学生のやる気がものをいう動物園:名古屋造形大学造形学部造形学科の口コミ

在校生 / 2017年度入学

学生のやる気がものをいう動物園

2020年11月投稿

認証済み

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• 3.0

[講義・授業 2｜ 研究室・ゼミ 3｜ 就職・進学 5｜ アクセス・立地 1｜ 施設・設備 3｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 3]

造形学部造形学科の評価

• 総合評価

  普通
  専門的な知識を得たうえで大卒という称号も取り、就職活動をしたい人にとってはいい環境だと思います。ただ交通の便の悪さだけがかなりネックなところがあるので、その道でガンガン作品を作りたい人や、やりたいことが絶対に揺らがない自信のある人は専門学校に行った方が有意義な時間を過ごせると思います。何をするにも学生に意欲が大事な課題ばかりなので、受け身の体制では就職活動が厳しいものになります。
• 講義・授業

  悪い
  学外講師の方は専門的な知識を有しておりその道に進みたい人に対しては親切に質問にも答えてくれます。座学に関しては真面目にノートをとれば点が取れるものばかりで特に問題はありませんが、講師の方が学生を貶すようなことを言ったりバカにするような態度を取ったり、また自分の自慢話ばかりで授業が進まない回もあり、必修講義以外は自分のためになっているのか疑問です。必修講義でも意見したいのを我慢しながら受けるものもあり、前期と後期で実施されている学生アンケートの内容が反映されているとはとても思えません。
• 研究室・ゼミ

  普通
  今年からコースではなく領域という分野に変わり、２年生や３年生あたりから進みたい分野に絞って授業を受けることになります。映像分野、漫画、アニメーションなどそれぞれの基礎を１年生にやってから選ぶ形なので、苦手なこともあるかもしれません。分野に分かれてからは個人のやる気がものをいう課題ばかりなので、受け身ではなく先生には頼らず自分の意欲がどれだけあるかがカギになります。
• 就職・進学

  良い
  授業で学んだ専門知識を活かして就職活動をする人がほとんどです。最初アニメーターになりたいと思っていた人がゲーム会社に入りたいと思うようになったり、向き不向きからガラッと方向性を変える人もいたり、自分のやりたいことがはっきりしない人は少し苦戦する面もあると思いますが、先生のサポートがとても親切なので会社探しと書類作成に関しては問題ありません。ただ、ポートフォリオだけは今までの自分の頑張りがモロに出るので課題以外でもなにか製作したり、課題をブラッシュアップしたりする必要があります。デッサンやクロッキーはどの業種でも基本的には必須の雰囲気です。
• アクセス・立地

  悪い
  春日井駅、高蔵寺駅、犬山駅からスクールバスが出ていますが、スクールバスの本数は春日井駅に集中しており、他はほぼないものと思ってもいいでしょう。１本でも電車を逃そうものなら遅刻は免れることはできず、春日井駅から登校する人でも普段から早めの行動が習慣づけられないときついです。 森の中のキャンパスで、安い学食と小さいコンビニ、注文もできる画材屋があります。自然の中で制作できる環境なのでコースによっては表現の幅が広がると思います。ATMがないのが学生からの要望に挙がっていますが、人の数が少ないところには置けない決まりらしく毎年却下されています。 こんなに不便なのにも関わらず寮はありません。
• 施設・設備

  普通
  自然の中でのびのびと制作してほしいという意識のもと建てられた大学なだけあり、専門設備は整っていると思います。ただ、金銭面で最新の流行についていくことができず、モーションキャプチャーの機材や声を録るスタジオは未だ導入されていません。 古い建物なのでトイレは清潔感があるとはいえず、夏場は蒸した個室のなかで汗をかき、冬場は枯葉の敷かれたタイルを踏みしめ冷えた便座に臀部が凍りそうになります。
• 友人・恋愛

  普通
  コースにより性格がバラバラで、建築系やジュエリーの分野は騒がしいウェイ系、マンガやイラスト・アニメなどはおとなしく交友関係も狭いイメージです。サークルや部活動は交通の便が悪いのにも関わらず遅くまで活動しているところが多いですが、確実に人脈を広げるいい場所だと思います。学内恋愛をしようものならあっという間に広まり珍動物を見るような目で見られることになるのでおすすめしません。
• 学生生活

  普通
  学校の授業と往復の時間で一日が終わるのでサークルは本当にやりたい人だけの集まりで成立しています。そのためそれぞれの活動はかなりコアなものとなっており、各イベントへの参加や成果物の発表はそこそこの出来です。学校祭では軽音部や演劇部が発表し、毎年芸人や漫画家などを呼んでイベントをします。個人やグループでオリジナルグッズを販売し収益にする人もたくさんいます。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  アニメーションコースでは、１年生はひととおりのソフトの使い方を課題を交えながらゆっくり学びます。2年生ではデッサンが入り、ソフトの使い方についても深みを増したものになります。デッサンでは普段体験することが難しい裸婦クロッキーと裸婦デッサンをすることができます。３年生になるとどの分野に進むか考えながら授業を受けますが、特定の手法やソフトを使った課題（例：Animateを使った１５秒CM作品など）をこなしながらポートフォリオに入れることを考えながら作品を作ることになると思います。４年生ではこれまでの集大成として一つ映像作品を作ることになります。例年３分の映像作品という課題で進めていき、自分の得意分野を活かして完成目指し製作していきます。
• 学科の男女比
  5 : 5
• 就職先・進学先
  決まっていない
• 志望動機
  小学校の頃「うごくメモ帳」というゲームソフトに触れてからアニメーションに興味を持つようになり、その後もずっとアニメやゲームに触れてきたこともあり県内で唯一大学でアニメーションが学べるという造形大を選びました。

感染症対策としてやっていること

2020年前期から今までずっとオンライン授業が実施されています。後期に入ってからは申請すれば施設・アトリエが使えるようになりましたが、スクールバスの本数が大幅にカットされていることもあり大学で授業を受ける人はあまりいません。コースによっては登校しなければいけないところもあるらしく、いずれにせよバラバラに活動しています。登校した人はアルコール消毒と、決まった入り口での検温が義務付けられています。