圧倒的な実習時間の中で、さまざまなデータと経験を得る

• 理念・制度
  本校は実習重視のカリキュラムを展開しています。実習の時間と品目数が多いぶん、材料費も含めたくさんのコストがかかります。要は「実習量」と「学費」は完全に比例しています。しかしこれは「将来のための投資」。現場と変わらぬ設備環境を整え、つくった経験や身につけた技術によって「どこよりも即戦力として使える人材になってもらう」ために必要なもの、と考えていただければ幸いです。
• 理念・制度
  パンを極める職人を育てるために、パンだけを専門的に学び、授業時間の多くを繰り返しつくる実習に充て、徹底的に基礎を身体に覚えこませていきます。パンづくりは、麦の種類や粉の挽き方、季節によって、味も仕上がりも異なるデリケートなもの。実習ではさまざまな条件でパンをつくり、たくさんの失敗を経験しながら、自分で考え、悩み、またつくる。この圧倒的な実習量こそ、真摯にパンと向き合う姿勢と絶対的な自信を育む理由です。
• 実習
  東京製菓学校では、あらゆる現場に対応できる即戦力のパン職人を育てるために、実際の仕事に役立つ技術と知識をしっかりと修得できるカリキュラムを用意しています。約６００種類のレシピをつくる圧倒的な実習時間を費やし技術を磨きながらも、個性を活かせるパンづくりを実現する感性を磨くために、流行や消費者ニーズを学んだり、他分野の技術や発想に触れるなど、キャパシティを広げるさまざまな授業が体験できます。
• カリキュラム
  ２年次には、ドイツへの研修旅行が必須カリキュラムとして設定されています。約１週間の滞在で、製パン学校でマイスターによる授業を受講できたり、現地のパン屋さんや道具街を巡ります。本場の技術に触れ、ドイツの食文化に深く根付いているパンの価値を自分の目で直接確かめながら、国際的な視野で、パンの文化を理解する教養を身に付けます。
• カリキュラム
  今では日本でも多くの店が導入し、パンづくりに必要不可欠な存在となっている「石窯」。本学科では、スペイン窯やフランス窯といった薪を熱源としたヨーロッパの現場で使われる本格的な「石窯」を完備。日本の製菓製パン専門学校では類を見ない設備です。他にも野外教育施設であります箱根セミナーハウスに歴史的・文化価値のあるポンペイ式石窯も設置しており、即戦力として活躍できる高いスキルが身につけられる環境です。