大学全体で教師の卵を応援:奈良教育大学教育学部学校教育教員養成課程の口コミ

卒業生 / 2011年度入学

大学全体で教師の卵を応援

2018年10月投稿

認証済み

• 
• 3.0

[講義・授業 3｜ 研究室・ゼミ 3｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 4｜ 施設・設備 1｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 2]

この口コミは投稿者が卒業して5年以上経過している情報のため、現在の学校の状況とは異なる可能性があります。

教育学部学校教育教員養成課程の評価

• 総合評価

  普通
  教員になりたい、とりわけ奈良県で教員になりたいと考えている人には良い大学です。 大学のレベルは決して悪くはありませんが、特別良いということもないため、個人の努力次第といったところです。 教育学部しかない大学（学生のほとんどが教職員を目指している状況）のため、視野が狭まる可能性もありますが、文系・理系・芸術系・体育系と分野は様々であり、ちいさな総合大学のようでもあります。
• 講義・授業

  普通
  講義の質は大学教員によってさまざまです。学生に合わせた講義を行う教員もいれば、学生を置いて自分の世界で講義する教員もいます。 大学の本質から言うと大学教員が学生の顔色を伺う必要はないのかもしれませんが、教員を目指すのに必要な知識を身につけるという目的においては、学生のの様子を伺ってほしいと感じる面もありました。
• 研究室・ゼミ

  普通
  研究室による、というのが正直なところです。選択する分野によって研究室の配置方法は様々であり、私が所属した分野では2回生の時に試験で希望分野を選択しました。研究室の分野の説明は上回生に聞いたり、研究室を訪問したりすることで情報を集められます。
• 就職・進学

  良い
  教員になりたい人へのサポートは手厚いです。希望すれば採用試験のセミナーや集中講義、面談などが受けられます。大学側が学生にグループを組ませて、グループで面接の練習をさせたりと士気を高めさせようとする場面もあります。 一般企業への就職を目指す場合のサポートもありますが教員向けのものほどではなく、教員志望者とリズムが全く異なるため士気を高めにくいと言った面もあります。
• アクセス・立地

  良い
  近鉄奈良駅・JR奈良駅からバスで10分ほどです。上り坂の上にありますが、駅からの立地はそれほど悪くないと思います。 大学の周りには飲食店はそれほど多くありませんが、駅の周りに集合して食事をしたりします。
• 施設・設備

  悪い
  全学生が利用する講義棟は比較的綺麗だと思いますが、各分野の施設は古いところが多いです。
• 友人・恋愛

  普通
  まず自分の選択した分野の学生同士で友達になり、次にサークルなどのグループで友達を作ります。大学の規模が小さい上に、教員養成系という性質上ほかの分野の学生とグループで取り組むような授業もあるため、ほかの分野の学生でも友達にはなりやすいです。
• 学生生活

  悪い
  大学の規模が小さいため、サークル活動の幅はそれほど広くありません。しかし最近は自分でサークルを設立する学生もいるため、やる気があれば様々なことに挑戦できます。 教員養成系ならではの、子ども向けの活動をしている団体もあり、大学祭でも子ども向けイベントを取り入れて地域の子ども達が遊びに来たりします。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1～2回生のうちは教養科目や、自分の選択した分野を幅広く学びながら専門分野を絞り、多くの分野が3回生から研究室に入ります。 卒業論文は全ての分野に課されていると思いますが、そのウエイトは分野によってまちまちです。
• 就職先・進学先
  私は大学院に進んだ後、公立校の教員になりました。