普通の私立薬学部:帝京平成大学薬学部薬学科の口コミ

在校生 / 2017年度入学

普通の私立薬学部

2017年05月投稿

認証済み

• 
• 3.0

[講義・授業 2｜ 研究室・ゼミ -｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 5｜ 施設・設備 2｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 -]

薬学部薬学科の評価

• 総合評価

  普通
  良い面としては、中野駅近くのため通学に不自由はないこと、昼食は学食だけでなく、お店、コンビニ、路上販売と充実していること、校舎が比較的新しいこと、勉強するスペースは十分に備わっていることです。悪い面としては、偏差値が低いせいか人間的に難のある生徒が多いこと、授業中のマナーが悪いこと、サークルや部活の種類が少ないことです。総じていえば、国家試験の合格率はかなり悪いものの、それは大学に入ってから勉強を疎かにしていた人が多いだけのことで、一般的な私立薬学部ではないかと思います。
• 講義・授業

  悪い
  1年のうちは、専門科目はほぼ入ってきません。教養科目、導入科目主体です。基本的なことから始めますので、教科書の内容さえわからないほど、高校でさぼっていなければ、全く問題ないかと思います。大学は、自分から学びに行くところであり、先生が全てを教えてくれる場所ではありません。特に薬学部は学習しなければならない範囲が広いです。自分で勉強できない方は、どこかで躓くことになるかと思います。1～3年の留年率は各約5%程度、4年の留年率は10%程度くらいです。一番面倒なのが、出席率と欠席です。薬学部は4/5の出席が必要なので、4回休むと単位がもらえません。更に欠席をすると、欠席届なるものを出さなければならなくなり、出さずにいると試験が受けられなくなります。ちなみに、自分で出席を確認する術がなく、学生証のタッチミスで欠席扱いになった事が分かりません。
• 就職・進学

  良い
  現時点で、資格さえとれば、就職先はごまんとありますので、心配はないかと思います。ただ、6年後も飽和していないという保証はありません。加えて、学費が年収に見合っているとは思いませんので、そこは各個人で考えられたほうがいいかと思います。
• アクセス・立地

  良い
  中野駅から5分程度のため、非常にアクセスは良いです。お昼ご飯も、学食だけでなく、外でお店も路上販売もコンビニもありますので、全く困りません。近くに商店街もありますので、不便を感じる事はないです。
• 施設・設備

  悪い
  校舎は新しいため、見てくれは非常に良いですが、実験室、用品といったものは不足しているように感じます。個人的には、薬学部の人数分のロッカーがないことが問題だと思います。また、エスカレーターが登り1本だけで、下りはありません。そのため、朝の授業開始15分前くらいからと、授業間の移動時間は、非常に混雑します。トイレの数がかなり少ないため、授業間の移動時間は列ができます。女性の方は、不便を感じるだろうと思います。
• 友人・恋愛

  普通
  サークルは種類も少なく、あまり活発ではありません。特に行事もありませんので、自分から話しかけに行かないと、一人ぼっちになります。薬学部なので、真面目そうな方が多いように感じますが、中にはあまり関わりたくないような方もいます。他学部との交流はほぼ皆無です。1年のうちは、選択科目で関わることができますが、それ以降はありません。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  薬学部のため、学習する内容はどこの大学でも同じです。異なるのは、1年のうちの選択科目くらいです。化学、生物、物理全て勉強します。苦手意識のある方は非常に厳しいかと思います。科目によっては、学習する範囲がかぶるため、何回か復習する機会があります。逆に言うと、一度わからない状態で放っておくと、その先は分からなくなります。テスト前にまとめてやればいいという考え方をしていると、その膨大な量を前にやる気をなくしてしまいます。平日は地道にコツコツ勉強して、土日は遊ぶというやり方が一番良いかと思います。ちなみに一限目は8:40～です。土、日曜日休みで、曜日によっては、午後から登校という日もあります。4年以降になると、土曜日もあるらしいです。
• 学科の男女比
  4 : 6
• 就職先・進学先を選んだ理由
  家から近い、特待生制度があるから。一般試験は1,2,3期とありますが、3期でも8割くらいとれば、余裕で受かります。試験は2科目で、難易度も公式や定番中の定番の問題しかでません。面接も定番の内容しか聞かれません。