沢山の人に愛されて成長する幼稚園です：聖学院大学附属みどり幼稚園（埼玉県さいたま市西区）の口コミ

保護者 / 2014年入学

沢山の人に愛されて成長する幼稚園です

2016年06月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ 3｜ アクセス・立地 4]

この口コミは投稿者のお子様が卒園して5年以上経過している情報のため、現在の園の状況とは異なる可能性があります。

• 総合評価
  何よりも子どものことを第一に考えてくれる幼稚園です。先生達もベテランが多く安心して預けることができます。担任の先生だけでなく、学年・クラスを超えて全ての先生方が全ての子ども達の名前を覚えていて下さり、ひとりひとりの子ども達の状況を先生達みんなが把握して下さっていることがわかります。
  行事も保護者に見せるためのものではなく、あくまでも普段の保育の延長で行われていて、親も子どもも一緒に楽しめるように記慮して下さっています。
  昨年より平日は朝８時から夕方５時までオリーブクラス（預かり保育）が延長されました。また、長期休暇（夏・冬・春)中の預かりも、土日祝日と夏のお盆休みや年末年始のお休みを除いて始ど毎日行って下さいます。
  親にとっては毎月の保護者例会や園行事などで、他の幼稚園に比べて少し負担感がある方もいらっしゃいますが、それだけ園と家庭の連携を考えて下さり、子どちにとっては最高の幼稚園だと思います。
• 方針・理念
  園のキャッチフレーズは『愛されて一人ひとりが伸びていく』とありますが、まさに神さまと人(保護者・先生達・友達)に愛され、広々とした豊かな自然に恵まれた園庭の環境の下で、育っている実感があります。
  キリスト教保育は自分(人間)を超えた存在(神)を感じ、そこから自分を振り返り、友達に思いをはせ、愛情溢れる人間に育ってくれることを期待しています。
  また、何より遊びを大切にする幼稚園ですが、単なる放任ではなく遊びの質にこだわり、遊びの中から将来学校へ行ったときに必要になる学びのための基礎を築いて下さっていると思います。
• 先生
  100名程度の規模ということもあるでしょうが、全ての先生達が全ての子ども達の状況を把握して保育に当たって下さっています。比較的ベテランの先生達が多いことは安心して子どもを預けることができますし、子育てのアドバイスも受けられます。子ども達と一緒に遊ぶというよりは、よく子ども達の遊びを観察しているという印象です。また園の方針のようですが、転んでも助け起こさない、困ったことがあった時にすぐに答えを教えるのではなく、一緒に考え、必要なアドバイスを与えて下さっていて、自分の子育てにも参考になります。
• 保育・教育内容
  基本的には遊びが中心の幼稚園ですが、子ども達が本当に遊びきることによって「楽しかった」という思いを持てるように記慮して下さっています。そのような思いが次の遊びに発展していくんだと感じました。同じ遊びのようでも、子ども達の成長に伴って少しずつ変化しているんだなぁと思わされます。
  基本的にはお勉強はありまぜん。みんなで一緒にものを作ったり、絵を描いたり、ダンスをしたり、歌を歌ったりということはありますが、いずれも遊びの延長として行っています。ただ一つだけ年中の２学期からネイティブの先生による英語クラス「イングリッシュタイム」がありますが、もちるんその中では簡単な英会話や単語などを覚えたりもしますが、基本的なコンセプトは国際理解教育だということです。でも子ども達は、豊かな自然にふれあう中で、色々なことに興味を持ち、自分で調べたり、先生に聞いたりしています。
• 施設・セキュリティ
  表門と裏門がありますが、駐車場が裏門につながっているので、こちらから出入りする方が多いです。門は呼び鈴を押すとモニターで確認して事務所で開閉して下さいます。
  施設の面では決して新しいというわけではありまぜん。でもお掃除は行き届いており、木のぬくもりが感じられます。
  ただ、大人用トイレの中には水の流れが悪いものもあります。保育室、プレールームなどは人数に対して十分な広さが確保されているように思います。そのなかで子ども達は園舎全体を使って、また色々な遊具を用いていつも楽しそうに遊んでいます。遊具も基本的なものはそろっています。また子ども達はそれぞれの家庭から持ち寄った廃品(トイレットペーパーの芯、空き箱など)を使って本当に想像豊かに色々なものをつくって生き生きと遊んでいます。
  何よりもこの幼稚園の魅力は広い園庭だと思います。最初訪問したときには「公園のようだ」という印象を持ちました。
  季節季節に色々な花が咲き、食べられる木の実や果物ができ、また飼育しているウサギやカメの他にもダンゴムシや昆虫など遊び相手には事欠きません。お母さん方も平気な顔で虫などを捕まえられる方が多いようです。
• アクセス・立地
  最寄りのJR駅は高崎線宮原駅と川越線日進駅ですが、駅から子どもの足だと30分以上はかかります。でも電車を利用して通園している方はほとんどおらず、多くは自家用車や自転車(近くの方は徒歩)での送迎や、通園バスを利用しています。通園バスは３台で計６コースとなっていますが、毎年、利用者の顔ぶれを見てコースを決めるとのことです。

幼稚園について

• 父母会の内容
  原則として保育時間中に定例(月１回) の保護者会(水曜・午前10時～11時半）が持たれます。
  内容は基本的に、チャブレン(幼稚園付牧師)による礼拝、園長のお話、幼稚園からの報告やお知らせ、保護者会の達絡などですが、時には外部講演者をお招きしたり、保護者同士の相談なども行われます。
• イベント
  年間を通して保護者（父親や祖父母を含む）が一緒に参加する園行事が8月を除き殆ど毎月あります。これを負担と考える保護者の方もいるようですが、発表会などのような見せるための園行事ではなく、保育の一環として保護者なども共に参加して楽しく過ごすという方針が気に入っています。キリスト教の幼稚園なので特にクリスマス関係の行事は大学と一緒のクリスマスツリー点火祭やクリスマス礼拝など大いに盛り上がります。その他にも夏休み中の夕涼み会は卒園生達もいっぱい隻まるのでとても楽しいです。バザーも子ども達と楽しめるのですが、事前の準備が必要な部門は大変そうです。

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  第ーには子どもが大好きになってしまったことです。特に広い園庭は子どもにとって大きな魅力なのだろうと思います。親としては近くの幼稚園ということも考えましたが、お勉強ではなく遊びの質にこだわった面倒見の良さも魅力でした。
• 試験内容
  基本的には申し込み順と伺っていますが、園長や主任の先生と保護者の面接があります。志望動機やキリスト教主義保育への理解を確認されますが、子どもの教育方針や幼稚園で知っておいて欲しいことなどを聞かれました。15分ほどでしょうか。
• 試験対策
  特にありません

進路に関して

• 進学先
  市内の公立小学校へ進学予定
• 進学先を選んだ理由
  学院の小学校もあり魅力的なのですが、都内ということもあって通学のことを考えるとあきらめざるを得ませんでした。