自身の書道を基礎から再構築できた。:岐阜女子大学文化創造学部文化創造学科の口コミ

卒業生 / 2014年度入学

自身の書道を基礎から再構築できた。

2014年11月投稿

• 
• 4.0

[講義・授業 4｜ 研究室・ゼミ 4｜ 就職・進学 4｜ アクセス・立地 1｜ 施設・設備 1｜ 友人・恋愛 4｜ 学生生活 -]

文化創造学部文化創造学科の評価

• 総合評価

  良い
  素晴らしい書道の先生方がいらっしゃるので、初心者から経験者まで4年間でしっかり基礎を身につけ、自身の書道を極めることができます。また大学が小学生、中学生、高校生を対象とした書道展を毎年主催しており、これから書の道を歩んでいくかも知れない子供たちとも関わることができます。しかし、大学の立地があまり良くない為か大学行きのバスは極端に本数が少なく、また大学周辺がほとんど田んぼの為に稲の成長に影響を与えぬよう街灯がほとんどないので、女子生徒が通うには少々不安が大きいです。その点を除けば、大学の規模が比較的小さいので生徒一人一人をしっかり見てもらうことができるとても良い大学だと思います。
• 講義・授業

  良い
  専門的な分野をより専門的に掘り下げて学ぶ事ができます。書道コースに関しては書道界では有名な素晴らしい先生方が教授として授業をして下さるので技術を向上させるにはもってこいだと思います。
• 研究室・ゼミ

  良い
  書道コースは漢字、仮名、篆刻、水墨画など様々な先生方がゼミを持っているのですが、一学年の人数が20人前後と大変少人数なので、かなり濃い内容の研究をすることができます。
• 就職・進学

  良い
  大学自体には強いネームバリュー等はあまりないですが、書道の技術をそのままいかすことのできる小中高の書道教師。死ぬまで続けることが可能な書道教室の開校。書道用品店への就職など。様々な道があります。当然全員が全員書道に関係のある仕事につくことは難しいですが、その他の職業に就いても書道というのは一生続けていける素晴らしい日本の文化です。人生をきちんと長い目でみて、定年後に書道の仕事ができるように。と、通う生徒もいました。
• アクセス・立地

  悪い
  大変山奥です。総合評価の欄に書きましたがアクセスに関してだけは、全くおすすめできません。立地は仕方ないとして交通の便はもう少し整えないと、女性が通うには大変過ぎると思います。ちなみに私は名古屋から片道2時間で通っていたのですが、冬場に5限まで授業がある日は18時に授業が終わり、大学からのバスが18時30分。授業の片付けをしたり教授に質問をしたりしてそのバスを逃してしまうと次のバスは19時50分になるまでやってこないので、日によっては雪の中バス停で延々待ち続け、帰宅が23時近くなることも多くありました。
• 施設・設備

  悪い
  健康栄養科という栄養管理士を育てる学科の教室等は新しくきれいなのですが、その他の教室、特に書道コースの教室は夏は猛暑で冬は極寒、セキュリティも特になく、山奥ということも手伝って虫がたくさんいます。
• 友人・恋愛

  良い
  基本的には私の通っていた書道コースには小学生の頃から書道を続けている人が非常に多く在席していました。岐阜県はもちろん愛知、三重、静岡、富山、福岡、熊本からの生徒もおり各地から様々な展覧会入賞経験者達が集まって来るので先輩後輩同級生全員がよきライバルとなります。もちろんプライベートが充実している生徒も多くおり、人数が少ないので結束力はとても強いです。仲間同士高め合って支え合いながら過ごせます。女子大なので当然校内で恋愛はできません(笑)

その他アンケートの回答

• 学科で学ぶ内容
  書道の基礎から。技術はもちろんたくさんの知識、歴史を学べます。
• 所属研究室・ゼミ名
  岡田研究室
• 所属研究室・ゼミの概要
  漢字作品、その歴史についての研究。私は中国の墓誌銘が大好きでその中でも特に好きな作品3点の関連性について研究した。
• 就職先・進学先
  一般事務、その後専業主婦
• 就職先・進学先を選んだ理由
  就職難で書道を仕事にできなかった。少しでも字に関われる事務職に就職した。結婚後は自宅で毎日筆をとっている。
• 志望動機
  とにかく書道が好きで学びたかった。将来書道教室を開くという夢の為に少しでも技術を向上させたかった。
• 利用した入試形式
  AO入試
• 利用した予備校・家庭教師
  特にありません
• どのような入試対策をしていたか
  古典作品の臨書を何百枚も練習した。色々な動物の毛の筆を試してみた。