本気でアーティストになりたい人向けです:女子美術大学芸術学部美術学科の口コミ

在校生 / 2021年度入学

本気でアーティストになりたい人向けです

2024年09月投稿

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• 4.0

[講義・授業 5｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 3｜ アクセス・立地 2｜ 施設・設備 5｜ 友人・恋愛 3｜ 学生生活 5]

芸術学部美術学科の評価

• 総合評価

  良い
  自分の通っている美術学科は、本当に絵を描くこと/作品を作ることが好きな人がいけば天国です。
  逆に、自分はアーティストになる気はなく、ただ楽そうだからこの道に行こっかな～くらいの方は、途中で心が折れて作品作りがつらくなります。少なくとも、就職は厳しいのでデザイン科を検討してください。
• 講義・授業

  良い
  申し込みをした上で、専用の科目を履修すると教員免許や学芸員資格を取ることが可能です。
  また、1・3年次は午後(13:20~)に、2:4年次は午前(8:20~)に必修の実技授業があります。1・2年次は特に、専攻を超え、様々な内容の授業を受け、自分が本当にやりたい美術の形を模索することが可能です。
• 研究室・ゼミ

  良い
  自分の専攻の場合、ゼミは4年次の前期から始まりました。それまではゼミは存在しません。研究室は全学年お世話になりますが、道具や機材を研究室から借りる、もしくは研究室にあるコピー機を無料で使わせてもらう、といった形であり、演習は特にありません。なくてはならない存在であることには変わりありません。
• 就職・進学

  普通
  就活のサポートは特にされません。美術学科の教授や助手さんは、大学院で博士課程を取り、そのまま美大で働くといったことが多く、就活のアドバイスなどはほとんどもらえませんが、逆に言えば大学院に進学を考えている方には手厚いサポートがあります。
  一度企業に就職をしたい場合、教授ではなく学校にあるキャリア支援センターに行くことをおすすめします。
  そのため、就活面では星1つ、進学面では星5つのため中間の星3つにさせていただきました。
• アクセス・立地

  悪い
  最寄駅は小田急線の相模大野駅です。相模大野駅と古淵駅から女子美大行きのバスがあるのでバスに乗るか、自転車で通学されている方もいます。どちらも片道30分ほどかかるのでアクセスは△です。
  バスは基本15～20分に1本来ます。無料ではないため、定期券を購入している方がほとんどです。また、女子美専用のスクールバスはありません。
• 施設・設備

  良い
  施設の新しさは校舎によって差が大きく、なんとも言えません。学食のある2号館や、学生支援センター・キャリア支援センターなどの窓口が多くある1号館は比較的新しく、綺麗です。トイレが綺麗なことが自慢です。
  また、絵の具をつくるための工房があり、実際に油絵の具や岩絵具をつくることができます。図書館には美術関連のさまざまな書籍、絵本・漫画などが置いてあり、暇な時にいくと楽しいです。
• 友人・恋愛

  普通
  学科によって友人のできる数はピンキリです。1専攻の中に10人ほどしかいない専攻から100人越えの専攻まであり、少人数の専攻であればあるほど全員と関わることができますが、逆に100人越えの専攻では、グループができやすく4年間一度も会話したことのない(顔と名前も一致していない)人が大勢いる状態になります。
  完全女子校のため、恋愛についてはほぼ100%できないと考えてもらっていいです。どうしても恋愛したければ、バイト先やプライベートで頑張りましょう。
• 学生生活

  良い
  毎年秋に行われる女子美祭と、夏に行われる女子力展が女子美の目玉です。
  どちらも作品展示や有志のフリーマーケットがあり、生徒の自作グッズが販売されています。女子美のフリマの楽しさはピカイチなので、一度遊びに行くことをオススメします。
  また、生徒としてもそれらのイベントでは参加費を取られることなく出展ができる上、グッズの売り上げに手数料もかからないので100%売り上げを手に入れることができ非常にありがたいです。特に、女子力展は原宿のデザインフェスタギャラリーを8月末～9月はじめの3日間貸し切るのですが、外での展示や販売の経験をしてみたい方は参加してみて損はありません。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  専攻によるためなんとも言えません。
  美術学科洋画専攻での場合、1年次は油絵をはじめとして日本画・版画・モザイク画・立体…様々な素材や描き方に触れることができます。2年次も同様。3年次からは油絵の中でも抽象画・具象画、のように細分化された表現のちがいを学べます。また、立体とインスタレーション(空間を使った表現)なども可能です。
  4年次は3つのゼミに別れています。?平面画?立体物?インスタレーションです。
• 志望動機
  高校の時に油絵に触れて、自分に合っていると感じたため。
  また、洋画に入れば油絵の具だけでなく、アクリル絵の具や水彩絵の具、クレヨンや色鉛筆など色々な画材を研究できると知ったため。