意欲のある学生にとって最高の環境:公立はこだて未来大学システム情報科学部情報アーキテクチャ学科の口コミ

在校生 / 2024年度入学

意欲のある学生にとって最高の環境

2024年10月投稿

認証済み

• 
• 5.0

[講義・授業 5｜ 研究室・ゼミ 5｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 1｜ 施設・設備 4｜ 友人・恋愛 4｜ 学生生活 3]

システム情報科学部情報アーキテクチャ学科の評価

• 総合評価

  良い
  意欲的､積極的に学びたい学生にとって素晴らしい環境です｡周りに何もないことも､ノイズが少ないと考えれば逆にメリットになるかも｡隔絶されていることで仲間意識も生まれやすいです(近所迷惑の概念もないし)｡
  全体的に自由な学風で､学内や外の敷地内でドローンを飛ばしている人がいたり､セグウェイに乗っている人を見たこともあります｡教授もおおらかな方が多く､学生と積極的に交流してくれる型が多いです｡
• 講義・授業

  良い
  私は1年なので1年の授業を受けての感想になります｡
  理系の大学として､数学系週2-3コマは必修です｡
  高校時代の知識に不安がある人向けに任意で受講できる数1A2B講習が用意されています｡また､研修を受けた先輩と1対1で講義について質問できるメタ学習ラボという制度があり､数学が苦手な人もやる気さえあれば最大限支援が受けられる環境が整っています｡
  また､プログラミングの講義は基礎から行われるため､未経験でもやる気さえあれば安心です｡講義中常駐するTA､先述のメタ学習ラボなどを利用することで､つまずいても困りません｡
  その他の科目も､全体的に教授の質が高く､必然的にクオリティが高いと感じます｡学ぶ気が十分にあれば､ほとんどの講義を充実して受けることができると思います｡
  
  逆に言えば､やる気が無い人､なんとなくで進学してきた人にとっては厳しい講義が多いのかなと思います｡救済措置がない講義が多く､出席さえすれば単位がもらえる科目､いわゆる楽単は少ないです｡多くの講義で積極的参加が求められます｡
• 研究室・ゼミ

  良い
  3年終了時に希望する研究室を提出します｡第数十志望まで書かされるそうなので､多くの研究室のことを知らなければ､下位志望を適当に決めることになります｡
  意欲のある人は3年次までに希望の研究室と繋がりを持ち､希望の研究室に配属される人が多いです｡教授もよく知らない学生より､繋がりのある学生を選びたいはずです｡
  未来大はオープンスペース､オープンマインドを掲げている通り､教授と学生の距離が近いです｡積極的に行動すれば､1年生から教授や研究室と繋がりを持つことができます｡
• 就職・進学

  良い
  IT系の就職は強いです｡IT業界内では未来大の名が知れており､評価も高いと聞きます｡また､多くの先輩方がIT系に進むため､その辺りの情報を仕入れやすいと思います｡函館にはIT系の企業が極めて少ないため､多くの学生が首都圏や札幌で就職します｡
  大学からの就職支援は最低限といった感じです｡頼めば模擬面接などの就職サポートはしてくれます｡ただ大学側からやってくれることは少なく､能動的に情報を集める必要があります｡
• アクセス・立地

  悪い
  とても悪いです｡
  電車はありません｡
  バスは1時間に1本しか来ず､終バスは平日21時､休日20時です｡これを逃せば､歩くか大学で夜を明かすかの2択を迫られます｡研究機関として､夜遅くまで残りづらい環境は問題があると思います｡
  自転車の場合､函館の地形上市街地から大学に向かうまでずーっと緩やかな坂が続くため､じわじわと体力を蝕まれます｡緩やかな坂を数km登り続けた後は､最大斜度15%(推定)の激坂が待ち構えます｡電動自転車か､質の高いクロスバイクを購入することをおすすめします｡
  周辺にはセイコーマート赤川店以外何もありません｡セイコーマート赤川店も最大斜度15%(推定)を下った先にあるため､気軽に行くことはできません｡また､学内にある生協が運営する購買の営業時間は､10:30-18:30です｡幸い一人一カ所ロッカーが貸与されるため､備蓄をおすすめします。
  以上のような状況なため､車の所持率が高いです｡余裕があれば購入を検討すべきです｡余裕がなければ入学までに体力をつけておきましょう｡
• 施設・設備

  良い
  圧倒的な吹き抜け､全面ガラス張りでオープンスペースを体現しています｡ほぼ全ての部屋がガラス張りなため､どの部屋で誰が何をしているのか､どの部屋が開いていて使えるのかすぐに分かります｡
  違う階､違うフロアにいても互いに目を合わせたり､直線的な距離が近ければ会話したりできます｡
  研究室もお腹ほどの高さのパーテーションで仕切られているに過ぎないため､様子を見たり､話しかけてみたりしやすいです｡オープンスペースに身を置かれ､自然とオープンマインドになります｡
  トレーニングジム､シャワー室､コンピュータ室などがあり､どれもきれいで充実しています｡体育会系が少ないからか､体育館は競争率が低いです｡夕方の時間帯でも誰も使っていないケースがあり､その場合は自由に使用できます｡
  
  この建物の最大の欠点は空調です｡圧倒的な吹き抜けすぎて､夏場の冷却は追いついていません｡9月に行われたオープンキャンパスで最も混んでいた場所は､エアコンが効いたレストルームでした｡冬場は経験していませんが､先輩は口を揃えて寒いと言います｡
• 友人・恋愛

  良い
  類は友を呼びます｡やる気に満ちて未来大に来た者には､馬の合う仲間がたくさんできる事でしょう｡
  また､未来大には良い意味で変わった人が多く集まっているため､退屈しないと思います｡
  これは入ってみないと分からないと思いますが､学内が全体的に活き活きしていて全体的にパッションに溢れているというか､希望を持っていて明確な目標がある人が多いように感じます｡
  一方､あまりコミュニケーションが得意ではない人の割合が高いとも感じます｡
  恋愛面は男女比が8:2のため､男性側はやりにくいかなぁ｡女性側の絶対数が少ないからね､
• 学生生活

  普通
  仕方ないのですが､人数が少ないためどうしてもサークルの多様性は小さいです｡情報系､技術系サークルはそれなりに充実しています｡
  ただ､その辺りから外れると一気に選択肢が狭くなります｡人文系､運動系など弱いです｡ガチの運動サークルは少なく(ないかも)､運動不足解消しよう!みたいなコンセプトが多いです｡オタク系も以外にあまり充実しておらず､鉄道系ないですし､アニメ系もないですね｡限られた選択肢から選ぶことにはなりますが､アクティブなサークルが多いのでいろんなサークルの見学に行ってみると良いかもしれません｡
  また､比較的容易に新しいサークルを立ち上げることができます｡おおざっぱに言えば､仲間を数人集めて､担当してくれる教授を1人確保して申請するだけです｡オープンマインドな教授が多いのでかなりハードルが低いと思います｡日々サークルが立ち上がったり､なくなったりしています｡
  
  イベントは文化祭､球技祭など定番どころを抑えてはいます｡他大学と比べて抜きん出たイベントはないですかね｡情報系の大学なので､学内ハッカソンが定期的に開催されています｡

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1年生は学科に配属されず､全員共通の必修科目を学びます｡2年次に4つのコースから1つを選択することになり､そのコースが割り当てられている学科に所属します｡
• 学科の男女比
  8 : 2
• 志望動機
  情報系の学部を探す中で､最も雰囲気が気に入った大学だったから｡
  地方の大学に挑戦したいと思ったから｡
• 就職先・進学先
  IT・通信・インターネット