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トリマーになる方法、仕事内容、必要な資格、年収等を解説!

2022年03月01日

はじめに

この記事ではトリマーについて網羅的にご紹介いたします。詳細な情報に関しましては記事を分けて掲載していますので、是非そちらをご覧ください。

トリマーとは

トリマーとは

トリマーとは、ペットサロンや動物病院といった動物に関わる事業所で、犬や猫といった動物の毛をカットやシャンプーするスタッフを指します。なお、就職先によっては、毛のカット以外にも動物の健康管理・チェックなどを行うこともあります。トリマーになるために特別な資格を取得する必要はありません。しかし、お客様に安心してペットを預けてもらうには一定の知識と技術が必要です。そのため、多くの人がトリマーに必要な民間資格の取得を目指しています。

トリマーの仕事内容

名前の通り、トリマーの主な業務はトリミングです。飼い主から要望を聞いた上で、シャンプーやブロー、毛のカットを実施し、見た目を希望通りのスタイルに仕上げていきます。トリミングと同時に伸びた爪を切ったり耳掃除や歯磨きをしたりして、身体全体を清潔にすることも大事な仕事のひとつです。また、仕事の最中に飼い主でも気付かないような小さな健康面の異変を見つけることもあります。その際は、随時飼い主にアドバイスや相談を行い、適切なペットグッズの販売を行うこともあります。ペットが飼い主と楽しく過ごせるように、ペットに寄り添うのがトリマーの役目です。トリマーとして働く上で、言葉が通じない動物に対して施術することは非常に難しく、時に嚙まれたりすることもありますが、トリミングで綺麗になったペットを目の前にした飼い主さんが喜んでくれた時に大きなやりがいを感じることができます。また、動物が見せるかわいらしいしぐさを見ることもでき、動物と触れ合うことが好きな人には夢のような仕事かもしれません。ペットの需要が高まってきている時代だからこそ、社会から大いに必要とされる存在です。

トリマーの給料

トリマーの平均年収

トリマーの平均年収は、厚生労働省の職業情報提供サイトによると令和2年のデータで約382万円です。ちなみに、初任給の平均は約22万円となっています。動物の毛をカットし、綺麗にするトリマーの仕事はまさに職人技です。技術職だからこそ、自分のスキルが直接新規顧客やリピーター獲得、そして給料アップに繋がります。よって、トリマーになりたての人とベテラントリマーでは、給料に大きな差がつきます。トリマー業界では、勤続年数やキャリアによって具体的な年収がかなり変わってくると言えます。

他の業種より高い?低い?

国税庁によって調査された令和2年分民間給与実態統計調査によると日本の全業種の平均年収はおよそ433万円になっています。つまり、トリマーの平均年収は約51万円も低いことが分かります。その理由は、回転率の低さにあります。トリマーの仕事は動物が相手なので、カット中に思い通りに動いてくれず、予定通りにいかない場合があります。そのため1日に何件もカット予約を入れてしまうと、予約時間にズレが生じてしまう場合や、最悪予約がキャンセルになってしまう恐れがあります。そうなるとお客様からの信頼も失ってしまいます。したがって、余裕を持って予約を入れなければなりませんので、回転率が下がってしまいます。大手チェーン店や人気店であれば、安定した売上が保てるので給料水準はそこまで低くありませんが、個人経営店や規模が小さい店舗だと厳しい金額になってしまう傾向があるのです。

トリマーに役立つ資格

ここではトリマーに役立つ民間資格をいくつかご紹介します。

JKC公認トリマー資格

一般社団法人ジャパンケンネルクラブが認定する資格で、トリマーの民間資格の中では最もメジャーと言ってもいいでしょう。C級・B級・A級・教士・師範の5つの級に分かれており、受験するには公認機関でカリキュラムを修了するか、クラブ会員として2年間以上の在籍歴が必要になります。

AAV認定サロントリマー検定

一般社団法人全国動物専門学校協会が主催する民間資格です。サロントリマー3級から1級と、その上級資格であるトリマー2級からS級までがあり、全体で6つの階級に分かれています。協会が認定した専門学校で最低300時間以上の授業を受けなければ、受験できません。階級が上がるにつれて、必要な授業時間数は増えていきます。

JPLA公認トリマー

一般社団法人日本ペット技能検定協会による民間資格で、トリマー2級・トリマー1級・トリマー教師の3つにレベル分けされています。2級は、協会指定のカリキュラムを修了した人が受験でき、合格すると上の資格を受験できるようになります。実技試験は、小型長毛犬のカットかプードルのラムクリップを対象に行われています。


どの資格も、筆記テストと実技テストが両方行われます。具体的な出題内容や採点比率、制限時間は資格によって異なります。また、いずれの団体も正式な受験者数および合格者数を公表していないため不明です。合格率が発表されているわけではありませんが、合格率100%を掲げる専門学校が多数あるため、専門学校や団体の研修でしっかりと学ぶことで合格できる難易度であると予想されます。

