己を律することのできる者を選別する学舎:東京音楽大学音楽学部器楽専攻の口コミ

卒業生 / 2019年度入学

己を律することのできる者を選別する学舎

2025年02月投稿

• 
• 3.0

[講義・授業 3｜ 研究室・ゼミ -｜ 就職・進学 3｜ アクセス・立地 5｜ 施設・設備 3｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 3]

音楽学部器楽専攻の評価

• 総合評価

  普通
  自身のキャリア形成に必要な演奏家としてのスキルを身に付ける上では、非常に役立つ時間を過ごすことができる。ただし指導者との相性に依存する部分も多く、それゆえに悩みを抱える人間も数多存在するのも事実である。
• 講義・授業

  普通
  個人の裁量に依るところが多い。科目によっては本格的に演奏家を目指す人とそうでない人が入り乱れることがあるので、より深い学びを志すのであれば指導陣と直接コミュニケーションを取れる関係になることが望ましい。対個人のサポートは概ね手厚いが、慎重に自身のキャリアを検討しながら過ごすことが求められる。
• 就職・進学

  普通
  必ずしも音楽に関連した方面に進む人間ばかりではない(むしろ音楽で生計を立てる人間はほとんどいない)が、集中して取り組むことに関してアドバンテージを活かす人が多い。キャリア支援に関する相談窓口も常設。
• アクセス・立地

  良い
  多少キャンパス周辺の物価が高いが、交通その他の便利さを考えると非常によい環境にある。
• 施設・設備

  普通
  練習室は常に予約で埋まっているケースが常態化しているが、オフィシャルに空き練習室の予約なしでの使用が認められていた。自宅で練習できない場合は注意深く予約状況を確認しておくことが望ましい。
• 友人・恋愛

  普通
  恋愛関係などを求めるか否かは人それぞれであると思うが、学内でパートナーを得る人は多い印象である。本業を疎かにする傾向をよく見たが、音楽に対する個人の集中力や熱意と人間関係のバランスを取るのは至難の業と言える。
• 学生生活

  普通
  芸術祭の折には熱心に取り組む人もいるが、楽器に依存することが多い。特に個人で演奏することの多い鍵盤楽器は特に参加する機会がなく、逆にオーケストラに参加する楽器は楽しむことができると思われる。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  演奏に関する技術習得、音楽史など歴史的な背景、また展望について、教育分野に関する知識・実習など
• 学科の男女比
  3 : 7
• 就職先・進学先
  公的機関・その他
  演奏家として独立して活動している。また指導の分野でも大学でのレッスンを参考に多種多様な学習者に向けてスキルアップの方法を提供している。
• 志望動機
  演奏家としてのスキル獲得、また独立して活動するキャリアを形成するため。