アットホームな幼稚園らしい幼稚園です：天授ヶ岡幼稚園（京都府京都市右京区）の口コミ

保護者 / 2018年入学

アットホームな幼稚園らしい幼稚園です

2021年03月投稿

• 
• 5.0

[方針・理念 5｜ 先生 5｜ 保育・教育内容 5｜ 施設・セキュリティ 4｜ アクセス・立地 5]

• 総合評価
  一言でいうと「とても家庭的な、幼稚園らしい幼稚園」です。
  2年前から、保育園の機能も加わったので、さらにアットホームさが増した感じです。
  
  昔から障がい児の受け入れもされていて、同じクラスの子たちが、みんなで協力して、自然にその子を助けながら一緒に過ごしているのを見ると、これくらい小さい時から、障がい児も健常児も一緒に過ごすことの大事さを感じさせられます。
  
  地元の方々にも愛され、在園時の何人かに一人の親は卒園生という、卒園生たちにも長らく愛されてきた園だと思います。
• 方針・理念
  「この年齢でしか経験できない遊びをとことん遊びきる」「遊びきることで学ぶことがたくさんある」
  これがこの園の園長先生の一番の方針で、その通り、うんとのびのび遊ばせてくれます。
  
  また、2020年から完全給食になってから、食育についてもよく考えられていて、園の畑で採れた野菜も使って調理室で作られる温かい給食は、子どもにもとても好評です。うちの子は、家では手が出なかったお魚やピーマン、オクラ、葉物の煮びたしなどが、給食のおかげで食べられるようになりました。
• 先生
  規模の小さい園なので、一人ひとりとてもよく観察してくれています。
  
  若い先生からベテラン先生まで、バランスよくいらっしゃる感じです。
  先生同士仲が良く、明るく元気な方が多いです。
  前に住んでいたところの幼稚園は先生の出入りが毎年多かったけど、こちらは卒園生の先生も何人かいらっしゃるので、この園が好きで、職場環境としても良いところなのかなと推測します。
• 保育・教育内容
  とことんのびのび遊ぶ園なので、普段からがっつりお勉強というのはないようですが、幼稚園の保育中にひらがなや漢字、算数を教えてもらったらしく、家に帰ってきてから、一人で紙に書いて練習していたり、ドリルがやりたいと言い出したりしているので、一人ひとりの興味に合わせて、対応してくださっているようです。
  
  ２年前からこども園になり、同じクラスに幼稚園と保育園の子が混在する形となりましたが、もちろんみんな平等に保育をしてくれるし、幼稚園組が帰った後は、保育の時間は全学年みんな一緒に遊ぶので、下の子の面倒をよく見たり、学年の違う仲良しができたりと、交友関係がぐっと広がった気がします。
  
  長期休暇時のお預かりもあるので、フルタイム勤務でも助かっています。
• 施設・セキュリティ
  園舎は古いです。その代わり、メンテナンスは定期的にされているようです。
  
  小さな園なので先生方みなさんが、子どももその保護者も顔と名前を覚えてくださるので、知らない人が入ればすぐに声をかけてこられます。
  
  園庭が四季折々の木々や草花でいっぱいで、シロツメクサ遊び、ブルーベリー収穫、セミ取り、栗拾い、クルミ拾い、と、草花や虫たちとたくさん遊べるので、自然が大好きな子どもにはぴったりです。
  12月いっぱいは、園庭がイルミネーションに飾られ、とても見応えがあり綺麗です。ちょっとした穴場スポットになっていて、園の外から写真を撮りに来られる方もいます。
• アクセス・立地
  園のまわりは閑静な住宅地で、名前の通り、天授ヶ岡という小高い丘の上に立っています。
  周りの道は、ここに幼稚園があることを知っている地元の方しかほとんど通らないし、小学生の通学路でもあり、車もそこまでスピードを出せるような道ではないので、走っている車はだいたいゆっくり走ってくれています。
  
  園バスももちろんあるし、車を一時的に停められる場所があるので、遠方からの車送迎の方も多いです。
  
  嵐電妙心寺駅からもとても近いので電車で通われている方もいるようです。
  
  幼稚園組は帰り、お迎えに来られる人もいらっしゃいますが、家が近い人は先生が近くのエリアの子どもたちをまとめて家の近くまで連れて帰ってきてくれるのも助かります。

幼稚園について

• 父母会の内容
  毎年春に各学年２～４人の幹事さん・委員さんを決めます。
  幹事さんは毎月１回、2時間程度の幹事会に参加し、園からの報告や、行事の準備などをします。
  
  働いている方も多いので、日程や時間は、選ばれた幹事さんの中で毎月調整されているようです。
  だいたい午後２時くらいから３～４時くらいまでが通例のようで、仕事のある人は早退したり、中抜けしたりしていると聞きました。
  
  隣の保育園に通わせている友人の話を聞いていると、そっちの方が保護者の出番がめちゃくちゃ多い印象を受けたので、親の出番はそこまで、という印象です。
• イベント
  他の方もおっしゃっている通り、一般的な幼稚園が行うような行事はひととおりあります。
  周辺の園と違うのは、キリスト教に基づくので、定期的な礼拝、感謝祭、収穫祭、クリスマス祝賀会などがあります。
  礼拝のときは“静かにして手はお膝に置く?を、園が習慣として身につけてくださっているので、冠婚葬祭などの時には「今は礼拝と一緒で、静かにする時間だよ」と伝えるだけで、静かにしてくれるようになったのは有難いです。
• 保育時間
  幼稚園組の延長保育もあります。
  
  保育園の子も延長保育の子も３時を過ぎると、全学年一緒に遊びます。だいたい17時前後のお迎えがほとんどで、17時過ぎると子どもの数がとても少なくなるようです。（子どもは先生を独り占め出来たと喜んでいたこともありますが）

入園に関して

• 幼稚園を選んだ理由
  家族がここの卒園生であることと、引っ越しでこちらに近くなったので。
• 試験内容
  面接のみです。
  生活状況、子どもの気になること、アレルギーなどの聞き取り程度です。