さくらさくらんぼ園・NG事は多い：みつばち菜の花保育園（京都府京都市右京区）の口コミ

保護者 / 2020年入学

さくらさくらんぼ園・NG事は多い

2023年06月投稿

• 
• 3.0

[方針・理念 3｜ 先生 3｜ 保育・教育内容 4｜ 施設・セキュリティ 3｜ アクセス・立地 4]

• 総合評価
  うちの子供は楽しく過ごしてますが、合わない子もいるかもしれません。
  0歳から入っていれば、馴染めると思います。
  
  発達障害の子供さんの受け入れもされていて、全員一緒に遊びますし、相互理解が深まります。
  
  日焼けで真っ黒になり、夏は虫刺されのあとだらけ、服もTシャツ短パンでドロドロです、女の子でも髪はワカメちゃんカット、擦り傷も多い、なので、女の子っぽい可愛いお洒落をしての登園はできません。
  
  特色が強い園なので、他の園にはないとても良い点と、とても心配な点もあります。結果、この特色が良いと思って通わせました。
  
  さくらさくらんぼ保育の園としては、敷居が低い園の部類に入るのではないかと思います。
• 方針・理念
  斎藤公子先生の「さくらさくらんぼ保育」を実践されている園です。その保育理念を実践しようと先生も奮闘されています。
  
  キャラクター衣類服NG・髪はわかめちゃんカットより短く・早期教育（習い事）NG・テレビゲームタブレット等NG・文字教育NG・英語教育NG
  
  子供の生きる力を育てる・遊び食べ寝るの質や量を追求・縦割り異年齢交流多い・水や泥遊びで感覚を磨く・野山畑自然虫で遊ぶ・リズムや草履や下駄で音や身体能力を高める
  
  斎藤公子先生の保育については50年前位からの理念で、今の時代に合わせてという変化はとられてないです。50年前の日本の核家族化や高度成長期のライフスタイルが変わる時代に生まれた保育理論です。よくも悪くも昭和時代での自然保育スタイルです。
  
  先生の著書は沢山出ているので、入園前に読まれる事をお勧めします。よく理解して、家庭でも育児にとりくまないと、この保育園に行く事が子供にも親にもマイナスになり得ます。
• 先生
  子育て経験のある保育士さんが多いです。中にはとても親身で家族のように接してくれる信頼できる先生も沢山いて心強いです。
  
  さくらさくらんぼ保育は、先生を愛称で呼ぶというスタイルなので、保護者も先生を愛称で呼ぶ方も多く、子供・先生・保護者の距離感が近いです。
  
  さくらさくらんぼの子供を自由に遊ばす保育は、子供の笑顔の為にと保育士さんが頑張らないと成立しません。多少危険な事も保育士が見守る事や経験で安全に体験させようと頑張ってくれています。
  
  さくらさくらんぼ保育以外の教育メソッドに理解や知識がある保育士さんは少ないように思われます。（モンテッソーリ ・シュタイナー・ダルクローズ等の幼児教育の勉強はされていないようです）
  
  どこの園でもありますが、先生によって指導のクオリティにばらつきがあります。
  
  大変な労力だろうと思うので頭が下がりますが、自由に体験させる事や、子供間のトラブルにもあまり介入しないスタイルなので、子供が危険に晒されたり、怪我をしたり、引っ掻かれたり噛まれたり、は日常茶飯事です。
• 保育・教育内容
  とにかく、夏は水遊びをしている事が多いです。週に数回、お出かけ用の園バスで近くの山や畑や川に行って、泥まみれになって遊べます。
  
  子供達の自主性を大切にしているので、行き先を子供達と相談して決める事もあるようです。
  
  絵本は、紙芝居のような感じで話たり、折り紙をしたり、乳幼児以降は玩具はほぼ使わず、本物の鍋などを使って、土砂泥水で遊んでます。築山という小山を園庭に作って、高くしたり潰したりという事もしています。
  
