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鍼灸師になる方法、仕事内容、必要な資格、年収等を解説!
2022年03月01日はじめに
この記事では鍼灸師について網羅的にご紹介いたします。詳細な情報に関しましては記事を分けて掲載していますので、是非そちらをご覧ください。
目次
鍼灸師とは
鍼灸師とは
鍼灸師とは鍼(はり)と灸(きゅう)の両方を使用して治療を行う医療従事者です。東洋医療の専門家ともいえるでしょう。「鍼灸師」と言われてはいますが、実際には「鍼灸師」という国家資格は存在せず、「はり師」と「きゅう師」という2つの国家資格の保有者を指して「鍼灸師」と呼んでいます。
鍼灸師の仕事内容
鍼灸師は、手術や薬等による治療ではなく、鍼と灸で全身にあるツボや筋肉に刺激を与え、病気の予防や改善をはかる、自然回復力や免疫力を高める治療を行います。薬や手術等による治療よりも身体への負担が少なく、女性、子ども、お年寄り、ドーピング検査等が懸念されるスポーツ選手など、老若男女問わずに施術が可能です。鍼灸師として働く上で、精神的かつ肉体的に大変なことも多い分、広い分野にわたるサービス利用者の生活改善に貢献でき、日々の感謝の言葉を直接聞くことができるなどの大きなやりがいがある仕事といえます。
鍼灸師の給料
鍼灸師の平均年収
厚生労働省によって調査された令和2年における鍼灸師の平均年収は約426万円といわています。ちなみに、鍼灸師の月給平均は29.6万円、ボーナス平均は70.8万円程度が相場となっています。また、歩合制を取り組んでいる職場が多く、固定給に加えて治療に応じた歩合給が支給される等、一日に施術した患者数や売り上げの数字によって評価が厳しく変わってくることが基本です。
他の業種より高い?低い?
国税庁によって調査された令和2年分民間給与実態統計調査によると日本の全業種の平均年収はおよそ433万円になっています。つまり、約7万円の誤差はありますが、鍼灸師の平均年収はほぼ平均的であるといえます。しかし、世間では「鍼灸師の給料は低い」と認識されているようです。その理由は鍼灸師は国家資格を取得することで活躍できる専門職であり、個人のスキルや経験、雇用形態など様々な条件によって年収が大幅に変わってくるからです。実際、鍼灸師の年収幅は300〜700万円と範囲が広くなっており、最初はあまり高い給料を期待することは難しいといえます。しかし、技術を高め、キャリアアップしていくことで給料を上げていくことができるでしょう。
鍼灸師の資格を取るメリット
鍼灸師になれる
鍼灸師になるためには「はり師国家資格」「きゅう師国家資格」の両方を取ることが絶対条件です。ですので、資格を取る一番のメリットは鍼灸師になることができるという点です。鍼灸師は病院で手術を行う医師とは違い、患者さんの体にメスを入れる必要がなく、患者さんの体にあまり負担をかけずに手助けができます。また、手術を受ける体力が十分にない女性や高齢者、そして子供にも治療ができるため、多くの人々を救うことができます。また、鍼灸師は独立開業をする権利もありますので、キャリアにとって大きなメリットといえるでしょう。
一生モノの国家資格
鍼灸師は国家資格です。国によって認められたものであるため、日本全国でどこでも通用し、自身の知識や技能を示すことができます。また一度取得してしまえば資格自体を失うことは一生ありません。したがって、転職や出産・育休を経ての復職なども比較的容易にできるでしょう。
幅広い選択肢
鍼灸師には、施術の対象となる患者さんや領域が広範囲におよぶため、様々な選択肢を持つことができます。薬を使わない鍼灸は、ドーピング検査等を考慮した治療が必要なスポーツ選手によいと注目されています。近年では美容鍼灸も注目されています。そのため鍼灸師は、エステ業界でも重宝されはじめています。身体に負担が少ないことから、子どもからお年寄りまで施術が可能であるため、児童施設から介護施設など様々な場所で働くことができるのです。
鍼灸師の現状と将来性
鍼灸師の現状課題
鍼灸師の課題は2つあります。第1に、新人の鍼灸師を養成する仕組みや勤め先が不十分であることです。鍼灸師の数は、年々、増加傾向にあります。しかし問題は、そうした新人の鍼灸師を育成するシステムや場所が少ないということです。第2に地域によっては鍼灸院が供給過多になる可能性があることです。灸院の数が極端に増えることで、地域によっては、患者さんの数に対して鍼灸院が多く、患者さんの取り合いになる、といったケースもあるようです。鍼灸の需要が高まりつつあることは事実でしょうが、それにふさわしい仕組みや供給体制が整っていないとも考えられます。
鍼灸師の将来性
