必要最低限の常識をきっちり備えた人こそが：四葉幼稚園（大阪府東大阪市）の口コミ

保護者 / 2020年入学

必要最低限の常識をきっちり備えた人こそが

2023年02月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ 5｜ アクセス・立地 3]

• 総合評価
  とても真面目な幼稚園です。私立にしては質素な感じもありますか、何でもかんでも飾り付けたり、流行りに乗ることなく四葉独特の味が出ているようにも思います。
  ルールを守れば自由も約束されていて、窮屈さは感じたことがありません。小学校という次の社会に子供たちが向かうための基盤づくりに日々尽力くださる先生方ばかりです。
  楽しいことばかりではないでしょうが、それも経験だと思います。
  きちんと子供の先のことまで見据えてくださる、そんな幼稚園です。
• 方針・理念
  「幼稚園」という形の教育にこだわりを持っておられるので、先生方はもちろんのこと、保護者も子供にとって幼稚園が教育の場であるという共通の認識があります。
  この辺りの地域では「四葉は厳しい」とよく聞きますが、そもそも「のびのび育てたい」とは何だろうか？と、幼稚園選びの際、立ち止まって考えるきっかけにもなった園でした。
  キリスト教主義である園での生活から例えると「お礼拝は退屈だから」と、その時間にもっと自分の好きなことをさせてやりたいか、「この時間、この場所ではどのような態度で過ごすべきか」を学んだうえで、お外時間という決められた時間にのびのび遊ばせたいか、同じ保護者でも「のびのび」に対する認識が違うと思います。
  自由の意味を履き違えて入ってしまうと、厳しいと感じたり窮屈さを感じて辞めていきますが、四葉が特別厳しいとか無理強要を押しつけているように感じた事はありません。これから社会で生きていくうえで基礎的、常識的なこと、必要最低限のことをしっかり教えてくださる園です。
• 先生
  20～30代くらいの若い女性の先生が多いですが、頼りなさを感じたことはありません。授業１つをとっても、しっかりと構成されてると思いますし、子供と上手に関わってくださいます。娘はあまり園での様子を話してくれない子供で心配していたのですが、送迎でお会いした際や電話などで、担任の先生が親切に事細かくお話しくださって安心出来ました。
  担任の先生以外の先生とも関わる機会は必ずありますし、先生方は皆さん親と子供の顔、名前を覚えてくださってます。
  どうしても困ったことがある場合は、主任の先生もいらっしゃいます。お若い方ですが、大学院で学んでこられた知識と何より保護者対応が完璧なお方です。
  先生方に関して抱く不信感等は全くございません。
• 保育・教育内容
  私立なので、やはり運動会やクリスマス発表会が大きな見せ場です。
  年々、それなりに難易度も上がっては来るものの、個々それぞれに応じた内容になっているように見えます。
  年長になると、平仮名や片仮名、簡単な漢字の読みまでは教えてくださいます。
  何より気に入っておりますのが礼拝の時間です。我が家はキリスト教徒でもないので、宗教の内容などは正直よくわかりませんが、「決められた時間と場所では静粛にする」という躾が習慣づけられることかとても魅力的ですし、知らない文化に幼い頃から触れるのも、家庭では出来ない経験になります。
• 施設・セキュリティ
  隣りが警察署。周りは住宅街です。それでも不審者が出た場合は園のメールで通知が来ます。インターフォンを鳴らす際もクラスと名前を言わないと入れませんし、母親以外は、園指定の首からぶら下げる名札みたいなものをつけないと入れません。
  園庭で遊ばせる際も、先生方がいたるところにいらっしゃるので、勝手に子供が出て行く心配もないし、子供達へ「ここからは出てはいけない」というような指導も徹底されているためか、どの子もそれを守っているように思います。
• アクセス・立地
  自転車で送迎されてる方が多く、徒歩か自転車をオススメします。道幅が狭いうえに出合頭に気をつける箇所がいくつかあります。
  車で行けないわけではありませんが、道幅が狭いわりには、幼稚園バスや送迎の車、近隣住民の車、葬儀屋の車など通ります。送迎のために何台か幅寄せして停めますが、その車が数台も重なると結構大変です。
  運動会や参観日などはコインパーキングに停めます。

幼稚園について

• 父母会の内容
  母の会というものがあり、クラスから5～6名選ばれます。大体は決まった方とプラスアルファみたいな傾向があるようです。希望は全員聞かれますが、希望すると書いたから出来るわけでもないし、希望しないと書いたからやらなくていいわけでもないらしいです。
  コロナ禍ということもあり、委員の仕事は大きな負担になるものでもありませんが、役員クラスはどうなのかはわかりません。出費も度々ありますが、交流の場であることに魅力を感じてなのか、やりたい人は一定数毎年いらっしゃるようですし、やらないまま卒園されてる方もたくさんいます。
• イベント
  春は親子遠足とドリーム21まで徒歩で遠足。夏は水遊び、花火大会、年長になると園でお泊まり保育。秋には運動会、野菜の収穫、みかん狩り、枚岡公園で散策。カーニバルという縁日もあります。
  年長は卒園遠足と卒園間近に劇団四季を見に行けることがあります。
  人形劇を見たり、消防署や警察署に来てもらったりなど、、、。
  参観日は学期ごとにあり、その後クラス懇談。担任の先生の授業だけでなく、体操や英語の参観も別日にあり、個人懇談も学期ごとにあります。
• 保育時間
  朝８時15分～１０時の間に登園し、昼２時15分～２時３０分の間にお迎えです。
  バスの運転手さんが年配の方からお若い方に代わられたので、安心して利用されている方も多いですが、注意点は2台のバスがそれぞれ3往復しているからか、出発時間と帰ってくる時間が学期ごとに変わることです。
  
  預かり保育のチケットは700円5枚のチケットを買って利用します。
  長期預かりは1500円5枚の預かりチケットとは別のものです。
  幼稚園バスは預かりでは出ないので、自分で送迎します。

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  個人的には教育ママになることを良しとは思わず、幼稚園の時くらい自由にさせてやりたいと思っていました。でも、小学校に行くと当たり前のことが出来ない子供って多いです。「先生が話しているときは静かに前を向く」「時間を守る」「お片付けする」など、言い出したらキリのない常識を押し付けられて、嫌になり抵抗します。恥ずかしいことに、大人になってもそれができない人なんてたくさんいらっしゃいます。
  人としての常識、基本的なルールを守れる人になってほしくて四葉幼稚園を選びました。
• 試験内容
  昨年からか保護者の面接と子供の面接が別室になったそうです。
  親の面接では、四葉を選んだ動機や、子供がどれくらいのことまで出来ているか。オムツは取れているか？お箸で食べれているかなど。
  ただ、オムツが取れていないから、お箸で食べれないから落とされるという話は聞いたことはありません。
  子供の面接は、動物の名前くらいだったと思います。後から子供に聞くと「先生と遊んでた」と言ってたので、堅苦しさはないと思います。
• 試験対策
  自分の名前と挨拶くらいは出来る様にしてました。

進路に関して

• 進学先
  地域の公立小学校の予定
• 進学先を選んだ理由
  園内でも私立に進む子はあまりおらず、とりあえず公立で地域のいろんな子供と関わってから、私立に行くなら中学からでも良いと思ったから