個々の子どものあるがままを受け入れる園：聖ルカ幼稚園（宮城県仙台市太白区）の口コミ

保護者 / 2014年入学

個々の子どものあるがままを受け入れる園

2017年06月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ 4｜ アクセス・立地 5]

この口コミは投稿者のお子様が卒園して5年以上経過している情報のため、現在の園の状況とは異なる可能性があります。

• 総合評価
  子どもらしさ、その子をありのまま受け止める、という姿勢が気に入りました。
  まだ言葉も適格に表現出来ない、思った事を上手く伝えられないのが子ども。そのまだ未熟な存在を暖かく、広い大きな対応で受け止めてあげましょうという園の方針。だから、お勉強みたいな事はやりません。その時その時のその子の成長過程で文字を書きたいとか知りたいという欲求から支援するという形です。遊びも自由遊び中心。少人数制なのでお友達と先生が身近に感じられ、いつも誰か傍にいるアットホームな感じで安心できる環境です。
  縦割り保育、2人何人制プラス補助の先生という充分な人数体制、手作り給食、年少さんには年長さんのお世話係のペアさん、園の設立に由来する林檎狩り、毎週の絵本貸し出し、聖ルカ祭、どれも子ども達に伝えたい事、という園の方針、目的がシッカリしています。
• 方針・理念
  キリスト教の幼稚園です。礼拝は勿論、嬉しい事や悲しい事も皆で分かち合い、相手の気持ちを理解するといった事を大切に指導してくれます。
  子どものケンカも相手の気持ち、自分の気持ちにも気付かせ、どうしたらお互い納得するか、次どうしたら良いかという事を指導してくれているようです。
• 先生
  2～30人に２人担任制。プラス補助が必要な子どもには他の先生が付きます。夏休みまでには年少さんがまだ園生活に慣れないので担任プラス1～2名つきます。
  どの先生も子どもの気持ちに寄り添い、その子のした行為の背景を読み取り、言葉にして理解してくれています。子どもがやろうとする行為には傍で待ち、親から離れない子にはサッと気持ち切り替え別な行為へ気を引かせ、上手に対応してくださいます。
• 保育・教育内容
  保育は基本的に遊び中心。園庭での泥遊び、お絵かき、水遊び、草花遊び、サッカー、野球、砂遊び、一輪車色々です。小さな園庭ですが、午前中の二時間程度の遊びならこの位で充分。たまに近くの森へお散歩したり、近くの幼稚園の畑に野菜を植えたり収穫したりします。
  給食も園で炊くご飯をお櫃に入れ、お茶碗で。お弁当箱ではなくお皿に盛られた手作りオカズは美味しいです。
  縦割り保育で３分の1位は年齢別。異年齢で学ぶと理想のお兄さんお姉さん出来るので憧れの目標出来ます。また、それぞれにペアさんと呼ばれるお世話係がつきます。お世話してもらった子は年長さんでお世話する事を学びます。
• 施設・セキュリティ
  施設は古いですが、掃除、整理がキチンとされてるので汚いと感じた事はありません。
  セキュリティは門を閉じており、子どもが簡単に開ける事は出来ませんが、機械で完全シャットアウトという事ではありません。門すぐ横に職員室があり、来訪者はすぐに分かります。
  また、小さな幼稚園なので子どもも父兄もすぐに誰のお母さん、お父さんと分かるほどです。
• アクセス・立地
  駐車場は二カ所。3～40台とめられるかな。バスも向山、長町辺りまで出ています。
  周辺環境は静かな住宅街。近くに森があります。

幼稚園について

• 父母会の内容
  父兄の会では何かしら係になるよう求められますが、仕事は無理なく出来るものです。
  働いている方には運動会当日の補佐やベルマーク選別仕業など。大半は秋に行う「聖ルカ祭」係。年間4～5回程の話し合いや作業。父兄の交流の場にもなっています。
• イベント
  「聖ルカ祭」バザーや子どもの遊び場、工作コーナー、飲食店など。
  林檎のお世話。園設立のきっかけとなった林檎を山形の林檎園を借り、任意で毎月お世話ができます。花が咲き、小さな実がなり、赤く大きくなるという成長過程を身近に見る事が出来き、11月には子どもだけで大型バスに乗り、林檎狩りへ行きます。
  卒園生は毎月1回日曜学校があり、市内の美術館や天文台などの施設へ先生と訪れたり、クリスマス会や芋煮会などの交流があります。
  クリスマス会には年長さんの聖劇。男の子、女の子それぞれ何役かありますが、幾つかの役を覚え、当日、総練習ともに当日朝に伝えられて行うというのにはビックリでした。皆、素晴らしかったです。
  

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  先生達の子どもに対する姿勢。
  あるがままの子どもを全て受け入れてくれる態度。
  エネルギッシュに元気だけで保育するという若さではなく、子どもの傍で寄り添い、技術で保育する先生達の技術に魅力を感じました。