たったひとつの命が輝くところ：長谷幼稚園（神奈川県鎌倉市）の口コミ

保護者 / 2019年入学

たったひとつの命が輝くところ

2025年03月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ 5｜ アクセス・立地 5]

• 総合評価
  本当に、子どものためを考えた保育をなさっている。
  今の時代に、貴重な存在だと思う。
  子どもたちの表情がいいです。保護者の表情もいい、保育者の表情もいい。
  言い過ぎかもしれませんが、子どもの楽園、だと思っています。
  我が子は、今でも幼稚園が楽しかった（小学校も楽しんでいます）と言っています。子ども時代の基礎、大げさに言えば人生の基礎を作って下さったと思っています。
  何が大切なことなのか、教えてもらいました。
• 方針・理念
  子どもたちの表情がすばらしい。
  「子どものいいところを育む」、「子どもを中心とした保育」という、いまやどこの園でも掲げているような理念が、本当に実現されていると感じる。
  大人のための保育ではなく、子どものための保育という理念や意識が共有されているのだろう。
  そして、保護者も含めて「皆で育てよう」という雰囲気がある。これがいい。かといって堅苦しくなく、リラックスしているのもいい。一方で危険やルールもポイントを押さえて伝えている。
  理念と雰囲気と注意点と、バランスがいいと感じる。
• 先生
  距離感がちょうどよいと感じる。
  子どもたちの世界を見守り、子どもたちの世界を広げてくれるような関わりがある。
  危険なこと、やってはいけないこと、については
  それはやらない、ということをはっきり伝えている。
  見守るところと、関わるところと、絶妙の距離感がある。
• 保育・教育内容
  保育の理念は他の園にはないようなもので、実際の保育内容も含め、唯一無二だと感じた。
  例えば、「遊びを大切にする」ということも、どこの園でも言われているが、長谷幼稚園のそれは、質が異なると感じた。
  大人が考える遊び、子どもはこういう遊びをするだろう、という「遊び」に子どもを乗せるのではなく、子どもが関心を持ったところから、遊びが広がっていく。
  行事も子どもが考えた世界が広がっている。大人は最初は戸惑うが、話を聞くとわかってくる。練習を重ねて完成度が高い「発表」はない。子どもたちのそのままの姿がある。それを見せてくれる。
  形にならない世界、プリミティブな世界を大切にしていると感じる。
  
• 施設・セキュリティ
  門を施錠する、子どもたちの様子を常時確認する、といった日常的な安全対策をしている。避難訓練も毎月か隔月かで行っているようである。
  初めての人、知らない人が訪ねてきた際は、職員のみならず保護者も気さくに声をかける雰囲気があるのがいい。
  人と人との信頼関係による、安心感は長谷幼稚園の特徴だろう。顔が見える関係である。
• アクセス・立地
  観光地の長谷にあって、静かで落ち着いた雰囲気、山も海も近く、自然が豊か。自転車も停められ、車で通園することもできる。こんなにいい場所に幼稚園があるのはもったいないくらい。

幼稚園について

• 父母会の内容
  年によって異なるようですが、
  ウェルカムパーティー、母さん劇場、むったーむじーく、ちゅうちゅう会、さよならパーティ、追いコン、など、がありました。
  強制ではないので、雰囲気もいいですよ。
  おやじの会のイベントもあります。
• イベント
  海へ行く日・・・親子で海で遊びます
  夜の幼稚園・・・きいろの子（年長）が夕方から夜にかけて幼稚園で過ごします
  長谷の世界・・・子どもた考え、つくった世界で親子で遊びます
  いもほり・・・きいろの子（年長）が笛田の芋畑まで歩き、芋を掘ります
  やきいも・・・子どもたちが掘った芋を焼きます
  草木染め・・・草木で染物をつくります
  やますべり・・・光則寺の山で遊びます
  抜けているものもあるかもしれません。年によって、変更があると思います。
• 保育時間
  9時から14時、園庭開放は15時30分まででした。
  仕事をしている方も一定数いました。ファミリーサポートを使う方もいます。
  親や子の体調不良など、急な時はお互い子どもをみることもありました。
  子育ては「お互い様」という感じがありがたかったです。

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  子どもも親もここで過ごしたい、と思ったからです。
  子育ては、コミュニティが必要です。豊かなコミュニティであればあるほど、子どもも大人もよりよく過ごせると感じます。
  いわゆる、行政的な「子育て支援」ではできないもの、関わる人々が作り上げるものがあると思います。
  長谷幼稚園には哲学というか、価値観というか、生きる上で何が大切なのか、という考え、姿勢があるように感じました。
  幼稚園時代のみならず、その後の生活においても、大切なものを教えてもらいました。
• 試験内容
  ありません
• 試験対策
  必要ありません。そのままで入園できます

進路に関して

• 進学先
  公立小学校
• 進学先を選んだ理由
  親も子も、これからもこの街で暮らしていくので、この街にある小学校に行くことは自然な流れでした。