文字通りの意味で、ユニーク！:白百合女子大学人間総合学部児童文化学科の口コミ

在校生 / 2017年度入学

文字通りの意味で、ユニーク！

2017年10月投稿

• 
• 5.0

[講義・授業 5｜ 研究室・ゼミ 5｜ 就職・進学 5｜ アクセス・立地 3｜ 施設・設備 3｜ 友人・恋愛 5｜ 学生生活 3]

人間総合学部児童文化学科の評価

• 総合評価

  良い
  児童文化学科は一言で言えば、ユニークな学科です。
  なぜなら、「これも研究対象になるの！？」と毎回驚く程広い範囲の学問をカバーするからです。
  そして、まず第1に、児童文学や絵本、アニメ、マンガ、キャラクターについて学びたい人にはぴったりの学科です。
  また、絵本を製作したり、童話を書いたりする創作科目も充実していて、絵を描くのが好きな人、お話を書いたり、作ったりするのが好きな人にもおすすめです。
  ただし、児童文学や児童文化を理解するには子どもについても多少なりは学ぶので、「絵本は好きだけど子どもはちょっと苦手！」という人には最初の内はツライかもしれません。
  卒業論文は必修ですが、児童文学と児童文化は勿論、絵本やアニメーションの制作を卒業制作として制作して卒業されていった先輩もいます。
  資格の取得は図書館司書の資格が資格課程を修了すれば取得する事が出来ます。
  しかし、小学校教諭や保育士、幼稚園教諭等の子どもに関する資格は全く取れない訳ではないのですが、時間割の関係で少々厳しいらしいので、教員に興味のある方は初等教育学科を考えてみて下さい。
  これらの事に興味のある人は充実した学生生活を送れます。
• 講義・授業

  良い
  全体的に面白く楽しい授業がたくさんあります。
  白百合では授業の科目を共通科目、学部共通科目、外国語科目、宗教科目、専門科目の5つの科目に分かれているのですが、どれも楽しいものばかりです。
  共通科目は文学部、人間総合学部関係なく個人の関心による科目を履修します。
  学部共通科目では文学部なら文学部、人間総合学部なら人間総合学部のそれぞれの3学科の領域を学び、自分の専門領域のさらなる理解に役立てています。
  外国語科目は人間総合学部では英語は必修ですが、所謂第2外国語はなく、自由選択になっています。
  宗教科目はガッツリ聖書を読み込むとかではなく、聖書の内容を理解して、キリスト教の考えを知りこれからの人生を心穏やかに過ごすのに役立てるという感じで、生徒としては宗教の時間は心の健康を保つ為の心の休養タイムだと思っています。
  また、キリスト教徒じゃない生徒が大半を占めているので安心して下さい。
  専門科目はそれぞれの学科が開講している科目で、児童文化学科はとにかくユニークで面白い授業が多いです。
  
• 研究室・ゼミ

  良い
  まだ1年なので、ゼミついてはよく分からない、というのが正直なところですが、先輩達がとても楽しそうにされているので充実しているのだと思います。
  
• 就職・進学

  良い
  これも1年なので正直分かりませんが、1年の5月くらいに父母参加で聞く就職説明会がありました。
  近年の就職状況が分かり、大変参考になります。
  また、3年次に恐らく強制で夏休みに就活セミナーがあり、講座によっては1.2年も参加出来るので、関心の高い学生は参加しています。
• アクセス・立地

  普通
  最寄り駅は京王線の仙川駅です。新宿から約20分、吉祥寺・三鷹方面からはバスで30分程ですが、周辺環境は人によって感じ方が違うと思います。
  駅前は仙川の商店街で、人通りが多く、正直時間によってはとても歩きにくいです。
  また、白百合に行く途中にはゲームセンターやパチンコ屋があり、バスターミナルの横やキャンパス近くのスーパーの駐車場の横も通るので正直危ないところは多いです。
  駅からも割と遠い方だと思います。
  はっきり言って、遊ぶところは仙川近辺にはありません。
  遊びたい時は新宿まで出るか、調布に行くのだそうです。
  しかし、今年の4月からの京王線のダイヤ改正で区間急行が仙川に止まるようになったので、本当に通学がしやすくなったと、宗教科目の担当の先生が喜んでいました笑
  
• 施設・設備

  普通
  場所によって落差が激しいです。
  きれいなところは本当にきれいなのは良いのですが、主に人間総合学部の人達が使用する校舎は結構ヒドイです。
  トイレは殆ど和式だし、床のタイルの色はもはや何色か分かりません。あと、全体的に暗い感じがします。教室内もきれいな方はホワイトボードですが、こちらは黒板です。
  あと、白百合にはエスカレーターというものは存在しません。全て階段です。
  エレベーターは1番大きな校舎に１つだけあり、よくマスール(シスターのこと)が待っているのを見かけます笑
  購買はアミカピアというお店があるのみです。
  お弁当、カップ麺、お菓子、文房具、本などを売っていて、お昼は大混雑します。
  食堂はカフェテリアとステラマリスの2つがあり、カフェテリアは洋食やドリンク中心、ステラマリスは和食の定食中心です。
  また、発達心理学科の実験室や初等教育学科の学生に向けたピアノ練習室もあるようです。
• 友人・恋愛

  良い
  元々白百合自体が小規模大学なので、おのずと1学科の人数も少ないです。
  なので、その気があれば学科全員と友達になれる事も夢じゃないかもしれません。
  参考までに今年の児童文化学科は1年のみで、60人程度だったと記憶しています。
  恋愛はそもそも女子大なので、あまり縁がありません。
  よく巷のサイトでは合コンで人気だとか言われていますが、それは極一部の派手な人達の事で、大抵の人はというか、普通の人が普通に学生生活を送っていれば合コンに行く事はまずないと思います。
  また、外部サークルに入るのが禁止されていますが、正式な部活が他大学との協力で運営しているので、入る部活によっては他大学にも友達が出来ます。
• 学生生活

  普通
  白百合にはサークルはありません。全てが部活かボランティア団体です。
  人気な部活としては文化系なら放送研究会、運動系ならラクロス部だと思います。
  放送研究会はアナウンサーやCA志望の学生も多く、実際にその夢を叶えた人もいるらしいです。
  ラクロス部はいつの時間帯に学校に行っても練習しているので、すごいなぁと思っています。
  また、キリスト教系の大学だからか、ボランティア団体が充実しています。
  全体的に和気藹々とした部活やボランティア団体が多いようです。

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  1年次では児童文学や児童文化の基礎、日本の児童文学史を必修で学びます。
  2年次は基礎演習という科目で論文の書き方などを学びつつ、西洋の児童文学史を必修で学んでいます。
  3年次は必修科目はなく、比較的自由に学び、4年次は私の記憶が正しければ1万字の卒業論文が必修です。
• 就職先・進学先
  まだ具体的な進路は決まっていませんが、今のところはゲーム会社に勤めたいと考えています。