資格を取得するメリット

応募できる求人の数が増える

トリマーの求人の多くは、一定基準以上の資格所持者を優遇しています。逆に言うと、資格がないと、応募できても選考で落とされる可能性が高くなります。労働環境や賃金面でより良い職場にアプローチできる点は、資格を取るメリットのひとつと言えるでしょう。

業務の幅が広がる

トリマーの資格は、技能に応じて階級が区分されています。そのため、他のスタッフよりもレベルの高い資格を持っていれば、任せてもらえる業務は増えるでしょう。資格試験に合格した時点で保有しているスキルを判断する材料になりますし、将来的には昇給もしやすくなる傾向があります。

お客さんの獲得

資格を取得することは、自分の高いスキルの証明につながります。高いスキルがあれば、リピーターのお客さんや新規のお客さんを惹きつけることができます。勤務場所によっては、指名料を取るところもありますので、給料を上げることもできます。そして、多くのお客さんを獲得していることは独立する際にもとても役立ちます。

トリマーの現状と将来性

トリマーの現状課題

トリマーは、給料が少なくて激務なことで知られています。上記した通り、トリマーの平均年収は全業種の平均年収と比較すると50万円ほど低いです。個人経営の店舗に務めた場合は特にその傾向が顕著で、ボーナスが支給されない店舗も少なくありません。就職しても生活が立ち行かなくなる人が多く、一般的にトリマーは離職率が高いといわれています。その背景には動物を相手にする難しさがあります。トリマーは動物の体調を加味しながらトリミング業務を進めないといけないので、状況によってスピーディーに作業を終わらせることができません。1日に受注できる件数に限りがあり、給与に反映できるだけの売上改善が求められます。

トリマーの将来性

トリマーの職場は先ほど説明したとおり、給料が低くて待遇が悪い場合も少なくありません。しかし、近年は意識的に給料を上げるように努力したり、インセンティブ制度を取り入れたりする店舗が増えてきました。特に人気店や大手チェーン店の中には福利厚生がしっかりしている店舗も多く、トリマーの待遇は少しずつ良い方向に向かっているといえるでしょう。そして、コロナ禍における在宅時間の増加によって全国的にペット需要が高まりました。この傾向が続けばペット業界全体の未来は明るいといえます。今後は少子高齢化によりペットを子供の代わりとして育てるニーズなど、いかに動物と一緒に過ごす暮らしに注目が集まるかによって左右されるでしょう。

当記事に記載の数値や事実等に関しては、下記サイトの情報を基に作成しております

厚生労働省令和2年賃金構造基本統計調査
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/172
厚生労働省職業情報提供サイト
https://shigoto.mhlw.go.jp/User
国税庁民間給与実態統計調査
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/002.pdf

実際に働いている人の口コミをチェックしよう!

トリマーとして実際に働く方にアンケートをとり、 仕事に対する満足度を5段階で評価してもらいました。
実際に働いている人の口コミを参考に、どんな仕事なのかイメージをつけましょう!
実際に働いている人の
トリマーの満足度
総合満足度
総合満足度とは?
各項目(仕事内容・ワークライフバランス・年収・仕事の将来性・女性の働きやすさ)の合計点数の平均をとった点数です
★★★☆☆ 3.1 (13件)

トリマーの 口コミ一覧

全13件

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愛知県の40代女性

正社員 / 250万円以上~300万円未満 / 専門学校卒

就職先:ペットショップ

総合満足度 ★★★☆☆ 2.8
  • 仕事内容 (満足度5

    飼い主に、仕上がりがかわいいと喜んでもらえるのはやはり、続ける上で大きなやりがいにつながる。

  • ワークライフバランス (満足度2

    指名があり、予約制なので、かなり先まで休みが決まっている。急に休むことができない。

  • 年収 (満足度2

    とにかく安い。ボーナスもない。労働力に対して、給料が、安すぎる。安すぎる。安すぎる。

  • 仕事の将来性 (満足度3

    メンタルが強くないと続かない。犬が、かわいいとか、好きとかでは、続けることは出来ない。

  • 女性の働きやすさ (満足度2

    急に休めないので。技術職なので、レジみたいに誰でもすぐできる訳ではないから、代わりがきかない。

  • どのように専門学校を選んだか

    学費が安いから。家から電車で通える近さだったから。授業内容に、実践が多かったから。

  • なぜその仕事に就いたのか

    動物関係の仕事がしたかったら。動物園の飼育係やイルカのトレーナーなど。それがかなわなかったから。

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茨城県の20代前半女性

正社員 / 150万円以上~200万円未満 / 専門学校卒

就職先:動物病院

総合満足度 ★★★☆☆ 3.4
  • 仕事内容 (満足度4

    トリマーとして動物や飼い主様に喜んでいただけることに喜びを感じますし、やりがいを感じることも多いです。

  • ワークライフバランス (満足度3

    残業時間については本当にその会社や法人に全く異なるので何とも言えません。基本的にはなんにもありません。

  • 年収 (満足度3

    常に立ち仕事の割に年間収入が少ないと思います。経験年数を上げれば会社によって上がることはあると思うのですですが、最初からやりがいを感じるにはもう少し月収を上げてくれた方が嬉しい

