるようとする姿勢がある。先生方の対応が細やか。中学受験ありきの授業進度と内容。チームティーチングを取り入れている。大学の附属校という利点を活かしている。
  悪い点
  先生方の中に昭和を引きずっている先生がいる（見せしめ的に生徒を廊下に立たせたり、他の子供達の前で児童をきつく叱る、恥をかかす、叩く等）。学年が上がるにつれて子供達がトゲトゲしだす。何でも競争で順位をつける。女性の先生に感情的な方が多いように見受けられる。贔屓をしてると子供達に受け取られるのも大概が女性の先生。
• 方針・理念
  時代に合わせて変化していこうという姿勢が感じられ、これから子供達に求められるのは偏差値だけではないことを学校としてきちんと把握、認識している。その反面、まだまだ偏差値偏重主義から抜け出せない、ある意味で子供に詰め込み教育をすることに熱心な多くの保護者に押されてしまっている感じがした。
• 授業
  公立小学校で教師をしている友人曰く、公立と比べるとかなり進度は早いそう。普段からテストはあるが、学期末になると露骨にテストの回数が増える。普段の小テストも含め、複数のテストで合格点が設定され、下回るとこれまたほとんどのテストで再テストが待っている。しかも、再テストが必要な生徒は一覧にして教室に張り出される。学年が上がるとクラスごとの平均点も発表されるので、子供達の間で勉強による順位付けがされ、それが友人関係に反映される傾向があるように見受けられた。伸び伸びと学校生活を送らせる目的で内部進学をアテに入学すると痛い目を見るような気がする。内部進学をしたくても、周りの競争意識に乗っからないと受験勉強でイライラしている子のストレスの捌け口にされる。受験して入学するような子供にはあまりいないかもしれないが、おっとりのんびりしている子、競争意識の低い子、得意な分野のない子には向かないのではないかと思う。
• 施設・セキュリティ
  立地や守衛さんの配備などはもちろん、子供一人一人がICタグを持っていて登下校のタイミングが分かるので、子供の安全に関しては満足。また、地震や電車の遅延への対応もしっかりしており、この点では本当にこの学校で良かったと思う場面が多かった。
• アクセス・立地
  駅の真前。言うことなし。停車する電車の種類は限られるが、子供の安全を考えると電車がちょこちょこ停車するのも良い。電車内で気分を悪くする子も少なくないので、学校に着くまでの間で下車のタイミングがあるのは便利だと思う。
• 保護者関係(PTA)
  運動会や耐寒登山などのイベント時には、部署によっては大変なようだが、全体的に見て無茶な活動はしていない。国立のPTA活動に比べると天と地。