鍼灸師の課題としてご紹介したように、仕組みの改善を進めていく必要はありますが、鍼灸師の需要は増加傾向にあると言えるでしょう。というのは、近年、鍼灸が様々な分野で注目されているからです。例えば、美容業界では、顔や頭皮に鍼を施すことで肌の調子を整える施術、スポーツ業界では薬を使用せず、ドーピング検査などに影響を与えない治療として重宝され始めています。また、女性の鍼灸師が活躍する場が増えるともいわれています。その理由として、先ほどもご紹介したように、美容業界での需要の高まりが挙げられます。鍼灸が美容によい、とされるようになったことで、「美容鍼」と呼ばれる施術が注目されています。また、鍼灸は身体に触れる施術です。そのため、同性の施術師の方が安心、リラックスできる、という女性は多いようです。妊娠や月経など、女性特有の身体の悩みなどを相談しやすい、といったことも挙げられます。以上のような理由を踏まえ、様々な領域で注目されつつある鍼灸師は今後ますます需要が高まっていくと予想されます。
鍼灸師になるには
鍼灸師は医療・リハビリの分野における国家資格です。鍼灸師になるには「はり師」と「きゅう師」の2つの国家試験に合格し、2つの国家資格を取得する必要があります。そして、その「はり師」「きゅう師」の2つの国家試験を受験するためには鍼灸師養成校に3年以上通い、必要な知識や技能を修得しなければなりません。養成校の種類は専門学校と大学の2種類があり、全国におよそ90校あります。
「はり師」と「きゅう師」の国家試験は毎年2月下旬の同じ日に実施されます。ですので、受験生は養成校の最終学年の2月までに必要な単位数を取得し、卒業内定をもらってから国家試験に挑みます。そして、試験の合格を確認し、卒業と同時に鍼灸師の資格を取得できます。ただし、鍼灸師になるためには「はり師」と「きゅう師」の両方の国家試験に合格する必要がありますので、どちらか一方でも不合格になってしまった場合は鍼灸師を名乗ることはできません。
・国家試験概要
はり師、きゅう師の国家試験は毎年2月下旬の同日に行われます。2022度の試験は2月27日に実施されます。試験内容は、共通科目として医学概論をはじめとする、解剖学、リハビリテーション医学、臨床医学各論、東洋医学概論などの12科目が実施され、はり師試験には「はり理論」きゅう師試験には「きゅう理論」が実施されます。同時に受験する場合には、共通している科目は一方の試験が免除されます。 筆記試験のみで、4択のマークシート形式です。開催地は、北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県と限られた場所のみになります。受験手数料は14,400円となっております。2つの試験を同時に受験する場合は、28,800円となります。2021年度に実施された「はり師国家試験」の合格率は70.0%、「きゅう師国家試験」の合格率は72.2%でした。例年の合格率もおよそ70%を超えている年が多いです。しかし、10を超える試験科目の多さ等を考えると、決して簡単な試験とは言えません。その他の国家資格試験と同様に、しっかりとした準備が必要になる試験と言えるでしょう。
専門学校を選ぶ際の重要な軸
自分が将来成りたい鍼灸師になるためには、それに適した専門学校に通う必要があります。その自分に適した専門学校を選ぶためには、2つの重要な軸に沿って検討するのがよいでしょう。
他の資格を同時取得できるかどうか
鍼灸師を目指せる専門学校を選ぶうえで重要な軸は、鍼灸師国家資格以外に、他の資格も同時取得できるかどうかです。鍼灸師の国家資格だけで勝負するよりも、他の国家資格であるあん摩マッサージ指圧師や柔道整復師、そして民間資格であるアスレティックトレーナなどを併せて取得し、自分の施術の幅を広げることで、将来的にも有利になるといえるでしょう。同時取得といっても、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、これら4つの資格取得のために勉強する内容には重なる部分もありますので、必要以上に難しくとらえる必要はないでしょう。したがって、はり師、きゅう師の国家試験と同時に取得を目指したい資格のカリキュラムが設置されている専門学校を選ぶことが重要といえます。
将来関わりたい分野を現場で学べるかどうか
鍼灸師は様々な分野とつながっており、鍼灸師の活躍の場は多岐にわたっています。ですので、鍼灸師の資格を取得すれば、どこの分野で働くのかを決める必要があります。そして、それは皆さんの志向によって決まります。今から目指したい分野がある方は、その分野に特化した実技授業や臨床実習が多く組まれている専門学校を選ぶことが重要です。それと同時にその学校の就職実績をチェックすることも忘れないでください。特定の分野に特化した学校にはその分野の人や企業との強いコネクションがあることが多いです。そうした学校を選ぶことで、自分が将来関わりたい分野への就職が有利になるかもしれません。
当記事に記載の数値や事実等に関しては、下記サイトの情報を基に作成しております
- 厚生労働省令和2年賃金構造基本統計調査
- https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/172
- 厚生労働省職業情報提供サイト
- https://shigoto.mhlw.go.jp/User
- 国税庁民間給与実態統計調査