  • 仕事の将来性 (満足度3

    トリマーとしての将来性は大いにあると思います。 今後はどの業界もロボット化やIT化の心配もされてますが、トリマーに関してはハサミを用いたりするためそういうことです雇用が少なくなることはないと思います

  • 女性の働きやすさ (満足度4

    やはり全体的に見ても男女比率は女性の方が高いですし、今はママさんのパートでも働いてる方を多くいますので、自分に働く気持ちが有れば働けるのだと思います

  • どのように専門学校を選んだか

    家から通えて、2年間で学べる資格や学科内容が豊富なため。実際オープンキャンパスにも何度も参加して学校の雰囲気などにも多く触れ合うことができました

  • なぜその仕事に就いたのか

    トリマーの資格を取ったため必然的にトリマーとして働ける職場を選びました。動物と飼い主様に喜んでいただけるようにしています。

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埼玉県の40代女性

パートタイム/アルバイト / 150万円以上~200万円未満 / 専門学校卒

就職先:ペットショップ

総合満足度 ★★☆☆☆ 2.4
  • 仕事内容 (満足度3

    年も年ですし 年齢的に体力が追い付かなくなってもきた。 肉体労働のところもあるので なかなか難しいとおもいました

  • ワークライフバランス (満足度3

    時間はきまっているが 終わらない限りは 残業になる 定期的に来る犬ならいいが 間隔が空く犬もたくさんいるので大変に、時間がずれる

  • 年収 (満足度2

    もともとペット業界、 雇われるほうは賃金が安い。 肉体労働との比率が合わないのかなとも思うところあり

  • 仕事の将来性 (満足度2

    このままの状態では 先は見えないかなと。 コロナ禍でペット飼育は増えたが どこまでつづくのか

  • 女性の働きやすさ (満足度2

    女社会がほとんど いろんな人もいるが 狭い空間なので 合う合わないが多いと思う

  • どのように専門学校を選んだか

    いろんな学校を見学して、 自分自身の技術が磨け、幅広い知識が学べる所を選び 就職に活かせるよう 実技が多いところを選びました

  • なぜその仕事に就いたのか

    前の仕事を辞め いい仕事場所があまりなく 生活経済上、働かなくてはならなかったので、 知人が働いているペットショップで前から打診があったので そこにきめました

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東京都の30代前半女性

正社員 / 300万円以上~350万円未満 / 専門学校卒

就職先:動物病院

総合満足度 ★★★★☆ 3.8
  • 仕事内容 (満足度4

    キレイにカットできたときは私自身も嬉しいですし、飼い主さんにも喜んでもらえるとすごく嬉しいので

  • ワークライフバランス (満足度4

    よほどのことがない限り残業もないし、最近は休みの日が増えてきたのでワークライフバランスは良くなってきたかなと。

  • 年収 (満足度3

    肉体的にもキツイことの多い仕事の割りに基本給が安いところが多いのが3点を選んだ理由です

  • 仕事の将来性 (満足度4

    ペットの飼育頭数自体は減少していますが、いま飼われているペットたちがこれから高齢になってくると必要性が出てくるので

  • 女性の働きやすさ (満足度4

    女性の院長なのでいろいろなことに融通を利かせてくれているので非常に助かっています

  • どのように専門学校を選んだか

    卒業と同時にいくつもの資格が取れるところに魅力を感じて選びました。ほかの学校では卒業時にその資格の受験資格がもらえるという感じだったので。受験資格がもらえるか、資格を取得できるのかはかなりの違いなので。

  • なぜその仕事に就いたのか

    もともと動物が好きでトリマーを職業として選びましたが、それ(トリミング)だけだと私の性格上飽きそうだったのと専門学校での授業で看護も面白そうだと思い、動物病院で働く看護師兼トリマーになりました。

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東京都の30代後半女性

正社員 / 300万円以上~350万円未満 / 専門学校卒

就職先:動物病院

総合満足度 ★★★☆☆ 2.8
  • 仕事内容 (満足度5

    トリミングして綺麗になって帰っていく、ありがとうと言ってもらえるのが嬉しい!! が、大変な割に給料が安すぎる! 割に合わない!!

  • ワークライフバランス (満足度2

    1日11時間働きます。 8時間以上働いていても残業手当はありません。 長期休暇もありません。

  • 年収 (満足度2

    体力が必要だし、汚れる仕事、予約制なため急に休めない。 大変な割に低賃金過ぎて割に合わない。

  • 仕事の将来性 (満足度3

    動物業界全体ではペットを飼う人は年々増加傾向にあるので、トリマーも需要があると思います。 就職先の条件が良ければいいのですが。

  • 女性の働きやすさ (満足度2

    働きやすい環境では無いと思います。 妊娠出産で離れる人も多いです。 小さい子供がいて病気になってもも、急に休めない。

  • どのように専門学校を選んだか

    トリマーになるために東京、千葉で専門学校を探しました! 何件か見学し、1番楽しそうなところにしました。また、トリマー以外にも色々なコースがあり、魅力的でした!

  • なぜその仕事に就いたのか

    動物が好きだから。 トリミングが好きだけど、 病気についても知りたかったから。

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