自由だが、自由には責任が伴う。:【募集停止】大阪市立大学法学部法学科の口コミ

在校生 / 2017年度入学

自由だが、自由には責任が伴う。

2021年02月投稿

認証済み

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• 4.0

[講義・授業 3｜ 研究室・ゼミ 2｜ 就職・進学 3｜ アクセス・立地 3｜ 施設・設備 4｜ 友人・恋愛 4｜ 学生生活 4]

法学部法学科の評価

• 総合評価

  良い
  勉強したい人はもちろんできるし、したくない人もギリギリ(留年する人もいるが)卒業できるのが良い点と言える。
  それ以外の面での学生生活は、個人に依存する部分が大きいので一概に言えないが、少なくとも充実したものにできる程度の基盤はあると思う。
• 講義・授業

  普通
  必修単位が基本的になく、自分の学びたい内容を自由に学ぶことができる点において優れているとは思う。しかしながら、授業における双方向性は一切なく、基本的には教授が話す内容をレジュメにメモしながら聴くというだけのものなので、この点は個人的には不満であった。(法学部は割とどこもそうなのかもしれない)
  なお、講義の難易度は高く、平均点が単位認定基準の60点に満たないものもザラなので、私のように不真面目な学生はかなり苦労することになる。遊びたい学生には他の学部に行くことを強く勧める。
• 研究室・ゼミ

  悪い
  ゼミは基本的に3年生の間に4単位を履修する者が多い。
  私が所属していたゼミはさほど充実していたとは言えず、一部を除いた多くのゼミはただ確実に単位を取るための手段に成り下がっている感が否めない。
• 就職・進学

  普通
  周囲の状況を見ていると、少なくとも学歴という観点から不利益を被ることはほぼないと思われる。ただし、周囲の有名私立大学と比較すると、学生の質はこれと同じもしくはより高いと思われるにもかかわらず、さほどこれらに対する優位性を確立できていないというのが現状ではなかろうか。
  キャリアセンターの強さや、キャリア教育という点ではやはり物足りなさがあるし、有名私立大学のような就活用のプラットフォームが整備されていない点、他学部のようにゼミの縦の繋がりがない点でも、有利な就活をするために大阪市立大学法学部に進学するというのは少々疑問が残る選択肢ではある。
  なお、公務員については、一応、公務員試験対策講座なるものが準備されているが、実際には予備校に通って対策を行う者が多いように感じる。しかし、おそらく関西でも有数の公務員就職率が実績としてあるので、情報収集や周囲のレベルという観点では、悪くない学部なのかもしれない。
• アクセス・立地

  普通
  JR阪和線杉本町駅か、大阪メトロ御堂筋線我孫子駅から通う学生が大半を占める。
  杉本町駅からはほぼ直結の立地であり、文句をつけるのは少々贅沢かもしれないが、やはり関空・紀州路快速が停車しないのは辛い部分である。
• 施設・設備

  良い
  法学部棟は学内でも屈指の規模であり、少々古さは目立つものの概ね満足できる水準だと言って良いと感じる。
  また、図書館である学術情報総合センターは国内でも有数の蔵書数を誇り、基本的に困ることはない。
• 友人・恋愛

  良い
  選ぶサークル・部活に依存するところである。
  私の所属したサークルは学内でも1・2を争う規模の運動会サークルであり、人間関係という観点では大いに充実した学生生活を送ることができた。
  学部においては、法学部の学生のみを対象とする団体が2つあり、このどちらか、あるいは両方に所属している学生は学部内での友人に困ることはほぼない。
• 学生生活

  良い
  サークルについては、必要十分なバラエティと数があり、自分の雰囲気に合うものを選べばとりあえずは問題ないと感じる。
  イベントは、学祭はかなり小規模であるものの、企画も充実し、珍しく酒類も提供されるので、それなりに楽しめるのではなかろうか。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  やはり法学、政治学が基本である。
  その他一般教養や語学の単位数が規定されており、また規定の範囲内で他学部の授業を履修することもできる。
• 学科の男女比
  5 : 5
• 就職先・進学先
  公的機関・その他
  地元の市役所
• 志望動機
  数学が苦手であったため、国公立大学において二次試験に数学を課さない学部学科の中で最もレベルの高いところを探したらここだった。