- https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/002.pdf
実際に働いている人の口コミをチェックしよう!
実際に働いている人の口コミを参考に、どんな仕事なのかイメージをつけましょう!
鍼灸師の満足度
各項目(仕事内容・ワークライフバランス・年収・仕事の将来性・女性の働きやすさ)の合計点数の平均をとった点数です
鍼灸師の 口コミ一覧
全22件
東京都の30代前半女性
正社員 / 2,000万円以上 / 大学院卒
就職先:施術院(マッサージ院・鍼灸院・整骨院・鍼灸院)
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仕事内容 (満足度3)
困っている悩んでいる方々の力になれ、治療を受けた方々が治ったり良くなってありがとうと言ってくれたりすると、やりがいを感じる。
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ワークライフバランス (満足度3)
わたしは、自由にやすんで、やりたい時に仕事をするスタイルを貫いているので、問題はない。
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年収 (満足度3)
やればやっただけ収入は増えるが、基本的には鍼灸師の給料は低い方だと思う。鍼灸師になるために費やす費用を鍼灸師になってから回収するのは結構大変
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仕事の将来性 (満足度3)
あまり知られてはいないが、社会的には、医療従事者として重要な役割を果たしているとおもう。
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女性の働きやすさ (満足度4)
女性の為の治療もあるくらいなので、女性の働きやすさは良い方だと思うが、妊娠出産などはどの仕事においても大変だと思う
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なぜその仕事に就いたのか
大学進学の際に専攻を選択するのに医療系に進むと決めていたので、医療大学を選択し、学部や学科を選択する際にオープンキャンパスに参加し、楽しそうだと感じたからその仕事を志そうと決めた。
徳島県の40代男性
正社員 / 250万円以上~300万円未満 / 高卒
就職先:施術院(マッサージ院・鍼灸院・整骨院・鍼灸院)
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仕事内容 (満足度4)
習っている治療法が、上手い具合に結果が出ており、仕事のやりがいがある。また、施術を受けた人が、喜んでくれ次に新しい人を紹介してくれるから
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ワークライフバランス (満足度4)
自分で休みを決めて、やる事が出来るから。たまに休みの日に出勤して施術しなければいけない時もあるため
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年収 (満足度3)
そんなに年収が良い方でも無く悪い方でもない。けど、もう少し頑張って年収を上げたいかなって思う
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仕事の将来性 (満足度2)
あんまり業界自体が先すぼみになって来ているし、廃業していっている先輩達も多々いるため
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なぜその仕事に就いたのか
スポーツをしていてよく故障をしており整骨院に通っていて、そこの院長先生に相談し鍼灸マッサージ師の学校へ進んだ
兵庫県の20代後半女性
正社員 / 250万円以上~300万円未満 / 専門学校卒
就職先:施術院(マッサージ院・鍼灸院・整骨院・鍼灸院)
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仕事内容 (満足度4)
女性疾患に対しての鍼灸治療の可能性に最近は特に注目されており、活躍の場が広がっているので。ただまだ男性鍼灸師が大きく、女性疾患の有用性の認知が低いです。
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ワークライフバランス (満足度4)
そこそこに休みも取りやすいと思います。患者さんに事前に休むことを告げていればいいと思いますが、アフターケアをしっかりとしておいた方がいいと思います。
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年収 (満足度4)
そこそこ治療科としての腕が上がってきたならかなり稼げる鍼灸師になると思います。ですが、鍼灸師とさして大成できずに終わってしまう人も多々あります。
