教員になる覚悟が決まっているなら良い学部:中村学園大学教育学部児童幼児教育学科の口コミ

卒業生 / 2017年度入学

教員になる覚悟が決まっているなら良い学部

2023年09月投稿

• 
• 4.0

[講義・授業 5｜ 研究室・ゼミ -｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 5｜ 施設・設備 4｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 2]

教育学部児童幼児教育学科の評価

• 総合評価

  良い
  どんなに辛いことがあっても教員になる！！耐える！！と決めて入学する人には、サポート体制もしっかりしており、ゼミも10人程度と小規模で、かなり手厚く面倒を見てくれる学部です。しかし、途中から教員の道を諦めると、周りの友人から「あの子、教員採用試験受けないらしい」と噂されます。そのくらい、殆どの人が教員の進路を選ぶ学部です。教育実習受けて決めよう、程度の生半可な覚悟で居たら、クラスで浮いた存在になるかもしれません。しかし、教育学部はそこそこの偏差値で、私大なので育ちの良い子が多く、先生になろうという意欲を持っている人は、基本的に穏やかで優しくて面倒見が良いです。友人関係は恵まれると思います。素敵な学生が多いです。
• 講義・授業

  良い
  教育現場を経験した教授が多く、実践を元にした話をして下さいます。学生時代はピンと来ないことも多かったですが、現場に出てからレジュメを見返すと、そういう事だったのか！もっと聞いておけば良かった！と思うことがあります。
• 就職・進学

  良い
  良くも悪くも、教員を養成するための学部という印象です。教採に向けた面接対策や、学習支援を受けることができます。面接対策には元校長先生なども来て下さります。ただ、教員以外の普通の就活となった時のサポート体制は脆弱です。入学するからには教員になると決意を固めてこないと、独学での就活となるかと思います。
• アクセス・立地

  良い
  最寄り駅は福岡市営地下鉄七隈線別府駅です。以前はJRからのアクセスが弱かったですが、延伸工事によって博多からも1本で行けるようになり、相当便利になりました。別府駅を出たら目の前が大学ですので、アクセスはかなり良いです。周辺に大学生が楽しめるような施設は少ないので、買い物は遊びは天神まで出ることになります。バイトも天神・薬院という人が多かったです。
• 施設・設備

  良い
  施設は私大なので綺麗です。ただ、特にこれが良かった！これが悪かった！という印象もなく、気にならなかったです。男性は、お手洗いが奇数階にしかなかったため苦労されると思います。
• 友人・恋愛

  普通
  教育学部はクラス単位で動くことが多かったため、高校の延長のような形です。仲が良くなりやすかったです。しかし仲が悪くなるとそのまま4年間同じクラスなので、充実する人は充実するし、合う人が居ない人は4年間いません。クラス内で付き合う人も多く、出会いも充実しているとは言えません。
• 学生生活

  悪い
  サークル数は本当に少ないです。イベントも小規模です。学校自体の面積がかなり狭く、グラウンドも1つなので、仕方ないことかもしれません。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1年目は、教育原理、国語科概論など、教育の歴史的なことや、各教科の根本的な学ぶ内容、学ぶ意味などを教えこまれます。2年目から、教科指導法の授業が始まり、学生同士で先生役と生徒役に分かれて模擬授業を行うようになります。3年目は模擬授業だらけです。3年後期に小学校での教育実習があります。附属小がないので、原則自分の母校で実習を受けます。4年目まで模擬授業と採用試験に追われます。採用試験は10月頃に終わるので、その後は卒論です。教育学部に全休はありません。
• 学科の男女比
  4 : 6
• 就職先・進学先
  公的機関・その他
  教員採用試験に合格し、地元で教員になりました。残業150時間、土日は出勤のオーバーワークで、半年で職場で気絶して階段から落ちて死にかけてそのまま辞めました。残業代は1円も出ません。今は公務員試験を受験し直して、別の職場にいます。
• 志望動機
  何かの先生になりたいという夢を小さい頃から持っていました。何になりたいかと思った時に、小学校の先生が自分に1番あっていると思いました。習い事の先生よりも密に関われて、幼稚園よりも心の通った関わりができて、中高よりも長い時間子供と一緒に居れることを魅力に思ったからです。