まずは自分が小学生になって:愛知教育大学教育学部幼児教育専攻の口コミ

卒業生 / 2010年度入学

まずは自分が小学生になって

2014年06月投稿

• 
• 4.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 5｜ 就職・進学 5｜ アクセス・立地 1｜ 施設・設備 3｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 -]

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教育学部幼児教育専攻の評価

• 総合評価

  良い
  ほとんどの学生が教師になることを前提に授業が行われます。そのため、教職を強く志す人にとっては、かなり有益な講義がたくさんあります。また、講義だけでなく、教育に関する学生向けの講演会や説明会（参加自由）もたびたび学内で開かれます。それに参加することで意識を高められたり、教育実習や教員採用試験に安心して立ち向かっていくことができます。そして何よりも、教員を志す仲間がたくさんできる、というのがこの大学の魅力だと思います。ひとつ良くない点を挙げるとしたら、一般企業への就職に関する支援が少ないことでしょうか。教育大学なので仕方ないのかもしれませんが・・・・・・。一般企業を目指す学生は、教員志望の学生と比べると、かなり自主的に活動しなければなりません。
• 講義・授業

  良い
  受講者が教師になることを前提とした講義が多いです。そのため、教員志望の人にとっては有益な授業がたくさんあります。私が講義に対して良かったと思うのは、「まずは自分が小学生になりきって」授業を受ける、という経験が積めることです。教育大学なので、「教える」ための勉強をする、というイメージが強いかもしれません。しかし、実際には、子どもの立場で体験するところから始まります。例えば理科の実験や図画工作、体育は特にそのような授業が多かったように思います。このような授業はとにかく楽しいですし、「こうすると楽しい授業になるんだな」と、直接考える機会になります。ちなみに、中には、教授の話を聞いてレポートを書くだけ、といった講義もあります。「つまらないなあ」と思ってしまえばそれまでですが、「何か将来の役に立つかも」と思って受けていると、本当に役に立ったりします。
• アクセス・立地

  悪い
  電車の駅が遠く、電車通学の人は、駅からバスに乗る、または自転車で通わなければなりません。そのため、決して交通の便が良いとは言えません。ただし、２年生からは自動車通学が認められます。自家用車が使える人にとっては、便利です。立地についても、刈谷市の北側ということで、あまり便利なところとは言えません。ただ、学生向けの安くてたくさん食べられるごはん屋さんは周辺にいくつかあり、みんなで食べに行くのにはよかったです。
• 施設・設備

  普通
  「大学」と聞いて思い浮かべるような（広くて、机が段になっていて、のような）教室が少なく、公立高校と変わらないような風景の教室が多いです。つまり、新しくはないです。学科ごとの棟も古いものがほとんどなので、冬は寒く、夏は暑いです。食堂は２つ、売店は１つです。食堂のご飯はそこそこおいしくて、私は好きでした。
• 友人・恋愛

  普通
  教員志望で、教育に対する意識が高い人が多いです。そのため、一緒に夢を追うには良い仲間がたくさんできると思います。・・・・・・と書くと、真面目な人ばかりなのかな？と思われてしまうかもしれません。しかし、実際には面白い人にたくさん出会えます。先生を目指す人って、ユーモアやアイデアを出せる、生き生きとした人が多いんだと思います。恋愛面は、人それぞれですね。学内カップルも多かったと思います。ただ、学外とのつながりは、都会の大学と比べると弱いかな、と思います。
• 部活・サークル

  良い
  楽しく生き生きと活動している人と、部活・サークル内のこと（人間関係とか）でよくイライラしている人がいました。私は前者だったので、とても楽しく活動することができました。スポーツ系や文科系の他に、ボランティア系のサークルがいくつかありました。（手話、キャンプ、理科実験等）将来教師になる人にとっては、かなり有益な体験が、選択しだいではサークル活動の中でもできます。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  教え方、子どもとの関わり方等、実践的なことを学ぶことができます。
• 学科の男女比
  4 : 6
• 志望動機
  教員志望で、県内で学びたかったため。
• 利用した入試形式
  一般入試
• どのような入試対策をしていたか
  センター試験の配点が高いため、１月まではセンター重視。その後は専門分野の対策のみに力を入れました。