演劇、絵画等様々な芸術を楽しんで学べます:大手前大学建築＆芸術学部建築＆芸術学科の口コミ

卒業生 / 2007年度入学

演劇、絵画等様々な芸術を楽しんで学べます

2015年02月投稿

• 
• 4.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 5｜ 就職・進学 2｜ アクセス・立地 5｜ 施設・設備 4｜ 友人・恋愛 5｜ 学生生活 -]

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建築＆芸術学部建築＆芸術学科の評価

• 総合評価

  良い
  マンガ・演劇映画・染色・彫刻・絵画・アニメーションなど自分のやりたい芸術が学べます。授業は主に制作になるので締切を守って自分のペースでできます。わからないことや陰影のつけ方・遠近法・色の塗り方など技術面は授業以外でも教授にアドバイスをもらえます。最初に様々な分野を体験できるため、将来は芸術関係で働きたいが具体的には決まっていない人でも自分の好きなことが見つかります。例えば絵画は一学年では、「立体造形・染色・デザイン・絵画」の授業なので、今まで経験も興味もなかった事を学びます。そこからデザイン志望だった人が染色に興味を持ち、染色の分野に進む事もあります。また芸術面以外でも、アニメーションやマンガが世間に与えた影響や歴史を学ぶこともできます。学校内に展示用の建物もあり、映画・演劇では舞台での上演をしたり、マンガは冊子にしたり、絵画や染めた着物の展示など人前に発表し意見をもらう機会もあります。芸術ということもあり、就職は自分次第なので厳しくもあります。
• 講義・授業

  良い
  授業は制作活動になります。最初に教授から制作のテーマや形式を言われて制作したり、その学期末に一つ作品を仕上げることが多いです。ほとんどの授業で試験はありませんが、作品の完成度で成績が決まります。教授はその授業ごとの専門の先生が多く、マンガコースではプロの漫画家の先生、アニメーションではアニメーターの先生はもちろん実際のアニメ会社で音響を担当していた先生が音響の作り方の授業、演劇では劇団で活躍している先生など多彩な教師陣です。教授のほかに授業にはアシスタントの方が一人はいるので、きめ細かく教えてくれます。アシスタントの方は先輩の学生がやっていたり、ＯＢだったりと歳も近く気軽にそうだんできます。また、メディア・芸術学部以外の授業も受けることができます。例えば歴史の授業を受けて、時代劇の映画製作に役立てたり、心理学を学んでマンガを読みやすく作ったりと応用できます。
• 研究室・ゼミ

  良い
  私の所属していた演劇ゼミは先生方もとても親切でした。先生は、脚本の先生・劇団員の先生が二人の三人で一つのゼミでした。また、音響・照明・舞台監督はそれぞれプロの方にお願いをして一緒に打ち合わせをしていました。一般のホールを使用しての舞台上演を行うゼミですが、会計・宣伝・脚本・大道具制作など舞台に関わる全てのことを行っていきます。卒業制作になるため卒業論文・試験は一切ありません。一年間ゼミのメンバーと時間を多く共有したりプロの方々や業者の方々とも関わる為、コミュニケーションや礼儀なども学びます。
• 就職・進学

  悪い
  就職・進学については難しい面も多いです。学部での専門性もあり、その分野でプロになることはとてつもなく難しいです。そもそも就職活動というより、ひたすら作品を作り投稿しを繰り返します。中には劇団に入って舞台をしている人もいますし劇団を立ち上げた人もいますが、多くはバイトをしながらという現状です。一方で、大手のアニメーション会社に就職し、アニメ映画のスタッフロールに名前の乗る人もいます。マンガ雑誌で賞をもらい担当がついた人もいます。就職活動の期間だけではなく、４年間腕を磨き続けることが必要です。
• アクセス・立地

  良い
  最寄駅からは徒歩５分もない距離です。また、阪急・阪神の間なのでどの路線からも近いです。バス停は目の前でした。コンビニやファミレスも近く、学校内にもお弁当などの買える生協や学食があります。学校自体は広い敷地ではないので、移動はとても楽です。周辺は閑静な住宅地なので静かな環境で勉強できます。
• 施設・設備

  良い
  校舎は阪神淡路大震災で一つの棟を除いて一新したので比較的新しい校舎です。図書館の蔵書も充実しており、図書館内にある小さい会議室は学生たちが自由に借りることもできます。マンガのみの部屋もマンガコースの授業が行われる棟にあったり、歴史書や古文書も歴史資料館に保管されています。図書館の地下にはアニメーションコースの教室があり、充実した設備でアニメ制作が出来ます。小さいながらもおしゃれなカフェがあり、授業の空き時間に友達とお茶もできます。奥には有名建築家が設計したギャラリーがあり、漫画家やイラストレーターの作品展示も行われています。
• 友人・恋愛

  良い
  自分の好きな分野を一緒に制作することも多く、友達はすぐにできます。学部の垣根がほとんど無いので、様々な分野に興味を持つ人たちと知り合いになりやすいです。芸術系の授業では少人数での授業が多く、近くの人としゃべりながら授業をしたりするので友人関係は築きやすいです。また、学年の違う人とも授業が一緒だったりするので様々な学年の人と仲良くなります。
• 部活・サークル

  良い
  部活・サークルは多くはありませんが、比較的簡単に作ることができます。ジャズ研究部・美術部・ゴルフ部が精力的でした。部活・サークルでは自分の好きなことを皆とできるので、どのサークルでも楽しそうでした。マンガ研究部や文芸部では冊子を作ったり、茶道部や筝曲部は一緒に茶会を開いたり、管弦楽やジャズなどは発表したり、写真部や美術部などは本棟のエントランスで展示したりと様々でした。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  マンガ・アニメーションを楽しんでもらうための授業から始まり、さらに詳しいそれぞれの技術を習得していきます。映画・演劇では歴史を学んだり実際の映画や演劇・能などの伝統芸能を鑑賞して評論を書いたりする座学と、コミュニケーションをとるためのゲームや表現を学ぶワークショップがあります。その他芸術系についても基礎から専門の技術まで学べます。
• 所属研究室・ゼミ名
  映画・演劇ゼミ
• 所属研究室・ゼミの概要
  映画もしくは演劇を脚本を書いたり監督や配役を決めたりして自分たちで作り上げていきます。裏方も全部やります。
• 学科の男女比
  4 : 6
• 就職先・進学先
  パチンコ店
• 就職先・進学先を選んだ理由
  パチンコ店では店舗のビジョンで流す映像の製作やＰＯＰ・広告のデザインの部署があると就活で知ったからです。
• 志望動機
  多くの日本人なら知っているマンガを描いている先生が教授をしていたから。そして様々な授業を受けることができ、最終的に自分の興味が持てるものが見つかると思ったから。
• 利用した入試形式
  AO入試
• どのような入試対策をしていたか
  オープンキャンパスに行き、先生に顔を覚えてもらう。（実際オープンキャンパスで長く話した方がＡＯ入試の面接の方でした）