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仕事の将来性 (満足度4)
最近鍼灸治療の有用性がかなり注目され、メディアにもよく取り上げられるようになりました。なので今後鍼灸師が活躍する場は増えると思われます。
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女性の働きやすさ (満足度4)
女性疾患の鍼灸治療はやはり女性がいいという方が多いので、女性が活躍する場は比例して増えていると思われます。
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どのように専門学校を選んだか
しっかりと勉強できて資格を確実に取れるところに決めていました。3年で技術も学べて、学科的な知識も得られるところも注目して探していました。
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なぜその仕事に就いたのか
母が私が子供の頃から鍼灸を受けていて、それをそばで見ていて「何故針とお灸で人間の体はここまで変わるのだろうか?」ということをで興味を持ち、鍼灸師になりました。
神奈川県の40代男性
業務委託契約の事業主 / 500万円以上~550万円未満 / 大学卒
就職先:施術院(マッサージ院・鍼灸院・整骨院・鍼灸院)
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仕事内容 (満足度5)
人のためになることをしたかったからやりたいことと出来ていることが重なってやりがいを感じている
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ワークライフバランス (満足度3)
休みが欲しいが自営業の場合は有給がないので、休んだ分収入は減ってしまい休めないで居る
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年収 (満足度1)
将来不安な経済状況で安定した収入とは言えないのでこの先安定して収入を得られるかは常に不安に感じている。
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仕事の将来性 (満足度3)
コロナ禍で追い討ちとなりどうすれば良いかわからない。 経営能力をもっと身につけてやっていきたい
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なぜその仕事に就いたのか
学生時代に興味を持ち、たずさわっている間に進路を決めた。専門学校に行き、資格を取りたかったから決めた。
和歌山県の40代男性
業務委託契約の事業主 / 950万円以上~1,000万円未満 / 専門学校卒
就職先:施術院(マッサージ院・鍼灸院・整骨院・鍼灸院)
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仕事内容 (満足度5)
患者さんから直接フィードバックがあるので、次回からどう活かすかが自分で考え行動に移せるところが良い。 自身の体調管理がとても大切である。
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ワークライフバランス (満足度4)
自分の実力をあげたいので、ワークライフバランスなどは考えていない。 仕事が私の生きがいなので、ワークライフバランスという考え方がない。
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年収 (満足度4)
良くも悪くも、患者さん、社会からの期待・役割・責任の結果が年収につながっているのでわかりやすい。 今に不満であれば、自分の実力を高めるのみである。
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仕事の将来性 (満足度5)
人ではないとできない仕事だと思う。なので、将来は明るいと考えている。自身で常に改善を繰り返し、成長していくことが必須である。
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どのように専門学校を選んだか
なるべく自宅から近いところを選んだ。 将来の目的・目標は決めていたので、その目的・目標に最も達成しやすいと思ったところに進学を決めた。
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なぜその仕事に就いたのか
直接、人と接する仕事を選ぶと決めていた。 仕事は、その人ではないとできない仕事じゃないと、社会から必要とされなくなる。 そのため、必要かそうではないかが直接実感できる仕事で将来、人ではないとできない仕事を選んだ
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