  園庭でドラム缶やタライにお湯を沸かしてお風呂をしたりもします。
  
  とにかく、遊びこむ事を大切にしていて、よく遊ばせます。
  
  文字・英語・数字・芸術的な造形や音楽などは一切しません。むしろNGです。
• 施設・セキュリティ
  園庭は小さいですが、よく考えられていて、可愛いお庭で、子供達も楽しそうです。
  
  園舎はとても良いです。木の質感もよく、建具もほぼ木で、自然光が沢山入ります。子供たちはグランドピアノのある大きなホールで異年齢が一緒になって過ごします。
  
  セキュリティは、門に男性が立っていてくれます。他は、直接見て確認するのが良いと思います。防犯上の事も考えて、ここには書きません。
• アクセス・立地
  自転車を前に止めて子供の受け渡しができます。自転車やベビーカーは預かってはもらえません。
  
  車を園の前に止めての送迎は基本はNGで、近隣のコインパーキングを利用するよう言われます。
  
  午塚公園のバス停は徒歩でもすぐ近くです。
  
  電車は、西京極の阪急電車や地下鉄だと太秦天神川の駅が最寄りですが、子供づれで歩くには距離があります。緊急時はタクシー使えば近いです。
  
  住宅街の中ですが、園の前が公園で、他にも歩いていける公園がいくつかあります。
  
  コンビニやスーパー、病院も近くに複数あるので、送迎前後によることもできるので便利です。

保育園について

• 父母会の内容
  保育園を維持するための「つくる会」、保護者からなる「保護者会」、があります。つくる会や保護者会が主催で色んなイベントがあります。
  
  各学年年間に二人幹事が出て、幹事が主体で実行しますが、バザーや、保護者間への周知など、それなりな負担になります。
  
  楽しんで参加できない方は、ストレスが溜まるかもしれません。単純に拘束時間もそれなりに高く、イベント前などは、仕事との行事準備で疲弊しきってしまう時期があります。
• イベント
  他の園ではイベントとなるような、畑仕事や山や川には、園バスで週に一回位は行っているようです。
  
  保護者が観覧するのは、はばたき会・運動会、が大きな行事です。
  
  一般的な、お遊戯会や運動会とは違います。
  
  はばたき会は、「リズム」という0歳から年長までが取り組んでいるものを披露してくれます。
  
  運動会は、各学年ごとに全員が、鉄棒や、運動を一人づつ披露するのが主です。一応、全員リレーもあったりなかったり。子供ができるまでずーと待ったりします。
  
  よくある可愛らしいお遊戯などは全くありませんが、一生懸命取り組む様は感動します。
• 保育時間
  延長保育の別料金で7時からと18時半から19時までを預かってもらえます。
  基準時間は7時半から18時半だったと思います。
  土曜日は前の週に希望を伝える形です。
  
  保育園で熱が出ると、24時間の経過観察という事で、翌日は必ず休まなくてはいけません。（他の園は翌日熱が下がって元気なら登園を認めてくれました）
  感染症についてのガイドラインもシビアなので、熱をよく出す子供さんだと、休んでばかりで、全然預かってもらえない、となるかもしれません。

入園に関して

• 保育園を選んだ理由
  食育の充実・早朝受入れ時間・土曜保育の充実
  
  保育方針に信念を持った保育士先生が多数おられる
  
  乳児期は木製や手作りの知育玩具を使い、ベビーサークルに閉じ込めたりせず、沢山動き回らせてくれる
  
  幼児期は仲間と一緒に野山畑川で思いっきり遊ぶという、町中の家庭では提供が難しい保育を提供してくれる
  
  自然光のたっぷり入る、肌触りも良い木のホールや縁側や家具、季節の植物が生茂る園庭
  
  全幼児が、毎日、グランドピアノを使ったリズムの音楽を耳にできる
  
  他の幼児や園の玩具の影響で、キャラクターやテレビ等に関心を持つような事が少ない